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Premiership





チェルシー、ユナイテッドと引き分ける

Manchester United 1 - 1 Chelsea
16:00, Sunday, 26th November 2006
Venue: Old Trafford
Barclays Premiership Week 13th

Manchester United (4-4-2)
Van der Sar;
Neville (c), Ferdinand, Vidic, Heinze;
Ronaldo (Fletcher 80), Carrick, Scholes, Giggs;
Rooney, Saha (O'Shea 80)

Scorer Louis Saha (28)
Booked Carrick (54).

Chelsea (4-1-2-1-2)
Cudicini;
Geremi (Robben h-t), Carvalho, Terry (c), A Cole;
Makelele;
Essien, Lampard;
Ballack (Ferreira 90+2);
Shevchenko (J Cole 75), Drogba.

Scorer Ricardo Carvalho (68).
Booked Makelele (20). Drogba (35), A Cole (83)

Attendence: 75948
Referee: Howard Webb


いや~すごい試合でした。
やっぱりモウリーニョはすごいですね。
この勝ちに等しい引き分けを演出したのはやはり彼。
後半からロベンを投入してきて、驚いたことに、右サイドバックにエシアンを出して、ジェレミを下げた。
このエシアンを右サイドバックとして使う方法は実は原さんが語っているのを聞いてわかったのだが、バルサ戦ですでにやっているのだ。
これはモウリーニョは
『超攻撃的な布陣。ばくちだがこれをできるのはプレイヤーが強くないとできない』
そしてそのとおりエシアンだからできた。

そして驚いたことに試合展開はランパードが言ったとおりでした。
『彼らはスタートダッシュがいいんだよ。それでそこがピークなんだ。』
そのとおり! 前半ものすごかったマンUの中盤、後半はまったくだめだった。
後半はチェルシーがすさまじく試合を支配していた。ユナイテッドは防戦一方。
実に見ごたえのある試合だった。

リカルドとAコールをモウリーニョは絶賛していたが、ほんとこの2人はすごかったですね。
Aコールとロナウドのマッチアップなんて、すごくすごく贅沢なものを見せて貰った感じ。世界最高の左サイドバックとサイド・アタッカーの攻防だった。

後半のランパードのすばらしいことと言ったら!
前半はことごとくスコールズにつぶされていたランパードだが、なんで後半はあんなに良くなったのでしょう? 彼はほんとにすごい。全身全霊でチームのピンチに立ち向かう。そういうメンタル面もモウリーニョが気に入ってる理由でしょう。そしてそこがバラックと違うところなのだ。
イギリスの紙で言われているほどきのうのバラックは悪くない。すばらしいパスをゴール前に出していたし、ランパードとのワンツーもあった。
ランパードは左足でもシュートを蹴っていましたね~彼らしい!

What Mourinho said -

SKY Sports Video

Q: ジョゼ、引き分けは妥当な結果ですか?

JM:マン・オブ・ザ・マッチは誰だい?

Q:マイケル・キャリックですよ。

JM:信じられない。

Q:誰がマン・オブ・ザ・マッチだと思われますか?

JM:リカルド・カルヴァーリョだよ。私にとってはね。私はいい結果だったきょうの試合をうちの医療スタッフに捧げたい。リカルドの治療に力を尽くしてくれた。彼はこのあいだのゲームでひどいけがを負った。そのリカルドをこの試合に出られるようにしてくれたのです。クラブにとってこんなに大事な人たちがいることは見過ごされがちですが。だからこの結果を彼らに捧げたいです。

Q:ジョゼ、勝ちを逃がしたと思ってますか?

JM:このゲームをコメントするのは簡単だ。前半はマン・ユナイテッドの方がよかった。後半はチェルシーの方が良かった。前半ユナイテッドが得点したのは彼らが良かったからで、後半チェルシーが得点したのはチェルシーが良かったから。これは明白でしたね。前半は彼らの方が強かった。彼らのプレッシャーがきつくて?自分たちのプレーができなかった。ところが後半は明らかに逆になっていた。チェルシーはよくなって、試合を支配した。プレスをかけて、質の高いサッカーをした。もっと得点してもおかしくなかった。1点しか挙げられなかったがフェアーな試合だった。ウェブ(審判)はよくやった。テレビで見ていたらいくつかおかしいところもあったかもしれないが、概してよくやってくれたと思う。これこそがプレミアシップだ。世界中の人がこの試合を見て、プレミア・リーグが世界最高のリーグだと思ったろう。すばらしい選手が揃っている2つの強豪チームが、互いに敬意を持って試合する。
僕らは勝ちに来たが結果は引き分けだった。まず最初のポイントは、引き分けは妥当な結果だということ、次のポイントは、マン・ユナイテッドは差を6ポイントに広げる大きなチャンスを失ったということ。これはいい結果だ。チェルシーは後半で持ち直した。
アーセナルに勝ちたい。週末の試合でみんなアーセナルが勝ち点の差を縮めると思うかもしれないが、僕らが勝ちたいのは別の理由からだ。僕らは残念ながらトップでなく、トップに3ポイント差だ。週末に試合があるから、(マンUとの)3ポイントの差は僕らにとって悪くはない。

Q: あなたにとっては少なくとも、この引き分けでの(それぞれのチームへの)1ポイントはマンチェスターユナイテッドよりもチェルシーにとって大きいものでしたか?

JM:そう思いますね。マンUはこの試合に強い気持ちで臨んでいたし、大きなチャンスだと思っていた。失ってはならないチャンスだとね。僕がもし彼らの立場だったらすごくがっかりしますね。ホームの試合で勝ち点差を広げる貴重なチャンスだったんですから。でもそうはならなかった。僕は彼らが、僕らと同じ気持ちでスタジアムを後にすると思いますよ。結果は妥当なものだったし。でも後半は僕らは力を発揮して、我々が目をさましたことを、我々は勝つために来たということを、見せ付けたのです。

Q:ジョゼ、ありがとうございました。

JM:どうも。


BBC Video

BBC Article

Q: 後半の前半との違いはなんでしょう。あなたは選手を変えましたね。ロッベンを入れて、ジェレミを下げ、代わりにエシアンを右サイドバックに配置しました。

JM: まず、変わったのはメンタル面です。私はハーフタイムに選手たちに淡々と言いました。
『最悪な気持ちになるのは、こんなビッグ・マッチで君たちはすごい活躍をするチャンスがあるのに手をこまねいているからだろう。勝とうが負けようがそんなことは問題じゃない。やってみようとしないことが最悪なんだ。』
そう言ってずっとあとは黙っていました。
試合について僕の見方を言うと、ロッベンはあまりいい出来とは言えなかったものの、広く動き回って攻撃にスペースを与えた。しかし同時に、ギャリー・ネヴィルが下がっているものだがらなかなか押し上げられなかった。
エシアンはご存知のようにサイドバックに出ましたが、これはとってもリスキーな非常手段です。この強力なサイドバックは相手の中盤に脅威を与えました。我々は押せ押せになったのです。
後半はチェルシーのプレーの質はどんどん上がり、精神的にも強くなりました。
勝たなくてはいけない試合ならば、残りのプレミアの試合でもね、勝つならやり方がある。もっと試合の最後のほうでやることがあったんです。我々にはそれができた。でもプレミアはマラソンです。引き分けでもこの状況ではOKでした。
我々はマンUに脅威を与えたんです。ホームで防戦一方にさせ、あまっさえ逆転されそうになった。そうはできなかったんですが。
この試合で良かったのはメンタルで負けなかったことです。そうすれば彼らを追い越せるのです。

Q:心理的には、ですが、彼らはリードしていて追いつかれたわけですからダメージがあるでしょうね。

JM: 試合結果についてはマンユナイテッドも我々と同じ感想を抱いています。カルロスとサー・アレックスと試合後に言葉を交わしましたが、3人とも同じ感想でした。妥当な結果だとね。それぞれ前半と後半でね。でも私はユナイテッドに脅威を抱かせたと思います。それはホームでアーセナルとの差をう~んと広げるチャンス、チェルシーとの差をまあまあ広げるチャンスだったわけですから。ユナイテッドは首位を守ったが、チェルシーは彼らの7連勝を阻みました。
チェルシーは負けそうになったが、後半で挽回し、力を発揮した。試合結果は妥当だったが、今後のプレミアの攻防においては彼らに不利になったと言うべきでしょう。


JM: I think I had busy halftime on that area, I told objectively to players that the worst feeling you can have is you have a big big chance to perform in a magnificent game like these you wouldn't do it, no matter lose or win, but you cannot to commit or not to perform, so I was quiet, quiet at the half time.
but tell the point of view I think Robben gives us width - he didn't play specially well but gives us width at the same time Gary Neville stay back he couldn't press up I think he had to do better performance.
Micheal Essien as you can see playing at the right back, he comes up you involved in the central midfield it's dangerous almost extra, it's awful? right back, awful for men on the midfield, we pressed them up,
and I think the second half, the quality of our game was higher mentaly very very strong, and if I think this kind of game you know if you have to win the game in the rest month of premiership for example and if you have to gamble a more little bit I think we could do it maybe in the last period of the game but this is a long marathon, one point is good in this circumstance and a bit threatening for them because we had big chances today in their home to defend to open the gate but we couldn't do it today the positive point for us to tell us of the table but the mentaly is also a -- and push back for them.

Q: Psychologically I mean psychologically, how more damaging is it because they led.

JM: I think they have the same feeling wih us in relationship with the result. I changed few words with Carlos and Sir Alex, the reaction was the same three all together, fair. So I think is the players they must have the same feelings kind of fair result. They battle in the first half and the battle of the second half, but I think they have to be threatening because the big big chance at home to open a big gap to Arsenal to open the medium gap to Chelsea and they couldn't top of it so we stop a very good drum? they had seven or eight consecutive victories points, we came here losing, we recovered we showed our power in second half I think in the relationship with the game was the fair result but in relationship with future is the battle was unfair? for them.


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Premiership





プレミアどっち?


