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庄司卓完全攻略ブログ

作家庄司卓のブログです。
スケジュールは毎月一日に掲載。アクセスカウンターは2010年1月1日より集計。

F1 メキシコGP

2017年11月04日 23時59分43秒 | F1
祝! ハミルトンV4達成。これで来シーズンもカーナンバー1はお預けですね(;´Д`)。カーナンバー選択制になってから、一度も前年度チャンピオンのカーナンバー1にはお目にかかっておりませんな。これならもうカーナンバー1は永久欠番にしてもいいんじゃないですかね(;´Д`)。

もっとも今年度の総合優勝を決めたとはいえ、今回のハミルトンはポールも取れず、またオープニングラップでベッテルと接触。大きく順位を落して最終的には1周遅れの9位フィニッシュと、ワールドチャンピオンを決めるには今ひとつの成績でしたねえ。
相手がポイントを取れずにリタイアしてもワールドチャンピオンを決めた例は過去にもあったはずですが、周回遅れフィニッシュで決定というのも、いささか締まらない展開でした(^^;。

しかしまぁそれもベッテルとの接触があったからで、それも元を正せばサマーブレイク明けから、結果的にはフェラーリが妙にフェルスタッペンを意識し始めたからのように思えます。考えてみればフェラーリが流れを失ったシンガポールGPでも、ハミルトンよりフェルスタッペンを意識しての自滅。今回も二番グリッドからスタートのフェルスタッペンに、ポールのベッテルが先に行かれて焦ったようにも思えます。
来シーズン以降、マシンやPUに大きな問題がなければ、間違いなくフェルスタッペンはワールドチャンピオン争いに絡んでくるでしょうけど、今フェラーリが争っているのはメルセデスのハミルトン。そういう戦略的な視点が今シーズンのフェラーリには欠けていましたねえ。まあシューマッハが離脱した後、ずっとそうだとも言えますが(^^;。

これで残りはブラジル、アブダビの二戦のみ。今回クビアトがシートを失いましたが、中盤以下のチーム所属のドライバーは、来シーズンへの生き残りに向けて待ったなしの季節になってきましたな。

F1 アメリカGP

2017年10月27日 23時47分33秒 | F1
さて今回のアメリカGP。中継開始時間がいつもよりも早く、何をやるのかと思ったら、アメリカGP用に派手なセレモニーを用意していたんですな。まるでWWEみたいなドライバー入場。下位はチームごとでしたが、上位はドライバー単独。ドライバーの名前も呼び上げられましたが、笑ったのはやはり「ダニール"トーピード(魚雷)"クビアト」(^^;。ロシアントーピードはFIA公認か(^^;。
リバティメディアの傘下に入ってから、F1はショーアップ化が進んでいますが、こういうお国柄が出た分かり易い方向性も良いですな。
その決勝前のセレモニーでハミルトンと相対したベッテルが、スタートをきれいに決めてポールからスタートのハミルトンを躱してトップに。おお、これは面白くなるかなと思ったのですが、6周目には早々とハミルトンがベッテルを抜き返してトップへ返り咲き。後はハミルトンがじわじわと差を広げてそのままフィニッシュ。ベッテルは二位がやっとで、ここでドライバーズチャンピオンが決まることは阻止したものの、結果的にハミルトンの差は開くことに。ライコネンは終盤に16番手スタートのフェルスタッペンに追い上げられ、表彰台を逃したかと思いきや、そのフェルスタッペンにはコースを外れてパスしたとしてペナルティ。最終的にはライコネンが三位を守った形になり表彰台へ。もっともフェルスタッペンはこの裁定には不満たらたらのようですなあ。ファンによるドライバーズオブデイにも選ばれましたし、いささか厳しい裁定という気はします。

最後にはインタビュアーとして登場した陸上男子100メートルのチャンピオン、ウサイン・ボルトとハミルトンのダブルライトニングポーズで締め。
ショーアップされたセレモニーもさることながら、レースもオーバーテイクが頻繁に見られて、なかなか面白いGPでした。

さて残りはあと三戦。次戦でベッテルが優勝しても、ハミルトンが五位ならばその時点でハミルトンのドライバーズチャンピオン決定となります。トラブルが無ければ、ハミルトンの五位以上は余裕という事で、これは次戦メキシコで決定ですかね。

F1 日本GP

2017年10月15日 23時57分27秒 | F1
いやまぁ、フェラーリはいい加減、レース開始直前にカウル開けるのを止めてくれませんかね(;´Д`)。登校してから宿題を始める中高生じゃ有るまいし(;´Д`)。
そんなわけで今回も決勝スタート直前にベッテルのマシンにトラブル。何でもスパークプラグの問題だそうで、スタートまでの短時間では治すことが出来ず、そのまま見切り発車(;´Д`)。この辺も宿題を忘れた中高生状態(;´Д`)。取り敢えず白紙が残ったままで提出して、何も言われなければ結果オーライ。しかし世の中そんなうまい話があるわけでもなく。ベッテルはレース開始早々4周目にリタイア。こうなるとポールポジションからスタートのハミルトンが断然有利。レッドブルのフェルスタッペン、リカルドを従えてそのままフィニッシュ。もっとも終盤、ハミルトンのマシンにもバイブレーションがあったそうですが、二番手のフェルスタッペンを寄せ付けませんでした。
もともとメンタル面の脆さや、無理をしても意味がないところで無理をする傾向のあったハミルトンですが、去年ロズベルグにチャンピオンを奪われ、そして今シーズンそのロズベルグが引退したこともあり、確かに一皮剥けた印象はあります。もっともそれも今シーズン、チームメイトのボッタスがサポートに専念しているという事情もあるのでしょうね。来シーズン、ボッタスがライバルとなってきたら、どうなるのか。その辺でレーシングドライバーとしてのハミルトンの真価が問われそうです。
そんなわけですっかり来シーズンのお話になってしまいましたが(^^;、それくらい今回のベッテルのノーポイントリタイアは痛いですねえ。これでハミルトンとベッテルの差は59点。残り四戦となり、仮にベッテル二戦連続優勝、ハミルトン二戦連続ノーポイントでもまだ逆転できない状況になってしまいました。
もちろん何が起きるか分かりませんが、ベッテルの逆転総合優勝はかなり厳しくなりましたねえ。シーズン序盤から時々ポカのあったフェラーリですが、サマーブレイク明けはもうがたがたですねえ(;´Д`)。
次戦、USAGPでハミルトンの総合優勝が決まってしまいそうです。

