Shevaのブログ
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Premier League





ドログバ、ハットトリック チェルシー、ワトフォードに格の違いを見せつけた

Chelsea 4-0 Watford
Saturday, 11 November 2006
at Stamford Bridge

Chelsea:
Cudicini,
Geremi, Ricardo Carvalho, Terry, Ashley Cole,
Essien, Makelele (Wright-Phillips 76), Ballack (Joe Cole 73), Lampard, Shevchenko (Robben 65), Drogba.
Subs Not Used: Hilario, Boulahrouz.

Booked: Ballack.

Goals: Drogba 27, 36, Shevchenko 52, Drogba 69.

Watford: Foster, Doyley, Shittu, DeMerit, Stewart, Smith (Bangura 70), Mahon, Francis, Bouazza (Powell 62), Henderson, Young.
Subs Not Used: Lee, Mackay, McNamee.

Booked: Doyley.

TIMES ONLINE -
Shevchenko scored Chelsea’s third goal, latching on to Drogba’s inch-perfect through ball, and encouraged his team-mates to join him in a baby-in-the-cradle celebration to acknowledge the birth of Christian, his second child.

結果だけはわかっていたので、きょう再放送を途中から見たら、前半の得点シーンまでは重そうなスロウペースの試合だった。やっぱり、相手のレベルが低いのか、チェルシーの選手が疲れているのか。

右サイドからボールがクロスで入ってくる。ゴールエリアに突進するシェヴァとドログバ、シェヴァにディフェンス2人が引きずられるように交錯する。シェヴァはディフェンスを避けるようにジャンプ、ボールはゴール正面にいたドログバが技ありのシュートで、足を出して押し込んだ。さすが。運動能力の高い人たちの迫力のプレー、何度見ても圧巻です。これが1点目。ドログバとシェヴァは肩を組んで走っていく。

そして2点目。これもドログバ。シェヴァとドログバのワンツー。シェヴァはオフサイドを気にしつつ間合いを見計らって出す。シェヴァのパスはディフェンダーの足に当たってコースが変わり、ころころとドログバの足元へ。ドログバは角度のないところから決めた。さすが。ドログバはシェヴァを指差し抱擁。

3点目。今度はお返しとばかりにドログバがシェヴァに出し、シェヴァは胸トラップしながらゴール前へ。ディフェンスを両腕を広げてガードしながら(インザーギみたい)大事にボールを押し込んだ。シェヴァがこうまでするとは、やっぱりストライカーはどうしてもゴールがほしいもの。
シェヴァはみんなを呼んで「ゆりかごパフォーマンス」。第2子、クリスチャン君の誕生を祝福した。おめでとうございます。

モウリーニョは3点入って、シェヴァも入れたし、ここでゲームをまた違う局面にしてみようとした。シェヴァを下げてロベン、バラックを下げて、Jコール(バラックには気を使って、背中をたたいて話しかける)マカを下げて、ライト・フィリップス。
がらりと雰囲気の変わったチェルシー。普通だとkill the time の後半の30分以降がまったく活性化された。
右サイドがドログバにボールを出し、またドログバ。彼はまたもやハットトリック。

モウリーニョはしかし試合後のインタビューで2人のストライカーにのみ目がいきがちなことを気遣ってか、ずばっと言っている
「中盤の4人が良いから得点もしやすいのだよ。」
さすがです。



FOX Sports - Photo

 ゆりかごパフォーマンス in Chelsea

BBC Sport
Saturday's football photos

Video -
Mourinho delighted with strike duo

What Mourinho said -

JM:スコアは4-0。チームのプレーには総じて満足している。もちろんストライカーが得点を挙げたのがうれしいことだ。ディディエは3点も入れたし。アストンヴィラ戦でも得点してた。シェヴァもけがから復帰して、両方の試合で得点を入れた。2人とも大活躍でチームに貢献した。

Q:きょうの試合では2人の本当の意味でのパートナーシップが見られたわけですが。

JM:大事なことは、ディディエがシェヴァの出したボールをゴールし、シェヴァはディディエの出したボールをゴールしたことだ。これが2人にとって重要なことだ。まったく目を瞠るプレーでした。ただ、私が思うに、4人のミッドフィルダーはすばらしいサッカーを披露した。中盤がこのくらいのレベルにあれば、ストライカーにとってゴールを決めるのは容易なことだろう。

Q:シェフチェンコはゴールエリアにあまりいませんでしたが、ディフェンダーのプレッシャーがきつかったのか。彼のプレーのレベルが落ちたと思いますか?