イギリスのマスコミってすごいですね。
基本的にイギリス人はチェルシーが大嫌いみたいですね。
それでもってユナイテッドは「いけすかない」
いや、これはあくまでも このガーディアンの記事 に書いてあるので私が言ってるわけではありません。
何しろ『ユナイテッドはいけすかないけど、チェルシーは憎まれっ子だからみんなユナイテッドの応援をするよ』というタイトルの記事なんだもん(汗)。

その理由は、2チームの優勝争い「a two-horse race」
の方が、未来永劫続くかと思われた、チェルシーのぶっちぎりの優勝よりもおもしろいから。「だからユナイテッドファンの方がチェルシーファンより多いんだよ」と。

「みんな口には出さないけど、チェルシーが何もかも手に入れるのを快く思っていない。少なくともユナイテッドが、豊富な資金力ですごい選手を獲得しているチームと互角に戦って、イギリスのサッカーを面白くしてくれてる」

「ピーター・ケニオンが何を言おうが、チェルシーはユナイテッドに追いつけないし追い越せない」

この筆者は『隠れユナイテッドファン』に違いないな。いわゆる「アンチ巨人」だったけど巨人が弱くなったら急に巨人を味方するというような… イギリス人はコンプリケイテッドでしかも皮肉屋だ。

ほかの記事でも読んだが、やっぱりオーナーがロシアの大富豪で、監督が世界で一番尊大なポルトガル人だということも嫌われてる理由として大きいみたい。

この記事に戻るが、チェルシーをヒースロー空港に例えて侮辱している。

『「もっとも嫌いなチーム」の座はユナイテッドからチェルシーに移った。その理由は「金と、マナーと、監督とあとのすべて」』

それでもプレミアのベスト11を選んだら、その選手はチェルシーとマンUだらけになると書いている。そのチーム以外の選手はアーセナルのセスク・ファブレガスとリヴァプールのジェラードだけだ、と。
ケーヒルとレドリー・キングとジョーイ・バートンもいいけど、だったらCロナウドやエヴラだってということになるだろう、と。

チェルシーが嫌われていることを散々述べ立てた後、この記事はファーガスンのコメントを紹介し、「ユナイテッドは攻撃的チームでいいんだけどルーニーに頼りすぎだね、」などと述べて、別の話に移る。
それはベンゲル監督が「なんでレフェリーはテレビで確認しないんだ?みんな見てるのに」ということを言った事に対する意見。

こういうまったく意味のないバッシング記事が出るのもやっぱりモウリーニョがすごいから、なんですよね。
アブラモビッチがチェルシーを買収した時、『金さえあれば何でもできるんだな』と反発を抱いた人は少なくなかったと思う。私もその一人だったから。
でもモウリーニョがすごい資金で獲得した『中トロ』の選手で常勝を続け始め、すごい言動で物議をかもし始めた時、プレイヤーには興味ないが、モウリーニョって今までにいないタイプの監督だ、と思ったことは確かだ。
そしてバルサとの因縁の争いで一気にモウリーニョ・ワールドに魅かれていった。
でもそれはチェルシーのプレイヤーに対する興味ではなく、戦術やマスコミ誘導に関してだった。
しかし今シーズンアブラモビッチのこだわりで『大トロ』を獲得したモウリーニョははっきり言って苦労している。
しかしその『大トロ』を使い続けながらなんとかリーグトップのマンUに食らいついているのだ。
「大好きな『大トロ』のプレイヤーが活躍できないチェルシー」には忸怩たるものがあるが、それはモウリーニョの戦術と裏腹なものなので仕方ないのかもしれない。
そういう意味では同じく『大トロ』だらけのアーセナルとの対戦の方も私は楽しみだったりするが、今夜の試合は頂上決戦だけに、目が離せない。


ロナウド「ぼくそんなこと言ってません~」

ロナウドの発言記事にロナウドの発言の否定記事。

おまけにチェルシーオフィシャルにも
『モウリーニョはそんなこと発言しておりません』記事。

これはあのサンの記事のことでしょう。

サンはいい加減なとこですけど、そのほかはどこまでいい加減なのかがいまいちわからないのですよね。

とにかくイングランドは盛り上がってる~~


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Premiership





アーセナル負ける ベンゲル「もう崖っぷち」

Bolton 3-1 Arsenal
25 Nov 2006 Reebok Stadium Bolton Lancashire

Bolton:
Jaaskelainen,
Hunt (Giannakopoulos 46), Ben Haim, Meite, Fortune (Campo 43), Nolan, Faye, Speed, Davies,
Anelka, Diouf (Vaz Te 83).
Subs Not Used: Al Habsi, Tal.

Booked: Davies, Fortune, Campo.

Goals: Faye 9, Anelka 45, 76.

Arsenal:
Lehmann,
Eboue, Toure, Senderos, Clichy,
Walcott, Fabregas, Silva, Flamini (Julio Baptista 59),
Ljungberg (Hleb 73), Adebayor.
Subs Not Used: Almunia, Djourou, Hoyte.

Booked: Ljungberg, Lehmann, Senderos, Toure.

Goals: Silva 45


結果を知っている試合を見ることほどつまらないことはない。でも悲しい性で、見る前に結果をチェックしてしまうのです。
えっ? アーセナルまた負けたの? しかも3-1
オーマイガッ
リヴァプールはジェラード弾で勝ったのですね。

アーセナル戦、そのようにモーティヴェイション低く見始めたが、なんとうれしいことに! シオ君が先発ではありませんか。
彼は先週のCLハンブルガー戦での殊勲選手。
きょうもなかなかすばらしかったです。
それにか~わ~いい~♪♪

きょうはアーセナルはアンリとファン・ペルシーとロシツキーを欠いている。セスクはいるけどちょっと悲しい。

ボルトンはアネルカがよくて、カウンターで2点も取られた。1点目はコーナーからのヘッダー。レーマン、かわいそう。

ベンゲルさんはこんな状態でもチームを褒めている。「経験が足りない。これからだ」と語っている。人格者です。
今シーズンのアーセナルは私は大好きなのだ。ファンタジスタぞろいで。しかし残念なことによく負けているのですが…。

話は変わるが、ファーガスンに関しては、私はベッカムを追い出した時点で既にもうだめだったのですが、20年も在位するということがいいこととは私には思えない。
モウリーニョはヨーロッパを征したら出て行くだろう。彼は常に上昇志向の人だから、現状に満足することがない。そうでないとモウリーニョではない。ポルトガルの監督として世界を制覇するのが彼の夢なのだから。




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Premiership





Before Sunday's clash at Old Trafford
フランク・ランパード記者会見



Telegraph -
What Ronaldo said

What John Terry and Joe Cole said



Frank Lampard Latest Press Conference
24 Nov 2006

Based on BBC Sport Video (excerpt of press conference)

クリスチャーノ・ロナウドが、チェルシーはモウリーニョが辞任したら勝てなくなる、バラックとシェフチェンコはチェルシーになんの変化ももたらしていないと挑発したことへのランパードの記者会見でのリアクション。

FL:(ロナウドやギャリー・ネヴィルが何ていってるかは僕らは知ってますよ。でも)試合が始まるまでは、僕らはじたばたする必要はないし、ぎゃあぎゃあ言い募ることもいらない。バラックとシェフチェンコについて(*)だが、彼らがチェルシーにこれまでどう貢献してるかとか、彼らが今までどういうキャリアを積んできたのか、すべてはピッチで証明される。やってくれますよ。

FL:チェルシーの目的はユナイテッドを凌駕することであるはずです。ユナイテッドは試合で結果を出すことによってピッチ外でも(金銭的にもの意?)成功したチームです。そうして今やビッグクラブです。チェルシーはそこまで到達していませんが、我々も最大の最高のチームになるべく目標を定めています。(これはつまりマンUと同じくリーグ三連覇すること)そうなったらユナイテッドは退場するしかありません。チェルシーはユナイテッドと同格になります。まだトップに追いつくのは遅くはない。しかしポイントを落とすのは痛いのでチェルシーらしさを発揮してベストをつくさないといけないのです。


Q:キャリックについてですが。彼は脅威ですか?

FL:彼とは代表でもいっしょだし、知ってるよ。最近話してないが、彼はマンUでもよくやっている。彼はよく批判されるけど、そういう人は彼がわかっていない。彼はパス出しもうまいし、すばらしい選手です。

Q:昨季はマンチェスターUTDに1-0で負けてますよね。(連勝記録を止められた)

FL:あれはまったくいやな記憶です。チェルシーはいい調子でしたから。--
負け試合ではなかったのです。前半スロウ・スターターだったことが唯一の敗因です。ウエストハム戦でもそうでした。
マン・ユナイテッドはいつもスタートダッシュがいいんです。そこが彼らのピークでもあるのですけど。


Q:(モウリーニョがいなくなったらチェルシーは勝てないという批判について)(?)

FL:監督というものはいつもクラブにとって大きな存在です。どうしてファーガスン監督がいなくなったらマンUは勝てるのかって聞かないんです? サー・アレックス・ファーガスンがクラブを離れたら、その穴を埋めるのは大変でしょう。だからそれはほめ言葉だと解してほしいです。うちの監督が優秀だという意味でね。悪口じゃないです。

Q:(野心的で--)

FL:(質問にちょっと辟易したように)もちろん、もちろんそうですよ。モウリーニョ監督の指揮下でやることが好きだし、心酔してさえいます。(=adore)結果も出してきました。ずっとチェルシーの監督でいてほしいし、このまま続けてさらに高みに上っていきたい。

Q:(別の質問者、前の質問者に)もういいでしょ。フランク、チェルシーが勝つためには何が必要ですか。

FL:そうですね(頭を掻く)。さっきも言いましたが、スタートが肝心ですね。
マンUの今シーズンの試合は全部見ました。ほんとにいつも最初がいいんですよ。
ギャリー・ネヴィルもそれについてしゃべってるのをきょう新聞で見ました。最初が肝心、そして試合を支配しなくてはいけません。そしたらベストなプレイができるし、向かうところ敵なしです。


Q:両方ともいいチームですが、どっちがいいチームですか?

FL:僕らは自分たちの力を信じています。日曜の試合に勝ったチームの方がいいチームということではありませんが、勝ったほうがリーグを制するでしょう。僕たちのチームは最高の状態ならどんなチームにも負けないし、そう信じてやらないといけません。

* calibre = イギリス英語。手腕, 能力

You can read it on Chelsea Official site as well.