さて今回、日本GPという事で今年のインディ500チャンピオンの佐藤琢磨が、表彰台インタビュアーとして登場したのは盛り上がりましたね。
特に沸かせてくれたのは、琢磨が付けてきたチャンピオンリングに興味津々のハミルトン(^^;。しまいには琢磨から借りて自分で填めて見せたり。ポールポジション記録を塗り替えて、セナのヘルメットをプレゼントされた時の喜びようといい、どうにもハミルトンはこういう実物攻撃に弱いですね(^^;。
そういえばセナのヘルメット。予選終了時に渡されたのはレプリカで、後日、本物が届けられたそうですが、ひょっとして琢磨も借りパクされないように、レプリカのチャンプリング付けてきたんですかねえ(^^;。

F1 マレーシアGP

2017年10月05日 18時54分17秒 | F1
マレーシアGPも今年で終了。最後のセパンを制したのは、今シーズンはリタイアが多くて安定しなかったフェルスタッペン。ここまでリタイア七回はアロンソとタイですが、一方、リタイアしてない時は毎回ポイント取ってるんですな。三振かホームランかとまではいかないまでも、三振かヒットか、そして今回は見事にホームランでした。

そして前回チーム史上初の一周目で二台ともリタイアという不名誉な記録を残したフェラーリですが、今回も散々でまったくいいところなし。FP3はフェラーリの1、2でしたが、なまじFPで調子がいいと予選、決勝とミソが着くのが最近のフェラーリ。案の定、FP3の後、トラブルが生じたベッテルのPUを載せ替えようとするも結局はQ3ではタイムを出せないまま敗退で最後尾スタート。チームメイトのライコネンは、ポールのハミルトンに続いて二番グリッドを獲得するも、スタート直前にまたもやPUに変調(;´Д`)。メカニックの作業も間に合わず、なんとライコネンは走らずにしてリタイア(;´Д`)。

決勝レースの方は、序盤の四周目でDRSを使いターン1でトップを走っていたハミルトンを抜き、あとは一気にチェッカーまで走りきりました。ハミルトンは今シーズン、不利な状況では無理をしてトップ狙いにはいかない傾向があるのですが、今回もフェルスタッペンとは勝負には行かず、ポジションキープに専念して二位フィニッシュ。とはいえ途中、結構フェルスタッペンとの差が開いたのも事実で、ちょっとこの辺は気になりますな。
三位はリカルド。予選では三番手グリッドのフェルスタッペンに続く四番手でしたが、三番グリッドはちょうどその日が誕生日だったフェルスタッペンへの「バースデープレゼント」だそうで(^^;。さすがは現F1界随一のナイスガイ、リカルドです。まあ三番手グリッドはプレゼントでも、今回の優勝そのものは確実にフェルスタッペンの実力ですな。
そして最後尾スタートのベッテルは猛追を見せ四位フィニッシュ。ハミルトンが優勝できなかったこともあり、最低限の結果は残したとは思いますが、よもやチェッカーを受けた後にあんなトラブルが待っているとは(;´Д`)。
チェッカー後のクールダウン走行中のベッテルが、なんとストロールと接触。リアタイヤがマシンの上に乗り上げるという、なんか変形途中のトランスフォーマーみたいな有様に(;´Д`)。チェッカー後にこんな大きなクラッシュがあったのは、私もちょっと記憶にありません。
ギアボックスにもダメージがあったようで、これで次戦でギアボックス交換でグリッド降格ペナルティだったら踏んだり蹴ったりと思っていましたが、幸いそれは免れたようです。
しかしまぁここまで来ると正直ちょっと笑いが出てしまいますねえ。フェラーリのドタバタ。メルセデスもこのところ今ひとつぴりっとしない感じですが、フェラーリがこのざまでは到底逆転総合優勝は難しそうです。

ホンダとの契約解除が決まったマクラーレンホンダですが、バンドーンが七位完走と自己ベストタイの結果。これは素直に評価してもいいですね。来シーズンが楽しみですが、チームを移る度にババを引いていたアロンソがどうなるかも気になります(^^;。
移籍はしないまでもそのまま在籍、それでもアロンソのジンクス発動でマクラーレンルノーが低迷して、バンドーンがあおりを食らわなければいいのですが(^^;。さすがにそれはちょっと気が早いか(^^;。

そんなわけで次戦はいよいよ鈴鹿。今年でまた「マクラーレンホンダ」も見納めです。あとは天候が気がかりですね。アジアラウンドはここまで天候に恵まれていませんからねえ。