JM:いいえ、思いません。僕は常に彼を信頼している。一点の曇りもなく。ただプレミアの要求する選手のあるべきレベルにはまだ達していないかもしれないが、ゴールも決めたし、ご覧のように。すばらしいドログバのアシストも果たしたし。このまま様子を見るよ。

Q:あとひとつだけ。あなたはスティーヴ・ハケットとの会談を行うということですが、サー・アレックス・ファーガスンがあなたがチェルシーに有利な待遇を求めるのではと。これにはどう応じますか?

JM:私はハケット氏が応じてくれると思います。それは明らかなことです。


Didier Drogba fired a brilliant hat-trick

SKY Sports
Video -
Mourinho

Chelsea boss Jose Mourinho hailed Didier Drogba


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La Liga





After 30 games undefeated at the Bernabéu, Fabio Capello lost the three points
レアル、ホームで30試合ぶりに敗れる


REAL MADRID 1 - 2 CELTA
5 Nov 2006 Santiago Bernabéu

REAL MADRID : 4-2-3-1
 46' changed to : 4-1-3-2 (4-4-2)
65' changed to : 4-1-4-1 (4-5-1)

Iker Casillas;
Sergio Ramos, Helguera, Cannavaro, Roberto Carlos;
Emerson, Diarra (Reyes, min.46);
Raúl, Guti, Robinho (Van Nistelrooy, min.46);
and Ronaldo (Beckham, min.65).

CELTA
Pinto; Angel, Lequi, Contreras, Placente; Oubiña, Iriney; Núñez (Tamas, min. 90), Canobbio (Jorge, min.74), Nené (Jonathan Aspas, min.80); and Fernando Baiano.

GOALS:
0-1. Min. 35. Nené
1-1. Min. 43. Emerson, heading in a corner kick.
1-2. Min. 82. Jorge

Booked Guti (19'), Diarra (27') and Reyes (76') from Real Madrid, and Oubiña (36') and Nené (43') from Celta



レアルがホームでセルタなんかに負けた。
新聞ではカペッロがロナウドを久々に先発でつかってきたら、不発でカペッロの期待に応えられなかったというようなことを書いていたが、ロナウドにもらしいドリブルからのらしいシュートがいくつかはあったんですよ。
彼がまったくダメだったわけではない。
まあレアルはミスで運がなく点を決められてしまったのだ。
特に2点目は高い位置でレジェスがボールを奪われてしまい、ひどい失点だった。

今回書いているのは、やはりカペッロ采配がおもしろかったから。

前半セルタに先行され、前半の終わりごろに、ラウルのコーナー・キックからエメルソンのヘッドで同点にする。

ハーフタイムが終わったら驚き!
カペッロはロビーニョとディアラを下げて、ファン・ニステルローイとレジェスを投入。
お得意のダブル・ピボーテをやめて、2トップにしてきたのだ。
今までカペッロはずっとファン・ニステルローイのワン・トップ・スタイルだったのだから。
それがこの豪華2ショットの揃い踏みで解説者は喜ぶ。多分全世界のレアル・ファンもおぉ!とおもたんではないか?
なかなか見ごたえあったな~
後半8分あたりまでのプレイの華麗さといったらなかった!
前がかりで、攻撃攻撃。ボールが回る。
中央下がり目のグティ、ゴール前に突入するファン・ニステルローイ。しかしこれはハンド。