Reference articles -

SKY Sports -
Lamps: We know how to beat Utd

TIMES online

Guardian

Telegraph

Independent

Mirror


驚きましたね。モウリーニョよりも監督らしい、もっともらしいことを語っているようです。遠くない将来、彼は引退後にチェルシーの監督になるでしょう。
訳出していない部分もまだあり、上記のサイトに書かれています。

テレグラフの記事には戦術的なことが書いてあり、なかなかおもしろいです。私には100%理解できないのですが…
ようするに、
ロナウドにボールを渡さなければいける、ということです。
そりゃそうだ。

「ユナイテッドの戦術について、サイド・アタッカー(=ウィンガー)のライアン・ギグスとクリスチャーノ・ロナウドが前がかりになる(=中盤にスペースを空ける)かどうか聞かれて、ランパードはしばし考え込んだ。
チェルシーの中盤は2つに別れていて、ランパード、バラック、エシアンの背後のセンター(ワン・ボランチ)にクロード・マケレレがいる。彼らミッドフィルダーがマイケル・キャリックやポール・スコールズを押さえ込まなくては(*)いけないというのがチェルシーの戦術だ。ルーニーが下がってきても、ギグスが(センターに)押し込んできても、同じく中盤が対応しなくてはいけない。」

「FL:先日のユナイテッドの(CL)セルティック戦を見ました。ユナイテッドはほとんどの場合、3人のミッドフィルダー(スコールズ、キャリック、ギグス)が同時にいて、僕はどういう状況でもチェルシーの3人から4人の選手で彼らに対しなくてはいけないと思います。」

「FL:ロナウドの動くスペースの広さがやっかいなんです。ここがゲームの勝敗の分かれ目となる戦術面でのポイントでしょう。」


「ランパードは(前述のように会見でキャリックを褒めたので)キャリックに対して寛容すぎる言葉を吐いたが、ユナイテッドは絶対勝ちに来る。キャリックはインターセプトするだろう。そうでないと、ユナイテッドの中盤の選手はチェルシーのエシアン、マケレレ、バイエルン=ミュンヘンのオーウェン・ハーグリーブスといった、インターセプターに欠いているということになるのだから。」

「チェルシーがロナウドの有能な足からボールを遠ざけ、ルーニーへのパス出しをさせないようにすれば、チェルシーは半分勝ったようなものだ。とは言ってもチェルシーの選手はみな、ランパードが言ったように、ユナイテッドの『スタートダッシュと向上したスキル』に十分注意しなくていけないが。」

* outmanoeuvre - defeat by more skillful maneuvering


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Mourinho





モウリーニョ劇場


モウリーニョの去就

Telegraph -
Mourinho 'is staying put'

Peter Kenyon says Jose Mourinho will be staying at Chelsea even if he fails to win the European Cup this season. -----


Champions League Reaction

Telegraph -
Mourinho curses his luck

これも皮肉なタイトルです(笑)。

モウリーニョがCLで優勝して以来、CLでの裁定のツキが落ちたとうそぶいたことへの強烈な皮肉。
「こんなにツイているのに、なんでツイてないなんておっしゃるの?」というわけだ。

この記事の後半は、BBCのVIDEOに上がっている方の会見の抜粋だが、やっぱりモウリーニョの英語を直しているのですよね。話し言葉から書き言葉にというのもあるし。
彼の英語は意味だけはがんがん伝わってくる英語だが、単語が違ってたりすることもあるのです~ 発音も?、な時もある。
でもその方がイギリス人の英語よりわかりやすいのですよ。イングランドのサッカープレイヤーの英語は、ようわからん…
特にこのBBCの会見はゆ~っくりしゃべっていた。
会見にドイツ人もいたからだと思う。
イギリス人相手のインタビューだともっと早口になる。

モウリーニョは以前はもっとインタビューをハイテンションで高い声でしゃべっていたが、自分でVTRを見て反省したのか、低い声で怒っているようにしゃべることが最近は主流になっている。

日本のスポーツ紙でもきょうは「チェルシーバルサに“嫌がらせ”」という文字が踊っていた。


日刊スポーツ
チェルシー敗れるも決勝Tへ/欧州CL

この記事でえ?と思ったのは、モウリーニョ自身も勝ち抜けを計算してなかったということだが、ほんとにそうなんでしょうか? そんなバナナ。
確かにインタビューでは試合が終わる頃になって、負けてもグループトップをキープできることを知ったと語っている。
実は当方も直接対決の得失点差がグループリーグでは勝ち点の次に来る基準(?)だということをはっきりわかっていなかったので、え?だったが。
ほかにもいろいろルールがあるので。アウェイゴールとか総得点とかアグリゲイトとか…

スポニチ
モウリーニョ“手抜き”を否定

報知
バルサ次も勝つしかない

What Terry said -
Sky Video and Article

Q:ジョン、おつかれさま。負けたのに勝ち抜けなんて変な気分でしょう?

JT:僕らは勝つために来たんです。他の試合の結果や得失点差に関係なく自力で勝ち抜きを確かなものにするために。だから残念です。

Q:あのフリーキックは

JT:ダイブだったのに。コーナーになって

Q:あれを阻止するチャンスが明らかに2回もあったのに。

JT:あのような形でゴールを許したのは残念だ。あんなひどいことは2度と起こらないように努めるよ。

Q:--の影響はあったんですか?

JT:いいえそうは思いません。---僕らは敵のプレスをよく防いでいた(*)(?)。だからほんとに残念です。

Q:少ないながらも得点チャンスは作り出していた。勝つためにがんばらなかったなんて誰にも言わせませんよね?

JT:言わせるものか。誰もが試合前にそう言ってたけど。僕らは勝つために来た。シンプルにそれだけだ。マンチェスター・ユナイテッドがきのう会見で言っていたように僕らがわざと負けるつもりだったらリザーブ選手を出しただろう。そんなことはしなかった。僕らは本気で戦った。結果は…

Q:次はマンチェスター・ユナイテッド戦ですが、チェルシーは決勝ラウンド進出を決めたが、敵はそうでない。どっちが有利なんでしょう。

JT:次のビッグゲームを控えているのに負けたのは残念だ。だからそういう意味では同じだ。(マンUはアウェイでセルティックに敗れ、チェルシーも同様だった。)でもうちはサイドで新しい選手を試しているし、強くて経験豊かな選手がいるし、日曜にはいいところを見せますよ(**)。


* - soak up 吸収する; 理解する
** - bounce back 元気を取り戻す

テリーはこのインタビューで"disappointing""disappointed"と何度言ったことだろう。よほど負けたのが悔しかったのですね。さすが闘将。
しかしあまりにもわかりません。テリーの英語。ごめんなさい。



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Champions League





チェルシー、予定通りの勝ち抜け

Werder Bremen 1-0 Chelsea
22 November 2006 20:45 (CET) Weserstadion Bremen Germany
Group stage Matchday 5

Bremen>>(4-3-1-2)
Tim Wiese;
Clemens Fritz, Per Mertesacker, Naldo, Pierre Wome;
Torsten Frings(c), Tim Borowski, Daniel Jensen(Aaron Hunt 77');
Diego, Miroslav Klose(Ivan Klasnić 90'+2'), Hugo Almeida(Christian Schulz 86')

Goals: Mertesacker 27'

substitutes not used>>
Andreas Reinke, Petri Pasanen, Jurica Vranješ, Leon Andreasen

Coach : Thomas Schaaf

Chelsea>>(4-1-2-1-2)
Carlo Cudicini;
Geremi, Khalid Boulahrouz, John Terry(c), Ashley Cole;
Claude Makelele;
Michael Essien, John Obi Mikel(Arjen Robben 58');
Michael Ballack(Shaun Wright-Phillips 76');
Joe Cole, Didier Drogba(Andriy Shevchenko 58');

substitutes not used>>
Hilário, Lassana Diarra, Paulo Ferreira, Nuno Morais

Coach : José Mourinho

Chelsea qualified for the knockout phase of the UEFA Champions League even though a first-half goal from Werder Bremen's Per Mertesacker condemned them to their first defeat in this season's competition.

Knockout qualifiers so far

Chelsea (Eng), Liverpool (Eng), Celtic (Sco), Valencia (Sp), Real Madrid (Sp), Internazionale (It), Milan (It), Bayern Munich (Ger), Lyon (Fr), PSV Eindhoven (Neth).


チェルシー、ノックアウトラウンドに進出です。おめでとう~
なんだよ、最初から0-1の負けでよかったんじゃん。
ブレーメンとの直接対決でチェルシーが上回ったため、チェルシーはグループAで2位より下にはならないため。

ということはこの0-1はモウリーニョの計画通りだ。
バルサを苦しめ、自分たちは突破。
先発でシェヴァをはずし、ミケルを使ってきたことがサプライズだったが、これはこういう結果でも良かったからなのだ。でも2点目をとられたらまずいので、シェヴァとロベンを投入。
余裕の采配ですねえ。
「予想外」だったのはドログバとバラックのけが。
バラックは見てて楽しそうにやってるように見えない。バラックも心配だ。
きょう負けたのはランパードがいなかったため、、というのがわかっちゃったし。
ランパードはモウリーニョの大事な選手であることを不在によって証明してしまった。
なにはともあれ、安心して次はマン・ユナイテッドだ!


What Mourinho said after the defeat - BBC

JM:バラックのけがはたいしたことない。痛そうだったが…
ドログバもけがはくるぶしのあたりだが、問題ない。マンU戦には普通に出られる。
試合の方は…(わかってるでしょ?) 試合は… ブレーメンがいいチームだということはわかっていた、チェルシーはよく試合をコントロールできた。よくやったと思う。敵は2m近い大男が4,5人いたから厄介だった。うちはそれに対抗できるのは2、3人しかいなかった。
FKはおかしなものでした。フリンクスのね。誰かが押したということで、FKになった。でも誰がそんなことやったんだよ。すぐ近くにいたラインズマンがとらなかったのに、30mも離れたところにいたレフェリーがファウルを取った。そのあとコーナーキックになった。そしてゴール。
私はCLで優勝して以降の、ここ数年のCLにおいて、裁定に恵まれないな。
その後は、5分5分の展開だった。
ブレーメンはこの試合が自分たちにとってどんなに重要かわかっていたので必死で戦った。
よく守ったし。
僕は戦術を変更しようとした。もっと攻撃的にしたかったので、シェフチェンコとドログバとロベンをいっしょにプレーさせたかった。
ところがドログバがけがをして、変更を余儀なくされた。
最後の20分間はほんとにチェルシーは試合を支配していたのに、ゴール前で力を出せなかった。
ブレーメンのノルド、メルテザッカー、ボロウスキという巨人たちに取り囲まれて、ライト-フィリップスやジョーコールやシェフチェンコは力を発揮できなかった。
引き分けが妥当な結果だったと思ったが、ブレーメンの選手がすごくがんばった。だから彼らの勝ちを受け入れざるを得ない。

チェルシーは決勝ラウンドに進出した。
もし2-0や3-0で負けていたら、最後の試合でまだ勝ち点が必要になった。
だからこれは負けだが、もちろん負けてうれしいわけじゃないが、決勝ラウンドに続く「負け」なわけで、この難しいグループで勝ち残っただけでなく、次の試合を余裕を持って、けがしないで、気持ちよく、首位をキープするために戦える。
決勝ラウンド進出が決まったことはきょうの成果であり、重要なことだ。

次は日曜のリーグ戦のユナイテッド戦だ。リーグ戦はマラソンだ。40試合も10カ月で戦うんだ。
これ(マンU戦)は待ちに待った顔合わせだ。この時を待っていた。日曜が待ちきれない。

SKY Sports Video

Q:キックオフされる前から、いろんな思惑(陰謀説)(=conspiracy)が取りざたされていた5試合目でしたよね。そういう声に対して今一番強く思っていることは何ですか?