F1 シンガポールGP

2017年09月24日 23時01分38秒 | F1
……の前に( =゚ω゚)ノ。
結局、ホンダはマクラーレンと決裂。2018年度からはトロロッソと組むことに決定と相成りましたな。マクラーレンはルノーPUを採用。懸案となっていたトロロッソのギアボックスは、今シーズンでレッドブルが使用しているものを改造して使うとも言われてますね。
さらには2019年度からはレッドブルもホンダPUにという噂もあります。
常に勝利が求められたマクラーレンとは違い、トロロッソで一年じっくりと熟成するのも手ではありますが、さてどうなりますか。
またこれまで移籍する度に、ババを引いていた下げドラ(^^;アロンソ。今回は移籍ではなく、また来年の動向についても確定しておりませんが、こちらもどうなりますかねえ。
しかしあれだ。未勝利のままマクラーレンとホンダが提携解消となると、マクラーレンホンダ復活のニュースリリースと重なって、自身のモナコ初優勝のニュースが霞んでしまったニコ・ロズベルグがいささか不憫です(^^;。これはひょっとてメジャーリーグの「ベーブ・ルースの呪い」、日本プロ野球の「カーネル・サンダースの呪い」的な、「ニコ・ロズベルグの呪い」なのか(笑)。

さてシンガポールGP。ポールがベッテル、レッドブルのフェルスタッペン、リカルドを挟んで、四番手にライコネン。そしてその後ろにハミルトン、ボッタスと並ぶグリッド順。
シンガポールはフェラーリ有利。そして今シーズンのハミルトンは、不利なコースでは無理をせずポジションキープを狙っていく傾向があるので、これは面白くなりそうだと思っていた決勝。
マリーナベイは結構な雨足。公道コースのナイトレースでしかもウェットコンディションという例は、ちょっと記憶にありませんね。特にマリーナベイは落ち葉がコース上に紛れることもあり、それを踏むと大変なことに。
これはディレイスタートか、セーフティーカー先導かなと思っていたら、予定通りスタンディングスタートに。
結局これが運命の分かれ道でしたねえ(;´Д`)。
スタート直後、フェルスタッペンを牽制したベッテル。フェルスタッペンはライコネンにも挟まれて、そのまま接触。ライコネンはさらに何とベッテルと接触。さらにフェルスタッペンは、スタートの良さが徒になった(;´Д`)アロンソと接触。
こう書いていても、一瞬で何が起きたのかよく分からない有様でした。
結局、ライコネン、フェルスタッペンはターン1でリタイア。ベッテルもターン3でスピンしてリタイア。進行方向と逆向きになっているベッテルの車載カメラを見た時は、さすがに何が起きたのかと思いました(;´Д`)。
長いF1、そしてフェラーリの歴史でも、オープニングラップで全滅というのは初めての不名誉な記録だそうで。
これはベッテル、ライコネンがフェルスタッペンを気にしすぎましたかね。これまでに色々と大暴れしているフェルスタッペン。予選後のインタビューでも、ハミルトンが「マックスが何かやってくれることに期待してるよ」と冗談交じりに言ってましたが、まさかこんな結果になるとは。まあレッドブルを完全に押さえ込めば、この状況で今シーズンのハミルトンは無理をしないだろう。1、2も狙えるはずと見たフェラーリの皮算用が完全に空振りに終わりましたな。

こうなると結局、レースはハミルトンのもの。雨も上がりはじめ、コンディションも変わりましたが、その辺は充分な実績もあります。二時間レースとなりそのまま逃げ切り優勝。二位にはしぶとくリカルド。三位ボッタス。荒れたレースだけあって、四位にはサインツ。そしてシート喪失が噂されるパーマーも意地の六位。クラッシュの影響で早々にリタイアしたアロンソに代わり、バンドーンも自己最高位の七位フィニッシュと、この辺は新鮮な顔ぶれでした。

これでハミルトン、ベッテルのポイント差は28。ハミルトンノーポイント、ベッテル優勝でもひっくり返らない差になりましたねえ。
今回のようなドタバタをやっている限り、フェラーリの逆転は難しそうです。

F1 イタリアGP

2017年09月09日 23時17分48秒 | F1
さて、今年のイタリアGP。予選はなんと雨。雨の少ないモンツァですが、雨のイタリアGPといえば2008年、当時トロロッソ所属だったベッテルが初優勝した時を思い出します。もっとも今年は決勝になると嘘のように晴れ上がりましたが(^^;。しかし雨で順延に次ぐ順延で、結局、予選の方が決勝より長かったとか(;´Д`)。しかも今回はグリッド降格ペナルティの大盤振る舞いで、下位には降格されたマシンがずらりと並ぶ有様(;´Д`)。二時間半も中断したのは何だったのかと(;´Д`)。ハミルトンがシューマッハの記録を塗り替える、69回目のポール獲得も何か盛り上がりませんでしたねえ(;´Д`)。
そんなわけでポールはハミルトンだったのですが、何と二番グリッドにはストロール、そして三番グリッドにはオコンという珍しい順番。ボッタスはその後塵を拝し、地元フェラーリ勢はそのさらにしたという有様。

そんなわけで晴天の決勝でしたが、何しろ超高速サーキット。天候さえ良ければメルセデスの独壇場です。結局、ポールから逃げ切りフィニッシュ。今シーズンは連勝したドライバーがいなかったのですが、今シーズン初の連勝です。これはかなりハミルトンに流れが来てますかね。地元フェラーリファンからのブーイングにも涼しい顔だったのもむべなるかな。
その地元フェラーリですがベッテルは三位がやっとで、ライコネンもマシンバランスに苦しみ五位。その間に入ったのはグリッド16番手から猛追したリカルド。いや、もうさすがリカルド。さすリカ。惜しいところで表彰台を逃しましたが、今回一番目立ったのは確かでしたね。
スタート早々やらかすんじゃないか(;´Д`)と危惧していたストロールは七位、オコンも六位とフィニッシュ。やはりオコンはペレスと絡まなければ出来る子(^^;ですね。もっともこうなるとペレスも焦るでしょうし、それがどういう結果になるのかちょっと心配です。