カペッロはそして唐突に2トップをやめてしまう。
ロナウドを下げてベッカム投入。
またワントップに戻したのだ。

結果的に終了間際に逆転されてしまう。

しかし前がかりの超攻撃的レアル、まるでカペッロと思えないサッカーがきょうも展開されていてなかなかうれしかった。

個々のプレーヤーの質が高く、それぞれ魅せてくれた!
エルゲラがいきいきとプレー。
彼はセンターバックだが、まるでボランチのように前線にパスも供給するし、実にすばらしい。自分で攻めにもいくし、リベロっぽい。
カンナヴァロとは絶妙なコントラストをなしていて、うまくいってる。
カンナヴァーロは世界最高のセンターバック。彼が敵と1対1になったときどおしたか。敵の前に立ちふさがって、敵はシュート打てず右往左往。そうするうちにカンナヴァロはええい邪魔くさいと肩でタックルして彼を倒してボールを奪う。けんかうま。
スペインのレフェリーは笛吹きませんよ。さすがです。
すばらしいプレーときたないファウルの違いぐらいわかっているのよ。グレアム。

それからセルヒオ・ラモス!
いいですねえ、彼は。
あがるあがる。
すばらしい選手です。今後、スペイン代表不動のレギュラーだろう。

やはりこういう豪華な選手たちを仕切れるのはこわいカペッロ先生なのかしら。モウリーニョはカペッロと似ていると誰かが言っていたが、まあそう認めざるを得ない部分もある。

戦術的には違うが(モウリーニョは 4-3-3 が好き)
途中でカペッロが 4-4-2 にしたところは、今シーズンのチェルシーの2トップと豪華な中盤の 4-4-2 と重なる部分があった。
ただし、チェルシーの中盤はダイアモンドで、バラックはトップ下の中央だが、
ラウルは左よりのトップ下。(レジェスが入ってからは右より)
レアルはダイアモンドとはいえない。グティが下がり目でボールを供給する感じ。
レジェスが入ってからは、
   
        ロナウド  ファン・ニステルローイ

          レジェス   ラウル
              グティ
      
             エメルソン
    ロベカル カンナヴァロ エルゲラ セルヒオ・ラモス
         
              カシージャス

今シーズンのレアルが形になっているのはやはりグティが中央下がり目にいるからだと思うのだ。
今シーズンのチェルシーもバラックを王様にするか、ランパードを王様にするか決めた方がいいと思う。このままではバラックは移籍したくなるだろうし、ランパードもしかりなのだ。
両雄並び立たず。
ドログバはセンター・フォワードタイプで、シェヴァは下がり目もできるのでタイプが違うので機能してきたようだ。(きのうのまだ見てないのだ)
ロナウドとファン・ニステルローイも機能するかもしれない。(カペッロも気に入っているようだ。下記参照。)

フォワードはいいのだ。
司令塔(王様)は一人だ。
そしてバラックは『王様』以外ありえない。
チェルシーではモウリーニョが王様なのかもしれないが…
私はゲームの中に王様がいた方がいい。
つまり中田がペルージャでは英雄だったが、ローマなどではそうでなかった、というのはそこなんだ。



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What Capello said -

Fabio Capello regretted the defensive mistakes that allowed Celta's goals

"I liked the game a lot," stated Fabio Capello
he liked the Van Nistelrooy-Ronaldo partnership and will probably line them up together again.

"We had many chances, but we didn't score. I think we played a good game. Actually, it's the first time I really enjoyed the team.

"I like the second half especially. I subbed Diarra because he was booked and I was afraid we might end up with 10 men on the pitch."

"Ronaldo had a few cramps. He had a great chance. I really liked how he paired up with Van Nistelrooy. I am sure that the two of them can be lined up from the start. I will use this partnership again, for sure."

"We have to wait a bit because we have very recently changed out game style."


「いい試合だったよ。」カペッロ監督はロナウドとファン・ニステルローイの2トップがまた実現する日もあると示唆した。

「得点チャンスはやまほどあったが、結びつかなかった。いい試合をしたと思う。実際、レアルを采配していてこんなにおもしろい試合は初めてだった。」(おいおい)
「特に後半が良かったな。ディアラを下げたのはイエローを1枚もらっていたからだ。10人でプレーすることになったら大変だからね。」(どっかで聞いた科白)

「(久々先発のロナウドについて)力を発揮できなかったな。得点チャンスはあったんだが。でもファン・ニステルローイとのコンビネーションはなかなかよかった。2人を先発で同時に起用してもいいかもしれない。これはお約束しますよ。」

「レアルは最近チームスタイルを変革したばかりなのだ。もう少し時間がほしい。」




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