JM:僕らはいつもと同じように戦いました。試合の後半では1-0でもチェルシーがグループのトップであることはわかっていた。それがわかっていても我々はゴールを決めようとした。もしブレーメンに2点目が入っていたら、話が違っていた。だから僕らは全力をつくした。
…ランパードがいなくて残念だった。後半ドログバをけがで欠いたのもね。
でも僕らが負けたのは相手がすごくいいチームだったからで、このグループは強豪がひしめいていたから。僕らは結果を出そうとしたが、プレッシャーがなく、緊張感もない場合には、結果を出すことが義務付けられているというようなプレッシャがね、ない場合にはチームはいつも同じ力を発揮できるとは限らない。ブレーメンには(そのプレッシャーが)あったんだ。うちにはなかった。だからきょうの勝ち点3はホームのブレーメンに行ってしまったのだ。

Q:日曜にビッグ・ゲームがありますが、バラックとドログバがけがしましたね。バラックの方は軽そうですが。

JM:バラックのはなんでもないよ。蹴られただけだ。筋肉に支障はない。ディディエはくるぶしのあたりに違和感があったようだ。でもディディエは日曜の試合に出る気満々だ。ユナイテッド戦は誰しもが待ち望んでいた一戦だ。みんな出たがってる。ディディエが出るチャンスを逃すとは思えない。

Q: これで勝ちぬけが決まりました。いい気分ですか?

JM:(思わず微笑しながら)まさか。負けちゃったんだよ。いい気分ではないですよ。負けたんだから。(と言ってインタビューを締めくくりながらも会心の笑み。)

ジョゼ、おつかれさまでした。


Related Links -

The Independent

モウリーニョに対し、辛らつ。これがイギリスのマスコミの主流モードなのでしょうが。
彼が言う審判への不平はまったく「ばかげている(=ludicrous)」だとばっさり。

"Conspiracy theorists had suggested that Mourinho may indeed have welcomed defeat as part of some fiendish masterplan to eliminate arch rivals Barcelona ---"

fiendish =残忍な; 人間わざとは思えない; 実に厄介な

「チェルシーにとって目の上のたんこぶのバルセロナを葬り去るための非情な計画の一手段として、モウリーニョがわざと負けるよう画策するだろうという説もあった。」

イギリスではモウリーニョの陰謀説が取りざたされていた。結果としてそうなったが、選手たちはもちろん全力で戦っていた。ジョン・テリーだってそう言ってる。

「なんでモウリーニョはブレーメンの選手の身長のことを口にするのか? ジョー・コールを4-4-2のフォーメーションのストライカーとして配置しておきながら。久しぶりに先発で起用された彼には多くが求められた。それでもジョー・コールは、ロッペンやシェフチェンコがベンチにいる間、ドログバよりもよほど活躍していた。」

イギリス人はやはりこの才能ある25歳のイングランドのプレーヤーを先発で今まで起用しなかったモウリーニョに不満なのだ。ブレーメンのプレーヤーの背が高いことぐらい試合が始まる前からわかりきっていたことで、それであえて先発させたわけだしね。モウリーニョはどんなに可愛がった選手にも言うことは言うんですね。

モウリーニョにとって、このブレーメン戦はやはりターンオーヴァーだったのだ。明らかに。ミケルやJコールを出してきたことでも明らか。「1点差なら負けていい」というか「むしろ1点差なら負けてほしい」試合だったのだから。これでチェルシーに点が入っていたら、次節からJコール先発でしたよ。モウリーニョはそういう人。

Daily Mail -

「笑ったのはファーガスンだけ」
という締めくくりだが、その前に
「いつもなら激こうして語るはずの負け戦のあとの会見でもおとなしかったモウリーニョ」
とイギリス人らしい皮肉。

どの紙も"Conspiracy theorists" とまるで自分たちは「陰謀説」を主張しているわけではないが、そういう人もいるんだよ、という責任転嫁型。

「シェフチェンコの代わりとして登場したJコールには驚きだった」
Jコールはシェヴァの代役の2トップのうちの一角。
ミケルはランパードを欠いていたための先発。
会見でなぜミケルだけ言わなかったのか。
明らかに点を取るより、磐石の中盤を選んだということ。つまり1点差以上で負けるリスクを減らしたということなのだ。そしてそれは会見で言うと「メンバー落としてんじゃん、やっぱわざと負けるつもりだな!」と叩かれるのは明らかなので隠していた、と勝手にあとから推測。

モウリーニョは以前、チェルシーTVの女性キャスターのインタビューでこう答えていた。
「メンバーがすごいから、スタメンを選ぶ時に苦労しますでしょ?」
笑いながら、楽しそうに、
「まったくそんなことは今までに一度もありません。」
モウリーニョはすべて計算づく。会見した時点でスタメンは彼の頭の中で確定していたのは明らか。
モウリーニョはマスコミとの戦いまで視野に入れて戦っている。はっきり言ってマスコミより上手だ。



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Champions League





Mourinho set to start with Joe Cole
あしたの先発はJ.コール


いよいよ明日未明、CL,ブレーメン戦です。
またモウリーニョの名言(?)が出ましたね(笑)また語録に追加です。

What Mourinho told Tuesday's pre-match press conference


"I only ever play to lose against my kids, because I want them to be happy,"

「わざとゲームに負けるのは、子供と遊ぶ時だけだ。子供を楽しませるためにね。」

モウリーニョはブレーメン戦にわざと負けるわけがないと強調。

でもね~これはうそだね~ モウリーニョは絶対に選手には引き分けにしろと言ってるに違いない。

SKY Sports

モウリーニョの会見の音声(BBC)

Q:ジョゼ、先週ジョーコールはオランダ戦でヒーローだったのに、チェルシーにおいては、あなたの選択では基本的に2大スターが出るわけで、彼は出られない、彼は先発するためにはどうすればいいんだろう、チームにいい選手がひしめいてるからその犠牲になってますよね。

JM:犠牲って、彼はアメリカ遠征での最初の親善試合でけがした。つまりけがの犠牲になったんだよ。それで1ヶ月も練習できなかった。それでやっと戦列に復帰したけど、ベストな状態じゃなかった。私は彼を20分とか30分はプレイさせたし、カーリングカップには先発させたよ。でも彼の最高のコンディションではまだなかった。まあ、言ってみれば、「チェルシーの好調さ」の犠牲になったということか。チェルシーは調子が良かったから。ほかの選手が良かったから、監督しては、そういう選手をわざわざ替えるわけにいかないんだよ。でもだんだん調子がよくなってきて、先発でないにしろ、毎試合出るようになった。それで明日は彼は出るよ。スタメンで。このあいだのゲームのスタメンと替える選手はこうだ。あしたはロッペンの代わりにジョー・コールを先発させる。ランパードの代わりにバラックを使う、カルヴァーリョの代わりにブラルーズを使う。


だ、そうです。全部先発を言っちゃいましたね?

スタメン
Chelsea (4-3-3)
Cudicini;
Gérémi, Boulahrouz Terry (c), A Cole;
Essien Makelele, Ballack
J Cole Shevchenko Drogba

これです。

BBC Article

決勝トーナメントで戦うのはブレーメンとバルセロナではどちらがいいか聞かれて。

JM:そんなこと言えないよ。だってもし、ブレーメンて答えて、ブレーメンに負けたら笑い者にされるのがオチだからね。

JM:ブレーメンはしょせんアウトサイダー。CLにおいて中心的存在ではない。ブレーメンにはチェルシーやバルサやミランやインテルのような勝たねばならないというプレッシャーがないんだよ。だから僕に言えるのは僕は勝ちたい、ということだけだ。

JM:マンチェスターユナイテッドとの試合は日曜だし、チャンピオンズリーグの結果は関係ないことだし。冷静にいい試合をするだけだよ。ユナイテッド戦にはカルヴァーリョとランパードが戻ってくるしね。別のチームと別のゲームをするだけで、ユナイテッドが特別なチームってわけじゃない。ユナイテッド戦に関して思ってることは、僕らが2位に甘んじてることだけど、これからまだ先は長いわけだし。でも俺はリーグで2着は嫌いだから、オールドトラフォードから『勝ちて帰り』、順位表のトップにまたおさまるつもりです。


モウリーニョ、ユナイテッド戦を意に介さずの姿勢を見せながら、ちらりと本音をのぞかせる。
モウリーニョはCLはターンオーヴァー気味で来るだろう。だってどうでもいいから。最終節のレフスキに勝つのは当たり前。むしろ明日のブレーメン戦に負けた方がバルサという目の上のたんこぶがなくなるんだったら、"take it easy "じゃないわけがないでしょう。ロッペンはマンU戦に温存。だってロッペンが今一番いい選手だもん。オランダ戦を見たらわかるように。モウリーニョさん実に口がうまい(褒めてます)。

えーっと。以下訂正。ターンオーヴァーではこない。会見が本当なら。まあ後半あたりでミケルを投入したりはあるだろうが。



*************************



セルティック-マンU
それにしても俊輔ファンタスティック!!
感動しましたね~スゴイ!スゴイよ俊輔!!!

レアル、ホームでリヨンと対戦。もう勝ちぬけを決めている2チームなのに、カペッロは本気モード。ベストメンバーで来た。
リヨンのカリューよかったらしい。





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La Liga





レアル、前節に続いて大量得点で勝利


REAL MADRID, 3 - 1 RACING SANTANDER
18 Nov 2006 Santiago Bernabéu Stadium

REAL MADRID
Iker Casillas;
Sergio Ramos, Cannavaro (Míchel Salgado, 75'), Helguera, Roberto Carlos; Emerson, Diarra;
Raúl, Guti, Reyes (Robinho, 67');
Van Nistelrooy.

RACING SANTANDER
Toño;
Scaloni, Pinillos, Rubén, Garay, Luis Fernández;
Antonio Tomás (Vitolo, 56'), Colsa (David Aganzo, 60'), O.Serrano (Christian Alvarez, 85');
Munitis & Zigic.

GOALS:
1-0. 5'. Sergio Ramos
2-0. 57'. Reyes
3-0. 70'. Diarra
3-1. 76'. Garay, free-kick.

Booked Racing's Colsa (21'), Oscar Serrano (39'), Scaloni (67'), Pinillos (78') & Aganzo (89'), and Real Madrid's Emerson (89'), Ramos (89'), Cannavaro (34'), Reyes (65') and Diarra (72')
Guti was sent off (88')

カペッロさんは、ブラジルの代表戦で疲れているロビーニョを先発させず、レジェスを使ってきた。
これがあたって彼はすばらしいゴールをあげた。
ゴールをあげたらロビーニョを投入。えーっ? まだ点がほしいの? アグレッシブなカペッロ。

途中でカンナバロ交代。なんで?
セルヒオラモスがセンターバックに入って、サルガドが出てきた。おぉ『懐かしい』これでエルゲラ、サルガドの仲良しコンビが復活でなんだかうれしい。

オフサイドだったが絶妙なラウルの浮かしたシュート見た?
ラウルも絶好調です!