ヨーロッパラウンド最後にベッテルを逆転三点差で総合トップに立ったハミルトン。次はいよいよアジア上陸のシンガポールGP。ここでもハミルトンが勝てば一気に突っ走ってしまいそうな気配になってきましたねえ。

それはそうとホンダはどうするんだ(;´Д`)。

F1 ベルギーGP

2017年09月02日 20時28分15秒 | F1
みんな大好き、スパフランコルシャン( =゚ω゚)ノ(←挨拶)。

さてサマーブレイクも終わり、ドライバー、ファンも好きなサーキットとして挙げる筆頭のおなじみスパフランコルシャンでのベルギーGP。
しかし連戦となると感想を書くだけでも大変なのに、実際に出場するドライバー、チームの苦労は想像を絶しますな(;´Д`)。

山間部をジェットコースターのように走るスパといえば、変わりやすい天候スパウェザーがおなじみですが、今回はスパウェザーさんは仕事せず。良好な天候でのレースとなりました。そうなると強いのがメルセデス。フリー走行では好調だったフェラーリ、特にライコネンは予選からマシンバランスに苦しみ、ベッテルが追いすがる形になりましたが、予選でもハミルトンにポールを許して、決勝でも常に先行される形に。唯一のチャンスらしいチャンスが、終盤セーフティーカー明けのリスタート。ベッテルはハミルトンに迫るも、本人曰く「ぎりぎりで緩めてしまった」事もあり、追い抜くには至らず。その後、ベッテルはファステストラップを記録するものの、ハミルトンを抜くには至らず、結局そのままフィニッシュ。これで総合ポイントリーダーのベッテルと二位ハミルトンの差は7ポイント。次戦(といってもすでに開幕してますが)イタリアGPで、ハミルトン一位ならベッテルは三位でも順位が逆転しますな。

問題はそのセーフティーカー導入の切っ掛けになったフォースインディア同士、ペレス、オコンのチームメイトクラッシュ。結果的にはペナルティ無しでしたが、この二人はそろそろ何とかしないといけないでしょう(;´Д`)。今回はパーツが派手に飛び散ったうえに、タイヤも外れて転がるという有様。一つ間違えば他のマシンやマーシャル、最悪、観客にも被害が及んだ可能性もあります。
チームはこれから二人をフリーで競わせないと言っているようですが、もうちょっと根本的な解決策が必要かも知れませんねえ(;´Д`)。

F1 ハンガリーGP

2017年08月07日 23時58分42秒 | F1
夏休み直前のGPだからというわけでもなかったのですが、妙に細々としたトラブルが多かったですねえ。それが逆にレースを盛り上げてくれたのですが。
予選結果はベッテルPP、ライコネン二番手というフェラーリの1、2。ハミルトンはタイヤのバブレーションが出たとかで四番手グリッドからスタートという事に。
決勝でもメルセデスにトラブル発生。なんとテレメタリーのサーバーが一時ダウン(;´Д`)。もっともイギリスのファクトリーとは繋がっていたそうで、ドライバーとエンジニアの連絡はイギリスのファクトリーを介して行ったそうで。無線は通じてもさすがに細かい指示は後手に回ったようですな。
一方、フェラーリの方も盤石とは言えず、ベッテルにはステアリングが左に取られるという謎のトラブルが発生。珍しいトラブルが共に上位陣を襲うというこれまた珍しい展開。
ポールからスタートしたベッテルは逃げつつもペースを上げることが出来ない状態。二番手のライコネンは盛んに自分の方がペースが速いとポジションアップを願い出るも、ベッテル優先のチームはこれを拒絶。一方のメルセデスは、ボッタスのピット作業でのミスやオーバーランがあった事もあり、「フェラーリを抜けなければ終盤でポジションを戻す」という前提でハミルトンを先に行かせる事を決断。最終的にはライコネンがハミルトンを押さえ込んだ事もありベッテルが優勝。ボッタスは終盤にはハミルトンと10秒近く離されていたのですが、ハミルトンは律儀に(^^;約束を守り、ファイナルラップにボッタスにポジションを譲り、三位ボッタス、四位ハミルトンという結果に。まあハミルトンも大人になったというか(^^;、それでも相手がロズベルグだったらどうなっていたのかとは思いますが(^^;。まあロズベルグだったら、まずポジションを譲る事はないでしょうけど。

今回、マクラーレンホンダはアロンソが六位、バンドーン十位と二台完走でポイントゲット。特にアロンソはファステストラップを記録と気を吐きました。
逆に悪い意味で目立ったのがフェルスタッペン(;´Д`)。スタートでチームメイトのリカルドを押し出し、そのままリタイアさせてしまうことに(;´Д`)。あの温厚なリカルドが珍しく激怒する程でした。最終的には五位フィニッシュだったフェルスタッペンですが、どうにもこういう乱暴なドライビングが目立つのはいけませんねえ。

さて夏休み明けの次は、みんな大好きスパ・フランコルシャン( =゚ω゚)ノ。
ザウバーとの提携がご破算になったホンダ(;´Д`)とか、シートが怪しくなってきたドライバーもおりますが、果たして夏休み明けには何か動きがあるかな。

F1 イギリスGP

2017年07月22日 23時41分01秒 | F1
いやあ、今シーズンはここまで何度か流れ流れと言ってきましたが、今回はその流れを感じざる得ない展開でしたなあ。
母国グランプリのハミルトン。二戦連続で表彰台を逃していたハミルトンはイギリスでのイベントをキャンセルしてまでこのGPに臨み、その意気込みのままポールポジションを獲得。予選二番手はライコネン、三番手はベッテルとフェラーリ勢が後に続くグリッドに。
決勝ではハミルトンが綺麗にスタートを決めたのに対して、ベッテルはスタート失敗と対照的な結果。ベッテルは先行されたフェルスタッペン、そしてギアボックス交換で5グリッド降格9番手スタートのボッタスにも迫られて、ハミルトンを追うどころではない守勢の展開に。
ライコネンはハミルトンに続く二番手を走行していましたが、レース終盤フェラーリにまさかのアクシデント。
まず二番手走行中のライコネンがタイヤバースト。そのままピットイン。その直後に今度は何とベッテルもタイヤバーストが。中盤の淡々とした展開が嘘のような終盤。四番手走行中だったベッテルはなんと残り一周を残してピットイン。ライコネンは何とか三位表彰台を確保したものの、ベッテルは終わってみれば七位フィニッシュ。一方のハミルトンは楽々フィニッシュと三戦振りの優勝。

いやあまさかフェラーリが最終盤に二台連続でタイヤバーストで緊急ピットインとは(;´Д`)。
ライコネンに異常が出た時点でベッテルにも同じ現象が起きると想定しておくべきでしたが、もっとも二周しか余裕がない。残り3周となると、やはり楽観論が首をもたげてしまうか(;´Д`)。まあその辺がフェラーリと言ってしまえば、それまでなのですが(;´Д`)。
ベッテルはスローパンクチャー、ライコネンは原因不明なもののタイヤにダメージを受けていたとか。もっともこれは中盤でフェルスタッペン、ボッタスと激しく争った為でもありますねえ。レースだから当然とはいうものの、スタートを綺麗に決めて先行したハミルトンは終始丁寧なドライビングで、タイヤにも無理をさせずに走り切れましたからねえ。

さてこれで総合一位ベッテルと二位ハミルトンの差はわずか1ポイント。ちょうどシーズンの折り返し地点を迎えて、再びイーブンに戻った感じです。
もっともハミルトンが負ける時は、こう言っては何ですが納得の負け。対してフェラーリのベッテルが負ける時は、ミスが重なった結果というパターンが多いように思います。こうなるとメルセデスハミルトンとフェラーリベッテルの差は、1ポイント差以上の重みを感じますねえ。
まさに流れが完全にメルセデスとなった感じです。

マクラーレンホンダは予選Q1終了間際にアタック。Q1開始直後は強かった雨足も急速に回復していたこともあり、なんとトップタイムをマークと気を吐きました。もっともエレメント交換ペナルティで30グリッド降格が決まっていたんですけどね(;´Д`)。

それはさておき前回も大暴れだったロシアントーピード、クビアト。今回はなんとスタート直後にチームメイトのサインツjrと接触。サインツjrはそのままリタイアしたものの、クビアトは何とかコースに復帰して15位完走。いやまぁレースアクシデントとはいえ、サインツjrもこれは釈然としないでしょうねえ(;´Д`)。今シーズン、中盤勢はチームメイト同士で絡むことが多いのが気になりますね。

F1 オーストリアGP

2017年07月14日 23時59分06秒 | F1
今回はボッタスのミラクルスタートで決まってしまった感じですねえ。ベッテルがフライングスタートじゃないかと抗議、審議もされたものの結局はお咎め無し。ハミルトンがギアボックス交換ペナルティで八番手スタートだったこともあり、ポールからスタートしたボッタスが結局そのまま逃げ切ってしまいました。
ベッテルは終盤猛烈な追い上げを見せるものの、結局、二位フィニッシュ。本人も「あと一周有れば」と言ってましたが、今回も優勝を逃すことに。ドライバーズチャンピオンを争うライバルであるハミルトンも結局、表彰台には届かず。三位はリカルドで、今回もシューイが振る舞われる事に(^^;。

さてこれでボッタスは今季二勝目。ベッテルは総合一位を守ったものの、二位ハミルトンは20ポイント差、そして三位ボッタスとは35ポイント差。これはかなり詰ってきましたねえ。さらに総合四位のリカルドとは64ポイント差。残りレースを考えるとこの辺までは可能性有りと考えても良いでしょう。
シーズン序盤はベッテル対ハミルトンと思ったのですが、ここ二戦ハミルトンが表彰台を逃してるのがやはり気になりますな。ベッテルも表彰台には乗ってる物の、三戦連続で優勝は無しともつれてきた原因はこの辺りか。
まあ見ている方としては、面白いシーズンになってきました。

マクラーレンホンダはアロンソがオープニングラップでクビアトにぶつけられてリタイア(;´Д`)。久々に猛威を揮ったロシアントーピードに被害を被ってしまいました(;´Д`)。バンドーンはポイント圏内には届かない物の12位で完走。