ディアラのゴールにみんなが激喜びするのがおもしろかった。
ジェレミのゴールに大喜びするチェルシーの選手たちとなぜかかぶった。
カペッロ・レアル、すばらしい。

しかしおまけがついた。
ラフプレーでグティが一発レッド。次節は出られない。カペッロ怒っただろうな。
その直後にレアルの3人がまとめてイエロー。
なぜ?
ラウル、エメルソン、セルヒオ・ラモス。でもラウルは間違いだったみたいですね?


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Premier League





チェルシー、ジェレミのゴールで勝利

Chelsea 1 - 0 West Ham United
Saturday, Nov 18, 2006


Chelsea (4-3-3) Cudicini; Gérémi, Carvalho (Boulahrouz h-t), Terry (c), A Cole; Essien, Makelele, Lampard; Shevchenko (J Cole 67), Drogba, Robben (Mikel 83).

Goal Gérémi 20

Booked Lampard



West Ham (4-5-1) Green: Spector, Ferdinand, Gabbidon, Konchesky; Tevez, Reo-Coker (c), Mullins, Bowyer (Sheringham 80), Etherington (McCartney 80); Zamora (Harewood 70).

Booked Gabbidon, Reo-Coker, Mullins, Tevez

あっと驚くジェレミのフリー・キックで得点。すばらしい。チェルシーはFK蹴れる人、いったい何人いるの? もしかして全員だったりして。

来ましたよ、このスタイル。
バラックをはずして4-3-3
これもなかなかよいですな。つーか、一番いいんじゃない? この布陣。
モウリーニョ使い分けますね。
来週のCL戦、ランパードがいないからバラックを温存。
バラックはドイツの代表戦にも出ていたから。
ロベンはイングランド戦でも大活躍していたが、若い子はみんなお休みはなし。

試合の方はすごかった~ すごくおもしろかったです。
シェヴァを後半からはずしてJコールというのも最初から読んでいた。

さっきレアルを見たが、似てる~カペッロとモウリーニョの采配は似ている。
レアルのはなしは後ほど。

ミケルをほしといてからちょこっと使ってくるとこなんか心憎いわ。
やっぱチェルシーは『モウリーニョ・ショー』だな、どうころんでも。

Aコールのディフェンス、すごいのがありました。彼もほんと『本能』の選手で、テリーもそうなんだけど。天賦の才だよね~。

テベスが見られてうれしかった。彼はトヨタカップでも見たが、やはり相変わらずすごい。体がなんか肥大してない? 重戦車のよう。

モウリーニョはパーデュー監督とは悪くない仲らしい。試合が始まる前、パーデューが入ってくるのを立って待っていた。でもなんかいつもそうしている気もするが… 

いよいよ来週はマンUとの大一番もあるし、CLもある。まったく困ったことだ。最近サッカー漬けだが、どうがんばってもちゃんと見たい試合を全部見るのは不可能。CLが入ると、もう、リーグ戦はどうでもいい状態になってしまうし…
いや~楽しみですね。

今週アーセナルはまた勝てなかった。ドロー。う~ん。ファンペルシーは出てたし、セスクもいたけど。
マンUはルーニーで勝ったらしい。あした見なくては…
ミランは… 情けなさ過ぎて最近は見たくない。ジラルディーノもインザーギもオリベイラも。得点できない。やっぱりグランデ・シェヴァ復活が望まれるのも無理ない。
シェヴァだって長年の恋人と別れるような、生木を裂かれる思いでイングランドに行ったんだから… もう言わないで!という気持ち。心を傷めているでしょうね彼は。このミランの体たらくに。内心では飛んで帰りたいところを抑えているのでしょうから。

What Mourinho said -

SKY Sports - Video
Q:ジョゼ、きょうのゲームはどう評価(=assessment)しますか。

JM: よかったですよ。90分のうち88分までは、楽勝でした。最後の5分間は、大変でしたが。試合を決定付ける2点目を取るためお膳立てはしたんだが、取れなかった。それで最後の5分間、敵はいいチームで、監督や選手も良かったので反撃を食らった。彼らはよく組織されていて彼らと戦うのは難儀だった。彼らは最後の最後まで待って、もうだめだとなった時に、持てるもののすべてをつぎ込んだ。シェリンガムにヘアウッドにテベスにファーディナンド、ストライカーとしてね(苦笑)。1-0だって負けは負けだからね。もし点を取られてたらもうどうしようもなかったろう。

Q:2点目を取れなかったことには不満でしたか。

JM:そりゃそうですよ。後半はもう敵はだめになってましたからね。カウンターアタックの状況が何度もあったし、点を取れるチャンスも再三再四あったんですよ。オフサイドになったけど、あれは少し(ラインの)後ろにいたんだよ、オフサイドじゃない。ほかにもチャンスがあったが、キーパーがセイブしたし、エシアンのポスト直撃もあった。チェルシーは追加点を取らなくてはいけなかったが、そうはならなかったので、こうなったら最後までメンタル的に強く保つことが重要だった。ウエストハムは、ばくちを打って来たが、我々は守備で負けなかった。それで、敵はいいチームだったので苦労したものの、勝ち点3を得ることができた。

Q:ジェレミが得点して、決勝点となりましたが、彼はFKをどのくらい練習していたんですか。

JM:それはやってたんでしょうが、実際(試合では)蹴らせてはいなかったから(笑)。だからこれからはそういうチャンスも与えなくっちゃいけないね。彼はいいクロスをドログバに出してゴールを演出していたしね。きょうもゴールしたし。ほかのやつが(FKを)蹴りに行ったら、ジェレミは『俺にも蹴らせろ』と言ってもいいよね、きょうのゴールはほんとに最高だったから。


BBC Sport Video

Q:マイケル・バラックはCL戦に備えてお休みでしたね。

JM:CLブレーメン戦ではランパードがいないからね。チェルシーは、2人のうち1人がいなくてもなんとかなる。両方いないとつらくなるから。ホーム・ゲームだったからバラックがいなくてもなんとかなると考えたんだ。

Q:来週はブレーメン、マンチェスター・ユナイテッドとアウェイでビッグマッチですね。

JM:まだ何も考えていないよ。これから考える。今のところ『次の試合』はブレーメン戦だ。




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International match





オランダ-イングランド親善試合 マクラーレンまたも勝てず

Holland 1-1 England
15 November 2006 Amsterdam ArenA

Holland:
Timmer (Stekelenburg 46),
Boulahrouz (Jaliens 61), Ooijer (Vennegoor of Hesselink 84), Mathijsen, Emanuelson,
Landzaat, Schaars, Seedorf, Van der Vaart,
Kuyt (Huntelaar 61), Robben.
Subs Not Used: De Cler, Mendes Da Silva, Sno, Maduro, Heitinga.

Goals: Van der Vaart 86.

England:
Robinson,
Richards, Ferdinand, Terry, Ashley Cole,
Gerrard, Carrick, Lampard, Joe Cole (Richardson 78),
Rooney, Johnson (Wright-Phillips 74).
Subs Not Used: Bridge, Foster, Brown, Carragher, Dawson, Neville, Defoe, Crouch.

Booked: Ashley Cole.

Goals: Rooney 37

オランダ》
ヘンク・ティマー(フェイエノールト)
 → マールテン・ステケレンブルフ(アヤックス)
ブラルーズ(チェルシー)
 → ケウ・ヤリエンス(AZアルクマール)
アンドレ・オーイェル(ブラックバーン・ローヴァーズ)
 → ヤン・フェネホール・オフ・ヘッセリンク(セルティック FW)
ヨリス・マタイセン(ハンブルガーSV)
ウルビー・エマヌエルソン(アヤックス)
ダニー・ランツァート(ウィガン・アスレティック MF)
スタイン・スハールス(AZアルクマール)
セードルフ(ACミラン)
ファンデルファールト(ハンブルガーSV)
カイト(リヴァプール)
 → クラース・ヤン・フンテラール(アヤックス)
ロッベン(チェルシー)


イングランド》
ロビンスン(トッテナム・ホットスパー)
ミカ・リチャーズ(マンチェスター・シティ DF)
ファーディナンド(マンチェスターUtd.)
テリー(チェルシー)
Aコール(チェルシー)
ジェラード(リヴァプール)
キャリック(マンチェスターUtd.)
ランパード(チェルシー)
Jコール(チェルシー)
 → キーラン・リチャードソン(マンチェスターUtd.)
ルーニー(マンチェスターUtd.)
アンドリュー・ジョンソン(エヴァートン)
 → ライト-フィリップス(チェルシー)

チェルシー:7人
アヤックス:3人
マンチェスターUtd.:3人
リヴァプール:2人

イングランドは前半、ルーニーのゴールで先制。しかし、後半41分、オランダのファンデルファールトが同点ゴール。代表試合でルーニーが得点したのは、昨年11月のアルゼンチンとの親善試合以来。

これはもしかしてプレミア紅白戦ですか? チェルシー、マンU、リヴァプール。ほとんどプレミアの選手やんけ。そういう意味ではけがしないようにやってたような感じです。みんな知り合いなんです。
特にThis is CHELSEA SHOW --- になっていた…チェルシー紅白戦状態。
マクラーレンとモウリーニョは話す仲というのはどうもほんとらしい。
でないとこれでは盛大にモウリーニョが噛み付く口実を与えたようなものだもの。
しかも来週はCL戦を控えているし。けがでもしたら!!!だったろうが、そんな感じもあってかラフプレーはあまりなかった。ランパードとブラルーズの接触はありましたが…

期待していたファン・ペルシーが奥さんの出産で離脱でがっかり。ファーガスンはファンデルサールの温存をマルコファンバステンに依頼したらしい。これはまあどうでもいい。

ファンバステンのオランダはすばらしかった! とにかく形を作って攻めまくる。点がもっと入ってもおかしくなかったが。
イングランドはどうもあかんですね。解説者はジェラードが真ん中に入ってきてしまうので、Jコールが右をカバーし、左ががら空きになっていると指摘していた。

ミカ・リチャーズ(マンチェスター・シティ 18歳 DF)代表初召集でスタメン
がロッペンを押さえきっていた。




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travel





PLAYBACK- 2001

2001年9月11日。2年遅れでやってきたノストラダムスの「恐怖の大王」
一日中CNNニュースに釘付けになっていた。
そして私たちはそのたった1週間前にヨーロッパの旅行から帰ってきた。

そのシーズンは珍しくセリエAの始まる日程が早かった。2002年にワールド・カップを控えているからだ。
いつもセリエAはぎりぎりまで日程が出ない。イタリアとかスペインは困ったもんだ。ようやく直前にスケジュールが出た。

困った。私たちはヒデの試合を見に行きたかったのだ。ところが私たちの行ける日程の日は、ヒデはアウェイでレッジョ・カラブリアにいた。(Lecce - Parma)
どう計算しても私たちの超弾丸ツアーでは、イタリアの最南端まで下って戻るなんてできない。
それでしょうがなく、プランをACミラン観戦に切り替えることにした。しかし! ミランもアウェイだった。ミランがアウェイということはインテルがホームなわけで、ジュゼッペ・メアッツァに行くなら、インテルだった(Inter - Perugia)。
 しかしここでくじけてはいけません。なんとすばらしいプランが浮かんだ! 開幕戦、ミランはアウェイでイタリアの田舎町、ブレシアでロベルト・バッジョの君臨するブレシアと対戦するのだ。これはデイゲーム。
 そしてその隣町、ヴェローナ、マルカントニオ・ベンテゴーディ(Marc Antonio Bentegodi)では、ヴェローナがローマと対戦する。これはナイトゲームだ。まさに天の配剤!と勝手に盛り上がる若干1名。今考えてみるとほんとに甘かったのだが。
 まさに弾丸ツアー。私たちの計画はひどいもんだった。2泊5日。ミラノに1泊、ヴェローナに1泊するだけ。これを無謀といわずしてどうする。
 発ったのは日本時間で金曜の夜。
 行きの飛行機はエール・フランス。パリのシャルル・ド・ゴールでトランジット。現地時間で土曜の早朝、パリ着で、ミラノに着いたのは昼間。
 私はもう時差ぼけでありえないコンディションに陥っていた。ミラノの地下鉄でサン・シーロ観光をもくろんだが、メトロがスト中で不可能に。

Brescia - Milan

 日曜に電車でブレシアに向かう。
 ブレシアはのどかな田舎町で非常にスタジアムの雰囲気もプロヴィンチアで暖かい。点を入れた選手の名前が会場のマイクで紹介される。ファーストネームを言うと、会場中のブレシア・サポーターがそのセカンドネームを大合唱するのだ。
 “ターーーーーーーレ!!!!!” 
 これはなんとも感動的なシーンだった。今でも耳に焼き付いている。やっぱファンはホームで見たいよね(クスン)。
 さあて駅には着いたがどうやってスタジアムに行こうか…ここで神のご加護か、タクシーが拾えた。
 タクシーのおじさんにスタジアムの名前を告げる。Mario Rigamonti (マリオ・リガモンティ )。おじさんは理解した。
 ここで問題なのは帰りの足だ。おじさんに必死に英語で交渉する。
「試合が終わったら、帰りも駅までお願いしたいのですが…」
おじさんは英語がわからない振りをする。しょうがないのであきらめる。まあバス停ぐらいあるだろうし…
 スタジアムに着いた。こじんまりとしたスタジアムの回りにはいくつも屋台が出ていて、バッタもののセリエAのユニフォームを売っている。¥2000ぐらいだ。
 スタジアムの中に入るが、非常に小さい。メインスタンドから向かって右側のクルバにはミラン・サポーターが陣取っている。すごく狭くて、そこにぎゅうづめになっているサポーター。彼らはブレシアのサポーターとは完全に隔離されている。
 しかしものすごく暑い。屋根のあるメインスタンドはまだまし。バックスタンドやクルバは灼熱の暑さだろう。芝生に水をまいていた係員が大サービス。裸になっているサポーターたちに水を浴びせていた。お客さん大喜び。
 ピッチではロッソネロが団体で練習していた。すごいメンバー。夢にまで見た光景だ。この後、ミランを生で見たのは2003年のトヨタカップまでおあずけだった。
 ミランはこのシーズン(2001-2002)、ルイコスタとインザーギを迎えた。しかもピルロはこのブレシアから移籍したばかりだった。この試合はいろんな要素を含んだ試合だった。
 開幕戦であること、ブレシアから移籍した選手がいること、新加入のスーパースターがいること。
 ブレシアのサポーターはあたたかくチームに大声援を送る。私たち日本人の感覚からすると、ミランはスーパースターぞろいのチームだからブーイングなんかしないでしょう、でもイタリアは違う。どんな弱小チームでも、地元のチームが勝つことが無上の喜びなのだ。昨シーズンブレシアから移籍したピルロには容赦ないブーイングが浴びせられた。それこそかわいそうなくらい。
 ピルロはいろんなチームで今まで機能していなかった。才能はあるのに才能を100%生かせてなかったのだ。この時もそういう印象で私たちは彼を見ていた。しかしピルロはこのあとミランであれよという間に開花する。不動のボランチとして。
 
ブレシア》
 イグリ・ターレ(Igli Tare FW・アルバニア人)ドッピエッタ(2得点)
 フィリッピーニ兄弟
 ロベルト・バッジョ
 ディアナ
 監督:マッツォーネ

ミラン》
 シェフチェンコ
 インザーギ
 ルイコスタ
 ピルロ
 カラーゼ
 セルジーニョ(交代で出てきた)
 マルディーニ
 コスタクルタ
 (ネスタはいなかった)
 監督:

 試合が始まり、ロベルト・バッジョがすばらしいプレーを披露する。彼のパスをターレが決める、(だったような)。今回こんなプロヴィンチャまで来たのはやはり現役のうちにバッジョを肉眼で見ておきたいというのも大きかった。
 ターレは2得点をあげ、お客さんを満足させる。
 しかし恐ろしいことが起こった。ルイ・コスタがけがしてしまったのだ。ガッリアーニ副会長がとんできて、ルイコスタに付きっ切りになる。ルイコスタは救急車に乗せられ、ミランサポーターのすぐ横を搬送された。衝撃的な光景だった。
 
 前半に2-0とリードされるが、ミランはブロッキのゴールとシェフチェンコの得点で同点にする。
 試合は後半セルジーニョが投入されすごい運動量で左サイドを駆け上がっていた。
 結果は2-2だった。
 私たちはメインスタンドでミランを応援していたがかなり浮いていた。
 でも追いついて大満足。

Giornata n.1 del 26/08/2001 (1ª di andata)
BRESCIA 2 - 2  MILAN
Tare I. 36'pt [il gol]
Tare I. 40'pt [il gol]
Brocchi C. 5'st [il gol]
Shevchenko A. (r) 18'st [il gol]

Brescia (4-4-2):
Castellazzi Sv, Petruzzi 6, Calori 6.5, Bonera 6, Esposito 6 (34' St Correa Sv), A.Filippini 6.5, Yllana 7 (43' St Guana Sv), E.Filippini 6.5, Kozminski 6.5 (39' St Mero Sv), Baggio 6, Tare 7.5. (12 Srnicek, 24 Del Nero, 25 Salgado, 26 Cortellini).
Allenatore: Mazzone 6.5.

Milan (4-3-1-2):
Abbiati 5,
Chamot 4.5 (1' St Contra 6), Costacurta 5.5, Maldini 6, Serginho 5.5, Gattuso 5, Kaladze 4.5, Brocchi 6 (30' St Donati Sv), Rui Costa Sv (24' Pt Coco 5), Inzaghi 5.5, Shevchenko 5.
(1 Rossi, 24 Laursen, 21 Pirlo, 19 Moreno).
Allenatore: Terim 6.

Arbitro: Collina di Viareggio 6.5.
Angoli: 4-4.
Recupero: 1' e 3'.
Ammoniti: Costacurta per gioco scorretto.
Spettatori: 17 mila.
Note: giornata caldissima, 35 gradi, con un elevato tasso di umidita'. Infortunio a Rui Costa, costretto ad uscire in barella al 24' del pt.
I Gol:
37' pt: bel triangolo sulla trequarti Baggio-Tare-Kozminski, con discesa sulla fascia di quest' ultimo e cross efficace sul quale Tare di testa prevale su Costacurta.
41' pt: azione fotocopia del Brescia con Kozminski che arriva sul fondo della fascia sinistra e crossa: Abbiati sbaglia il tempo dell'uscita e tare ancora di testa insacca.
4' st: mischia in area del Brescia, Calori e Petruzzi pasticciano, il loro rinvio e' corto e brocchi di sinistro trova lo spiraglio vincente.
18' st: l'arbitro Collina concede un rigore per un atterramento in area di Emanuele Filippini e Kozminski ai danni di Contra. Batte Shevchenko di piatto destro, portiere da una parte, palla dall'altra



 スタジアムを後にする。しかしここでだんだん困ったことになってきた。バス停がわからない。しょうがないのでとりあえず歩く。
 ミランの殺気立ったサポーターを護送するバス(こういうのがほんとにあるのだ)が疾風のように去っていく。さっさと去れ!ということらしい。彼らはありえないほどバスにすし詰めにされ、大きな声で応援歌を歌っている。
 我々日本人には、どこからか、なんかものが飛んできた。おいおいおい。
 とにかく歩いて疲れきったところにバスがやってきた。ありがたい。サポーターでとにかくぎゅうぎゅうづめのバスに乗って、駅へ。降りた場所が駅かどうかもわからなかったが、もう勘だよ。今思えばよく駅まで行けたものだ。まったくありえない。

 さてお次はヴェローナだ。早く行かないと間に合わない。来た鈍行の列車に乗って更に東へ向かう。
 ヴェローナはブレシアほど田舎じゃない。一応、都市だ。
 とにかくホテルに荷物を置かなくちゃ。ホテルの場所もようわからんのでタクシーで行ったら、駅のすぐそばだった。
 さあてスタジアムはどこでしょう?
 これもタクシーで向かう。
 夕闇が迫っている。そしてマルカントニオ・ベンテゴーディにはブレシアを越える恐怖が待っていたのだった(大げさ)。

 Verona - Roma

マルカントニオ・ベンテゴーディは大きなスタジアムで広すぎてオリンピコみたいだ。とにかく腹が減ったので、屋台で飲み物と食べ物を仕入れる。食べ物ときたら、どこへ行ってもパニーニしかない。そして水がほしいのに、「水」というイタリア語がわからなかったためにエスプレッソコーヒーを飲む羽目に。これがまた死ぬほど濃い! 飲んだ途端吐き出したくなるほど。これなに? という感じ。
 イタリア語で水は『アックア・ミネラーレ』。これだけは死ぬまで忘れないかも。
 スタジアムに入ろうとしたら入り口が不明で一周しちゃった。なんで? とにかく中に入ったが、どこの席なのかよくわからなかった。
 とりあえずメインスタンドの端にいる。おどろしいことにすぐ右手に極悪なローマのサポーターが。これは怖かった!
 それに目の前をでかい旗を持ったヴェローナのくそガキ(10歳ぐらい)がいて見えやしない。見えないんだよ!と日本語で文句を言う。おいおい。でも通じたかも。こんな小さくても立派なサポーター。イタリア人恐るべし。
 