さて次回は連戦でイギリスGP。ボッタスがこの調子を維持できるのか。それとも地元開催となるハミルトンが巻き返すのかが注目ですな。

F1 アゼルバイジャンGP

2017年07月02日 23時58分25秒 | F1
さてヨーロッパGP改め、今期からアゼルバイジャンGPとなったバクー公道レース。去年はサポートレースとフリー走行、予選と大荒れだったので、決勝はどうなる事かと思っていたら、至って平穏なレースで拍子抜けした覚えがあります。
そのフラグを一年遅れで取り戻そうしたのか、今回は赤旗中断もあるなど大荒れのレースでしたねえ(;´Д`)。
ハミルトンのヘッドレストが外れそうになったり、赤旗中断中に指定の場所以外で作業を行ってペナルティを食らうライコネンとペレスがペナルティと滅多に見られないシチュエーションもありました。ライコネンは赤旗中断直前にフロアを傷めてリタイアを決めていたものの、赤旗中断中にクルーの懸命の作業で復帰したのですが、その後結局リタイア。本人は「1レースで二回リタイア」と自虐してますが、序盤にはボッタスとも接触してますし、そもそもフロアを傷めた原因はフォースインディアの同士討ちが原因。まさに踏んだり蹴ったりでしたねえ(;´Д`)。
そんなわけで何やら雲行きが怪しくなってきたフェラーリ。このレース最大の見せ場(悪い意味で(;´Д`))は、セーフティーカー導入中、コーナー明けでトップのハミルトンにベッテルが接触。これをベッテルは「ハミルトンがブレーキテストした」と激怒。速度を上げて横に並び、抗議中に二人のマシンが接触。これが故意か偶然かは本人しか分かりませんが、無理に横に並び、その場で抗議しようとしなければ何も起きなかったわけで、ベッテルにはレース中にペナルティの裁定が下され、次回のレースでもさらに出場停止を含む厳しいペナルティが科されそうです。また累積警告も溜まってきたので、ベッテルにとってはまさに「短気は損気」でしたねえ(;´Д`)。ハミルトンもヘッドレストのトラブルなどで想定外のピット作業もあったので、ベッテルとしては勝てるレースだったはずなのですが。
モナコのチームオーダー疑惑以降、何か流れが変わったんじゃないかと思えたのですが、結果論ですがやはりフェラーリは乗りきれなくなっているようです。

荒れたレースを制したのは予選十番手からスタートしたレッドブルのリカルド。赤旗中断後のリスタートが素晴らしかったですな。
二位はファイナルラップでポジションアップを果たしたボッタス。そしてそのボッタスに抜かれたものの、なんとウィリアムズの新人ランス・ストロールが三位表彰台へ。ペイドライバーでもあり、正直あまり良い評判は無かったのですが、前回地元カナダで初ポイントを上げて調子に乗ってきましたかね。このまま勢いで行くかどうか、注目です。

荒れたレースの締めはすっかりおなじみになってしまったリカルド表彰台で振る舞われるシューイ(;´Д`)でした。

さてそんなわけで今回の勝者はフェラーリでもメルセデスでもなくレッドブル。そしてリカルドは今期四人目のウィナーであり、連勝がないのも続いており、ドライバーズチャンピオン争いはなかなか混沌としてきました。まあここ数年はメルセデス内だけの争いだったので、見ている方としては面白い展開になってきましたね。

なんか色々と噂が飛び交ってるマクラーレンホンダですが、アロンソが九位完走で今季初ポイント2を獲得。まあ一気に流れが取り戻せるわけでもないでしょうが、少しは希望がもてる……のかな(^^;。

この所チームメイト同士のトラブルが続き、すっかりチームの空気が最悪です状態(推測だがほぼ確実)になってるフォースインディアも気になりますねえ。

F1 カナダGP

2017年06月16日 23時18分40秒 | F1
流れが向いてきた時は、それに乗ればいい。なまじそこでどん欲に上を狙おうとすると、むしろ流れを逃してしまうかも知れない。
なんて事はよく麻雀マンガで言われますが、今回のフェラーリを見ていてそんな事を思い出しました。
モナコでは確かにフェラーリに流れが来ていた。果たしてそこでチームオーダー発動でベッテルを先に行かせたのは正解だったのかどうか。確かにあのままライコネンがトップを守り切れたかどうか、あるいはあのままでも最終的にフェラーリ1、2になったかどうかは分かりません。ただもしかしたら流れが来ていたのはフェラーリではなく、ライコネンというドライバー個人だったのかも知れません。もしかしたらフェラーリは折角来ていた流れを自ら断ち切ってしまったのかもとも思います
まあどこぞのピンク髪の巨乳美少女雀士なら「そんなオカルトあり得ません」とか言いそうですが(^^;。
メカニカルだけではなく、F1はフィジカル、そしてメンタルも重要。そしてそれはドライバーだけではなくチーム全員も同様ですからねえ。

そんなわけでカナダは完全にメルセデスの独壇場。モナコの借りを返してきましたな。特にハミルトンは前回は何だったのかというくらい絶好調。今期はいい時と悪い時の差が極端ですが、これはいい時の方へシフトしてくると、また独走しそうです。
ベッテルは好スタートを決めたフェルスタッペンと接触。マシンにダメージを受けて大きく順位を落すことに。最終的には三位のリカルドには及ばず四位でフィニッシュ。ハミルトンが優勝したことで、ノーポイントだったら総合順位で並ばれる所でしたが、なんとかポイントリーダーは確保。しかしライコネンも七位フィニッシュでフェラーリは表彰台を逃すことに。前述のように何かここでシーズンの流れを失ったような気もしますねえ(;´Д`)。まあまだ三分の一なのでどうなるかは分かりません。