 ヴェローナ》
ムトゥー
 
 ローマ》
トッティ
トンマージ

手を伸ばせば届きそうな距離にトンマージがいてコーナーキックを蹴る。

とにかく試合展開はともかく、クルバのローマの過激なサポーターがすごい。高いところで落ちそうなぐらいに壁に腰掛けて、熱狂的に声援する。とにかく怖い。近いからさらに怖い。
発炎筒でスタジアムが白くなっている。

そして悪いことに、同行者の具合が悪くなってきた。
我々は早々にスタジアムから退散する。
スタジアムの回りは真っ暗で、タクシーもいない。
でもここはありがたいことに歩いて帰れないでもない距離だったので歩く。
あやしい人たちがうようよいる。
スタジアムの大群衆はまだ帰るわけがない。
冷や汗をびっしょりかきながら、暗い道をひたすら勘だけでヴェローナの駅方面に戻る。まじ怖かった。
ホテルにたどり着いた時はすごく幸せだった。
こんなに旅先で緊張するなんてなんてスリリングな旅なんだろう。

Giornata n.1 del 26/08/2001 (1ª di andata)
VERONA 1 - 1 ROMA
Samuel W. 45'pt [il gol]
Oddo M. 29'st [il gol]

Verona (3-4-3): Ferron 6, Filippini 6.5 (30' St Melis, Sv), Zanchi 6, Gonnella 6, Seric 6.5, Mazzola 6, Colucci 6, Oddo 7, Mutu 5.5, Gilardino 5.5 (21' St Frick, Sv), Montano 6.5 (21' St Salvetti, Sv). (22 Doardo, 15 Italiano, 25 Diliso, 26 P.Cannavaro). Allenatore: Alberto Malesani, 7.

Roma (3-4-1-2):
Pelizzoli 5.5, Zago 6 (19' St Siviglia, Sv), Zebina 5, Samuel 7, Fuser 5.5 (37' St Lima, Sv), Assuncao 5.5 (17' St Guigou, Sv), Tommasi 6, Candela 5, Totti 6, Montella 5.5, Batistuta 5.5. (22 Cejas, 16 Balbo, 18 Cassano, 23 Tomic). Allenatore Fabio Capello, 6.

Arbitro: Farina di Ovada, 6.5.
Angoli: 4-2 per il Verona.
Recupero: 1' e 4'
Ammoniti: Assuncao per gioco falloso e Mutu per proteste.
Spettatori: 22.110 per un incasso di 470 milioni di lire.



ホテルで倒れた同行者を尻目にひたすらイタリアのスポーツ番組を見る。おお~、やってます。リッピ監督が出ている。さすがイタリア。
今は日曜の夜中。あしたはまたミラノに戻って帰途に着く。
ふう~~~

翌日、また列車でミラノに戻る。ミラノの駅にミラン・ショップがあってお土産を買う。
それから同行者のために鎮痛薬を買う。英語が通じない~
「バッファリン!」と叫んでやっと通じた。

イタリアでの教訓は、
『英語は通じないと思え。』
『水』ぐらい知っとけ。
『田舎では足を確保すること』
『ホテルにバスタブはないと思え』(ミラノのホテルには奇跡的にバスタブがあった)
『ホテルの朝食はハムばっかり』
こんなところですか。
やっぱツアーは偉大ですよ。足があるだけでもありがたいことだ。ミラノとかの大都市だったらまったく問題ないだろうが、プロヴィンチャはフリーではかなりチャレンジングなものがある。


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Premier League





ドログバ、ハットトリック チェルシー、ワトフォードに格の違いを見せつけた

Chelsea 4-0 Watford
Saturday, 11 November 2006
at Stamford Bridge

Chelsea:
Cudicini,
Geremi, Ricardo Carvalho, Terry, Ashley Cole,
Essien, Makelele (Wright-Phillips 76), Ballack (Joe Cole 73), Lampard, Shevchenko (Robben 65), Drogba.
Subs Not Used: Hilario, Boulahrouz.

Booked: Ballack.

Goals: Drogba 27, 36, Shevchenko 52, Drogba 69.

Watford: Foster, Doyley, Shittu, DeMerit, Stewart, Smith (Bangura 70), Mahon, Francis, Bouazza (Powell 62), Henderson, Young.
Subs Not Used: Lee, Mackay, McNamee.

Booked: Doyley.

TIMES ONLINE -
Shevchenko scored Chelsea’s third goal, latching on to Drogba’s inch-perfect through ball, and encouraged his team-mates to join him in a baby-in-the-cradle celebration to acknowledge the birth of Christian, his second child.

結果だけはわかっていたので、きょう再放送を途中から見たら、前半の得点シーンまでは重そうなスロウペースの試合だった。やっぱり、相手のレベルが低いのか、チェルシーの選手が疲れているのか。

右サイドからボールがクロスで入ってくる。ゴールエリアに突進するシェヴァとドログバ、シェヴァにディフェンス2人が引きずられるように交錯する。シェヴァはディフェンスを避けるようにジャンプ、ボールはゴール正面にいたドログバが技ありのシュートで、足を出して押し込んだ。さすが。運動能力の高い人たちの迫力のプレー、何度見ても圧巻です。これが1点目。ドログバとシェヴァは肩を組んで走っていく。

そして2点目。これもドログバ。シェヴァとドログバのワンツー。シェヴァはオフサイドを気にしつつ間合いを見計らって出す。シェヴァのパスはディフェンダーの足に当たってコースが変わり、ころころとドログバの足元へ。ドログバは角度のないところから決めた。さすが。ドログバはシェヴァを指差し抱擁。

3点目。今度はお返しとばかりにドログバがシェヴァに出し、シェヴァは胸トラップしながらゴール前へ。ディフェンスを両腕を広げてガードしながら(インザーギみたい)大事にボールを押し込んだ。シェヴァがこうまでするとは、やっぱりストライカーはどうしてもゴールがほしいもの。
シェヴァはみんなを呼んで「ゆりかごパフォーマンス」。第2子、クリスチャン君の誕生を祝福した。おめでとうございます。

モウリーニョは3点入って、シェヴァも入れたし、ここでゲームをまた違う局面にしてみようとした。シェヴァを下げてロベン、バラックを下げて、Jコール(バラックには気を使って、背中をたたいて話しかける)マカを下げて、ライト・フィリップス。
がらりと雰囲気の変わったチェルシー。普通だとkill the time の後半の30分以降がまったく活性化された。
右サイドがドログバにボールを出し、またドログバ。彼はまたもやハットトリック。

モウリーニョはしかし試合後のインタビューで2人のストライカーにのみ目がいきがちなことを気遣ってか、ずばっと言っている
「中盤の4人が良いから得点もしやすいのだよ。」
さすがです。



FOX Sports - Photo

 ゆりかごパフォーマンス in Chelsea

BBC Sport
Saturday's football photos

Video -
Mourinho delighted with strike duo

What Mourinho said -

JM:スコアは4-0。チームのプレーには総じて満足している。もちろんストライカーが得点を挙げたのがうれしいことだ。ディディエは3点も入れたし。アストンヴィラ戦でも得点してた。シェヴァもけがから復帰して、両方の試合で得点を入れた。2人とも大活躍でチームに貢献した。

Q:きょうの試合では2人の本当の意味でのパートナーシップが見られたわけですが。

JM:大事なことは、ディディエがシェヴァの出したボールをゴールし、シェヴァはディディエの出したボールをゴールしたことだ。これが2人にとって重要なことだ。まったく目を瞠るプレーでした。ただ、私が思うに、4人のミッドフィルダーはすばらしいサッカーを披露した。中盤がこのくらいのレベルにあれば、ストライカーにとってゴールを決めるのは容易なことだろう。

Q:シェフチェンコはゴールエリアにあまりいませんでしたが、ディフェンダーのプレッシャーがきつかったのか。彼のプレーのレベルが落ちたと思いますか?

JM:いいえ、思いません。僕は常に彼を信頼している。一点の曇りもなく。ただプレミアの要求する選手のあるべきレベルにはまだ達していないかもしれないが、ゴールも決めたし、ご覧のように。すばらしいドログバのアシストも果たしたし。このまま様子を見るよ。

Q:あとひとつだけ。あなたはスティーヴ・ハケットとの会談を行うということですが、サー・アレックス・ファーガスンがあなたがチェルシーに有利な待遇を求めるのではと。これにはどう応じますか?

JM:私はハケット氏が応じてくれると思います。それは明らかなことです。


Didier Drogba fired a brilliant hat-trick

SKY Sports
Video -
Mourinho

Chelsea boss Jose Mourinho hailed Didier Drogba


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La Liga





After 30 games undefeated at the Bernabéu, Fabio Capello lost the three points
レアル、ホームで30試合ぶりに敗れる


REAL MADRID 1 - 2 CELTA
5 Nov 2006 Santiago Bernabéu

REAL MADRID : 4-2-3-1
 46' changed to : 4-1-3-2 (4-4-2)
65' changed to : 4-1-4-1 (4-5-1)

Iker Casillas;
Sergio Ramos, Helguera, Cannavaro, Roberto Carlos;
Emerson, Diarra (Reyes, min.46);
Raúl, Guti, Robinho (Van Nistelrooy, min.46);
and Ronaldo (Beckham, min.65).

CELTA
Pinto; Angel, Lequi, Contreras, Placente; Oubiña, Iriney; Núñez (Tamas, min. 90), Canobbio (Jorge, min.74), Nené (Jonathan Aspas, min.80); and Fernando Baiano.