しかし今回はレース以外でも色々と見所がありました。
まずは予選直後にアイルトン・セナのポールポジション記録に並んだハミルトンにセナのヘルメットがサプライズプレゼント。サプライズプレゼントに手にしたものを取り落とすなんて人は、リアルでは初めてみました(^^;。その後のハミルトンはまるでクリスマスプレゼントを貰った子供のよう(^^;。待ちきれない様子でケースを開けてヘルメットにキス。もっともその時はヘルメットはレプリカで、本物はあとから贈られるそうですが(^^;。隣で見ていたベッテルの羨ましそうな視線も印象ぶかかったですね(^^;。
さらには決勝後。表彰台はハミルトン、ボッタス。そしてリカルド。
そしてインタビュアーは『スタートレック ネクストジェネレーション』のピカード艦長、『X-メン』のプロフェッサーXで有名な俳優のパトリック・スチュワート氏。
ハミルトン、ボッタスの後にインタビューを受けるリカルドには、すでにF1ではおなじみになったシューイ(履いていたシューズにシャンパンを流し込んで飲む、オーストラリアの風習(;´Д`))コールが。さらにはピカード艦長ことスチュワート氏もシューイを所望Σ( ̄□ ̄;;;)!!
リカルドから渡されたシューイを飲み干しましたΣ( ̄□ ̄;;;)!!
さすがピカード艦長orプロフェッサーX!
俺たちに出来ない事を平然とやる、そこに痺れる憧れるー!!

え~~と……。それでマクラーレンホンダは、インディから戻ってきたアロンソは終盤リタイアながらも完走扱いの最下位16位。バンドーンは14位と相変わらずいいところなし。
マクラーレンチーム内やアロンソからも公然と不満が出てきてますが、果たして今後どうなるか(;´Д`)。 

終盤チームオーダーを無視したフォースインディアのペレスとオコンもどうなるか気になりますな。

F1 モナコGP

2017年06月03日 23時42分38秒 | F1
さて、モナコGPの直後に開催されたインディ500マイルでは佐藤琢磨が優勝したのですが、こちらのモナコGPで日本人ドライバーが優勝するのはまだまだ先になりそうですねえ。モナコは抜けないので予選で前に行くしかない。それには予選で早いクルマに乗るしかない。実質チャンスがあるのはせいぜいセカンドロー。その四つのシートは、世界中からF1チャンピオンを目指すドライバーが狙っているわけですからね。あとは雨天にワンチャンスを狙うしかないのですが、それにしてもある程度は勝てるマシンに乗っていなければなlませんからね。佐藤琢磨は以前にもインディでファイナルラップまで二番手に付けており、クラッシュでリタイアという経験がありましたが、F1モナコGPでは日本人ドライバーは表彰台を争った事すらないですからね。
しかし琢磨が優勝したこの前のインディ。仕方のないことかも知れませんが、終盤の実況は琢磨とベテランでインディ優勝経験のあるカストロネベスばかりに集中しており、フルコースコーション明けにはトップだったチルトンにも少しは触れてやれよとも思いました(^^;。

さて、のっけから脱線してしまいましたが、今年のモナコ。予選ではライコネンがポールポジション、ベッテル二番手とフェラーリ1、2。そして決勝もフェラーリの1、2とまさにイタリアンレッドに染まったGP……でしたが、普段にもまして浮かない顔のライコネン(;´Д`)。優勝はベッテル、二位はライコネン。ポールからスタートしたライコネンでしたが、トップを順調に走行中、ベッテルよりも早くタイヤ交換の為ピットへ。その間、ベッテルは猛プッシュをかけてトップへ。マージンを築いてライコネンの前へ出ると、自らのタイヤ交換後もポジションキープ。そのままフィニッシュ。
ええ、なんというか、ここしばらく「フェラーリは先に動くと負ける」ジンクスがあったのですが、今回はフェラーリとしては負けなかったものの、トップにいたライコネンは果たして先にピットに入る必要があったのかどうかという……。
案の定、パドックやファンの間でも、あれはチームオーダーなのか、ライコネンは承知していたのか否かと話題になってますな。
もっともベッテルが猛アタックを掛けて最終的に三位になったリカルド以下も引き離したのは事実で、果たしてライコネンをそのまま行かせていたら、さてどうなったのか……。なんでもそうですが、タラレバは禁物ですからねえ(;´Д`)。
いずれにせよいつもに増して仏頂面のライコネン。そういえばここ数年モナコは、リカルドやハミルトンなど、表彰台には乗ったが釈然としない顔のドライバーというパターンが多いですね。
今回、インタビュアーは前年度チャンピオンのニコ・ロズベルグでしたが、ライコネンへのインタビューの後「気持ちは分かるよ」と声を掛けていたのが印象的でした。ニコもメルセデス時代には、ハミルトンとのチームオーダーがよく話題になりましたからね。
今回、そのハミルトンは全く存在感ないまま七位フィニッシュ。もっとも本人はメカニックから今回は10位に入れば御の字と言われていたそうで、七位という結果を前向きに受け止めて次戦に頭を切り換えてるそうで。それにしても今期のハミルトンはいい時と悪い時、というか存在感ない時の差が極端ですねえ。
これでポイントリーダーベッテルとハミルトンの差は25ポイントになりましたな。

さてアロンソがインディ挑戦中だったマクラーレンホンダ。
バトン、バンドーンと二台揃ってQ3進出したものの、決勝では両者リタイアという結果に。
特にバトンはさすがに勘が鈍っていたのか、ウェーレインに横から突っ込み、マシンは横転。コクピットのウェーレインはマシンとウォールに挟まれるというひやりとするクラッシュを演じてしまいました。
幸い、ウェーレインにもバトンにも大きな怪我はなかったそうですが、バトンはペナルティ。もっともペナルティはドライバーに下されたもので、スポット参戦のバトンは次戦参戦は未定。空ペナルティになりそうです。
次戦はアロンソが戻ってきますが……来ますよね(^^;? どうなりますかねえ。

F1 スペインGP

2017年05月18日 23時33分03秒 | F1
さて、F1サーカスはヨーロッパラウンドへ。ここから本番といっていいでしょう。その第一戦スペインGP。優勝したのは、前回ロシアGPで「走っていたの?」というくらい影の薄かったハミルトンでした。さすがに二戦連続で存在なしに終わることはありませんでしたな。
スタートでうまくベッテルにかわされて、ポールから二番手にダウンしたものの、勝負の綾はチームメイトの存在。フェラーリはスペインに入ってから好調だったライコネンがフェルスタッペンと接触。両者一周目でリタイア。一方、ハミルトンのチームメイトであるボッタスは順調に周回を重ねる事に。チームメイトの支援が受けられないベッテルは一対二の不利な戦いを強いられてしまいましたねえ。ほぼこれで今回の勝負は決まったようなものでした。これで焦ったのかフェラーリは14周目に早めのピットイン。アンダーカット狙いだったのでしょうが、どうにもここ数年フェラーリが先に動くという負けるというジンクスがまたもや発動(;´Д`)。
ハミルトンがピットインした後、コース上トップで周回するボッタスは二番手走行のベッテルの頭を抑えることに専念。二回目のピットアウト直後に一度はハミルトンの前に立ったベッテルですが、ポジションをキープすることは出来ず、ハミルトンのラッキーナンバーでもある44周目にはコース上でパスされて二番手へ。ソフトだったハミルトンのタイヤが持つかどうかが不安要素でしたが、何とか最後まで走りきりトップチェッカー。二位はベッテル。三位はリカルド。チームプレイに徹したボッタスは古いパワーユニットを使っていたこともあってトラブルでリタイア。しかし今回の殊勲賞ですな。

しかしまぁ今回、コース上よりも目立ったのは、フェラーリファンの号泣坊や(^^;。フェラーリのキャップをかぶって両親と共に観客席で応援するも、スタート早々のライコネンリタイアを見て号泣・゚・(ノД`)・゚・。それを見ていたフェラーリチームがパドックへ招待。ライコネンと記念写真を撮るというF1ファンにしてみれば夢のようなイベントに。
泣いてフェラーリのパドックへ入って、ライコネンと写真が撮れるなら俺だって泣くわヽ(`Д´)ノ !
世界中のF1ファンの心が一つになったかも知れません(^^;。
バーニーからリバティメディアになりファンサービスに力を入れるようになったF1ですが、これもその影響なのかも知れませんね。今回から予選後にコース上でドライバーインタビューを行うようになりましたし、こういうのは良い傾向ですな。

次回はいよいよ世界三大レースの一つモナコGP。しかしアロンソは三大レースのもう一つ、インディに参戦するため欠席(;´Д`)。今回はQ3まで進出、七番手グリッドを獲得するも、ほぼポイント争いに絡めないまま12位フィニッシュ。色々とフラストレーションがたまってきているようなアロンソ。果たしてちゃんとマクラーレンに戻ってきてくれるのか(;´Д`)。
まあモナコでは久々のバトンにも注目しましょう。

F1 ロシアGP

2017年05月09日 23時43分06秒 | F1
予選でフェラーリがベッテル、ライコネンの1、2でフロントロー独占と来た時には、おおッ(゚∀゚)!!! と盛り上がったものですが……(;´Д`)。
決勝ではプーチン大統領登場が一番盛り上がった感じです(;´Д`)。

もっともまったく見所がなかったわけではありません。なんといってもボッタス初優勝!
もう81戦目でウィリアムズ時代から戦闘力のないマシンで上位に食い込んでいたので、メルセデスに移籍した今シーズンはいずれ優勝するだろうと、良い意味で新鮮な驚きは無かったのですが四戦目で三人目のウィナー。これは面白くなりそうです。

フロントローのフェラーリ勢はスタートで一気にボッタスにパスされてしまい、結局はこれが全てでしたねえ(;´Д`)。追いすがるベッテルも結局ボッタスを抜くことは出来ず。しかしベッテル二位、ライコネン三位で久々にフェラーリ勢が二人揃って表彰台に乗れました。
……あれ、誰かいない(;´Д`)?
というわけで今回、恐ろしく存在感がなかったハミルトン。なんかオーバーヒートの問題を抱えていたそうですが、結局、優勝争いに絡むことが出来ないまま四位フィニッシュ。うーん、最後まで走りきったのに、ここまで存在感のないハミルトンも珍しい。
さすがにこれが次戦以降も続くことはないでしょうが、何レースか同じような結果になると、ますますドライバーズチャンピオン争いが分からなくなりますね。

まあスタートできなかったアロンソのマクラーレンホンダよりははるかにマシですが(;´Д`)。アロンソはなんとフォーメーションラップの最中にトラブルでリタイア。バンドーンは14位フィニッシュなれどポイント争いには絡めず。アロンソはフラストレーションがそろそろ限界になりそうですねえ(;´Д`)。インディで憂さ晴らしをしてきますかね。
レッドブルもリカルドが早々にリタイア。フェルスタッペンが五位フィニッシュしましたが、この辺ももうちょっと優勝争いに絡んで欲しいところですな。

さて次戦はアロンソの母国スペイン。残念ながら今のマクラーレンホンダでは、余り期待できそうにないのが残念ですねえ。