GOALS:
0-1. Min. 35. Nené
1-1. Min. 43. Emerson, heading in a corner kick.
1-2. Min. 82. Jorge

Booked Guti (19'), Diarra (27') and Reyes (76') from Real Madrid, and Oubiña (36') and Nené (43') from Celta



レアルがホームでセルタなんかに負けた。
新聞ではカペッロがロナウドを久々に先発でつかってきたら、不発でカペッロの期待に応えられなかったというようなことを書いていたが、ロナウドにもらしいドリブルからのらしいシュートがいくつかはあったんですよ。
彼がまったくダメだったわけではない。
まあレアルはミスで運がなく点を決められてしまったのだ。
特に2点目は高い位置でレジェスがボールを奪われてしまい、ひどい失点だった。

今回書いているのは、やはりカペッロ采配がおもしろかったから。

前半セルタに先行され、前半の終わりごろに、ラウルのコーナー・キックからエメルソンのヘッドで同点にする。

ハーフタイムが終わったら驚き!
カペッロはロビーニョとディアラを下げて、ファン・ニステルローイとレジェスを投入。
お得意のダブル・ピボーテをやめて、2トップにしてきたのだ。
今までカペッロはずっとファン・ニステルローイのワン・トップ・スタイルだったのだから。
それがこの豪華2ショットの揃い踏みで解説者は喜ぶ。多分全世界のレアル・ファンもおぉ!とおもたんではないか?
なかなか見ごたえあったな~
後半8分あたりまでのプレイの華麗さといったらなかった!
前がかりで、攻撃攻撃。ボールが回る。
中央下がり目のグティ、ゴール前に突入するファン・ニステルローイ。しかしこれはハンド。

カペッロはそして唐突に2トップをやめてしまう。
ロナウドを下げてベッカム投入。
またワントップに戻したのだ。

結果的に終了間際に逆転されてしまう。

しかし前がかりの超攻撃的レアル、まるでカペッロと思えないサッカーがきょうも展開されていてなかなかうれしかった。

個々のプレーヤーの質が高く、それぞれ魅せてくれた!
エルゲラがいきいきとプレー。
彼はセンターバックだが、まるでボランチのように前線にパスも供給するし、実にすばらしい。自分で攻めにもいくし、リベロっぽい。
カンナヴァロとは絶妙なコントラストをなしていて、うまくいってる。
カンナヴァーロは世界最高のセンターバック。彼が敵と1対1になったときどおしたか。敵の前に立ちふさがって、敵はシュート打てず右往左往。そうするうちにカンナヴァロはええい邪魔くさいと肩でタックルして彼を倒してボールを奪う。けんかうま。
スペインのレフェリーは笛吹きませんよ。さすがです。
すばらしいプレーときたないファウルの違いぐらいわかっているのよ。グレアム。

それからセルヒオ・ラモス!
いいですねえ、彼は。
あがるあがる。
すばらしい選手です。今後、スペイン代表不動のレギュラーだろう。

やはりこういう豪華な選手たちを仕切れるのはこわいカペッロ先生なのかしら。モウリーニョはカペッロと似ていると誰かが言っていたが、まあそう認めざるを得ない部分もある。

戦術的には違うが(モウリーニョは 4-3-3 が好き)
途中でカペッロが 4-4-2 にしたところは、今シーズンのチェルシーの2トップと豪華な中盤の 4-4-2 と重なる部分があった。
ただし、チェルシーの中盤はダイアモンドで、バラックはトップ下の中央だが、
ラウルは左よりのトップ下。(レジェスが入ってからは右より)
レアルはダイアモンドとはいえない。グティが下がり目でボールを供給する感じ。
レジェスが入ってからは、
   
        ロナウド  ファン・ニステルローイ

          レジェス   ラウル
              グティ
      
             エメルソン
    ロベカル カンナヴァロ エルゲラ セルヒオ・ラモス
         
              カシージャス

今シーズンのレアルが形になっているのはやはりグティが中央下がり目にいるからだと思うのだ。
今シーズンのチェルシーもバラックを王様にするか、ランパードを王様にするか決めた方がいいと思う。このままではバラックは移籍したくなるだろうし、ランパードもしかりなのだ。
両雄並び立たず。
ドログバはセンター・フォワードタイプで、シェヴァは下がり目もできるのでタイプが違うので機能してきたようだ。(きのうのまだ見てないのだ)
ロナウドとファン・ニステルローイも機能するかもしれない。(カペッロも気に入っているようだ。下記参照。)

フォワードはいいのだ。
司令塔(王様)は一人だ。
そしてバラックは『王様』以外ありえない。
チェルシーではモウリーニョが王様なのかもしれないが…
私はゲームの中に王様がいた方がいい。
つまり中田がペルージャでは英雄だったが、ローマなどではそうでなかった、というのはそこなんだ。



Related Links -
カペッロ監督、ベルナベウで30試合無敗記録を樹立した後、勝ち点3を逃す

What Capello said -

Fabio Capello regretted the defensive mistakes that allowed Celta's goals

"I liked the game a lot," stated Fabio Capello
he liked the Van Nistelrooy-Ronaldo partnership and will probably line them up together again.

"We had many chances, but we didn't score. I think we played a good game. Actually, it's the first time I really enjoyed the team.

"I like the second half especially. I subbed Diarra because he was booked and I was afraid we might end up with 10 men on the pitch."

"Ronaldo had a few cramps. He had a great chance. I really liked how he paired up with Van Nistelrooy. I am sure that the two of them can be lined up from the start. I will use this partnership again, for sure."

"We have to wait a bit because we have very recently changed out game style."


「いい試合だったよ。」カペッロ監督はロナウドとファン・ニステルローイの2トップがまた実現する日もあると示唆した。

「得点チャンスはやまほどあったが、結びつかなかった。いい試合をしたと思う。実際、レアルを采配していてこんなにおもしろい試合は初めてだった。」(おいおい)
「特に後半が良かったな。ディアラを下げたのはイエローを1枚もらっていたからだ。10人でプレーすることになったら大変だからね。」(どっかで聞いた科白)

「(久々先発のロナウドについて)力を発揮できなかったな。得点チャンスはあったんだが。でもファン・ニステルローイとのコンビネーションはなかなかよかった。2人を先発で同時に起用してもいいかもしれない。これはお約束しますよ。」

「レアルは最近チームスタイルを変革したばかりなのだ。もう少し時間がほしい。」




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Mourinho





PLAYBACK - Jose in Madame Tussaud

BBC -
Mourinho 'more handsome in wax'

8 December 2005

At the launch on Thursday, Mourinho struck his stock sideline pose with hands on hips, imitating the waxwork.

And when asked who was more handsome, the Portuguese boss pointed to his waxy neighbour.

manchestereveningnews -
Mourinho finally meets his match

----When asked who he thought was the better looking, Mourinho pointed coolly to the model - but made no verbal riposte, as is his custom at Chelsea press conferences.-----

LIFE STYLE EXTRA -
No Say Jose Is Lost For Words For Once
Thursday, 8th December 2005

Mourinho is the first Premiership manager to be immortalised in wax.

The real Jose arrived today wearing a blue velvet jacket, grey trousers, black suede shoes and kept his hands in his pockets for most of the launch.
-
The game has already been a hit with 10-year-old Arsenal fan George Thompson from Epping. He said:
"My favourite player is Zinedine Zidane because he is a good midfielder and he is quite popular. Jose told me 'You wanna win without Chelsea players - you're line up is terrible.' But I would have said to him: 'You need to buy the ones I've picked.'"


Jose predicts short life for wax dummy
AGENCE FRANCE-PRESSE . Lisbon

‘I am in the museum but I won’t stay there very long. Except for royalty and major historical figures, everyone there goes out of fashion,’ he told sports daily A Bola.
He said former England international footballer Gary Lineker told him his wax replica was removed once he stopped scoring goals and Mourinho’s could expect the same fate.
‘So the day I stop winning matches what can happen is they will sell me the dummy at a low price,’ he told the newspaper.


マダム・タッソーにモウリーニョさんのろう人形が!
ジョゼの爆笑コメント。

2005年12月8日(木)。ロンドンの「マダム・タッソー蝋人形の館」でモウリーニョ人形の設置イベントが行われた。
モウリーニョは、いつも試合中にサイドライン脇で立っているあのポーズを、人形そっくりにまねして見せた。
マスコミにどっちがいけてるか聞かれて、モウリーニョは黙って隣のてかてかのやつを指差した。普段記者会見では饒舌なジョゼが寡黙だった。
プレミアの監督でここに設置されたのはモウリーニョがはじめて。
本物のジョゼはきょうは青いヴェルヴェットのジャケットにグレイのズボン、黒いスエードの靴といういでたち。イベントの間中ポケットに手を突っ込んでいた。

(ここでは世界中のサッカープレーヤーを選んでドリームチームを作るというアトラクション(ゲーム)がある。)
すでに遊んでいたアーセナル・ファンの10歳の少年。
「僕はジネディーヌ・ジダンが好きだな。うまいし、人気あるモン。ジョゼが僕にこんなことを言ったんだよ、
『チェルシーの選手を使わないのか? それで勝とうって? ひでぇチームだな。』
こう言い返せばよかった。
『僕の選んだ選手をチェルシーが買えばいいのさ』って。」

モウリーニョはポルトガルのマスコミ(?)にこう語った。
「博物館に陳列されちゃったけど、そこに長居したいとは思わないね。だって王室や歴史上の人物以外は、すぐみんな時代遅れになっちゃうから。」
ゲイリー・リネカーがジョゼに語ったところによると、リネカーのレプリカは彼がゴールを挙げなくなるや撤去されたそうだ。ジョゼは自分の人形も同じ運命をたどるんじゃないかと思っているのだ。
「僕が試合に勝てなくなったら、マダム・タッソーは僕にろう人形を安い値段で売ってくれるだろうね。僕はダミー(影武者)が必要だから。」



* ** ** ** ** ** *


極私的追記:
あぁ、よっしーさん。やはりあの旅がこの今のチェルシー・フリークの状態の出発点であったのだわ。
私がここを訪れたのは、ジョゼのろう人形設置から1カ月も経たない時期だったのですね。だから「えらい特別扱いだな~」と思ったのですよね。「まぁロンドンだからこんなものなのかな~」とも思いつつ。
ベッカムはイングランドでプレーしていた時はマンUでしたからね。
チェルシーはロンドンのチームだもんね。
でもここはロンドン子よりもそれ以外のイギリス人と外国人の方が多い気がします。
だって高いもん。
多分スポンサーもついていたのでしょう。
そういう要因があった。
聞くところによるとサー・アレックス・ファーガスンを蹴飛ばしてジョゼになったということだし。
ジョゼは世界的に女、子供にも人気があるし。というのが理由だったらしい。




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UEFA Champions League





The Champions League Chelsea against Barça 04-05 Season

16強
The Knock out Round 1st Round
Chelsea 4 - 2 Barcelona (5-4 on aggregate)
Tuesday, Mar 08, 2005
at Stamford Bridge

Barcelona 2 - 1 Chelsea
Wednesday, Feb 23, 2005
at Camp Nou

8強
UEFA Champions League 04-05 Season
Quarter-Finals-1st Leg
2005-04-06  Stamford Bridge
Chelsea 4 - 2 Bayern Munich
ジョー・コール 5'
ランパード 60'
ランパード 70'
ドログバ 82'
バスチャン・シュバインシュタイガー 53'
ミヒャエル・バラック 90'

Quarter-Finals-Second Leg
Tuesday 12 April 2005
Bayern Olympiastadion
Bayern Munich 3 - 2 Chelsea

Aggregate Score:
Chelsea 6(4+2) VS 5(2+3) Bayern Munich


4強
Semi Final
The 'Battle of Britain'

04-05 UEFA Champions League Semi Final 1st leg
Wednesday 27 April 2005
Chelsea vs Liverpool FC

04-05 UEFA Champions League Semi Final 2nd leg
May 10, 2005

Liverpool 1 - 0 Chelsea

Aggregate Score:
Liverpool 1 - 0 Chelsea





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