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Premier League





チェルシー、負けた
今シーズン、プレミア2敗目


Tottenham Hotspur 2 - 1 Chelsea
Sunday, Nov 05, 2006

Tottenham (4-4-2)
Robinson; Chimbonda, Dawson, King (c), Assou-Ekotto; Ghaly, Jenas, Zokora, Lennon: Keane (Defoe 85), Berbatov.

Scorers Dawson (24), Lennon (51).

Booked Dawson (16), Ghaly (53), Wright (77).

Chelsea (4-1-2-1-2)
Hilário;
Ferreira (Boulahrouz h-t, Kalou 68), Carvalho, Terry (c), A Cole; Makelele (Wright-Phillips 62);Essien, Lampard; Ballack;
Drogba, Robben.

Scorers Makelele (14).

Booked Ferreira (24), Makelele (45+2), A Cole (45+2), Terry (61), Ballack (65), Terry (71).

Sent off Terry (71)




チェルシーはマケレレ弾で先制したが、その後同点にされ、逆転された。
ロビー・キーンにやられた。彼に対峙していたブラルーズは芝ですべって転んだ。ロビー・キーンは深く上がると、マイナスボールのクロスを出した。そこでレノンが決めた。この子も若い子でW杯に出たのは記憶に新しい。

モウリーニョ采配は久々に「あっ」と言わせる不思議なものだった。
ハーフタイムにフェレイラをブラルーズに代えた。理由は不明だが、フェレイラはイエローをもらっていた。
チェルシーは逆転され、攻めなくてはいけないので、マケレレをライトフィリップスに代えた。

そしてブラルーズは68分にカルーに交代。わかりやすいというか、わかりにくいというか、なんで彼なんだ。

この後にテリーが退場。
モウリーニョはすぐさま、
「??が??に入れ!」と指示を出す。テリーの肩を叩く。
うろうろしているテリーをちらと見やるが。
チェルシーのディフェンスは大変なことに。3バック?
マケレレもブラルーズもテリーもいない。残っているのはエッシェンとカルヴァーリョ、Aコールだけ。
つまり守備的な選手をカルヴァーリョ以外全部攻撃的な選手に代えてしまったのだ。
全員で攻めろ!ちゅうことかいな。
バルサ戦で心底疲れ切っているチェルシーの選手たち。94分間走らされる。

終わってトテナムのスタジオ全体が歓喜に沸いて、まるでプレミアで優勝したみたいな騒ぎだった。相手の監督も一人一人を抱きしめて感動的な光景だった。
勝った時はそそくさと去るモウリーニョもピッチに残って選手たちをねぎらっていた。
会見場に現れたモウリーニョの顔はげっそり。目にはでっかい隈。
開口一番
「謝りたい。選手たちに。そしてサポーターに…」
「トテナムはよくやった。いいんじゃないか。喜んで。幸せをかみしめて味わうべきだ」
 あぁお疲れさま。
 下記に続く。

 それからこの試合でやっぱり一番のヤマはテリーが退場になった時。テリーが暴れだすんじゃないかとひやひやしましたわ。彼のでかい後姿が、トンネルの中に消えていく時、う~んきょうの試合は終わったなと。思った。
 この後イギリスのメディアはまた大変なことに。グレアム・ポールだ、ベンゲルだ、ああ~話題にことかきませんね。
 イギリスメディアがうらやましい。




BBC
Video -
Mourinho

JM: 選手たちのプレイはすごくよかった。僕らは2点目を得たはずだった。ミスター・ポールだけが僕らが2点目を得られなかったわけを知っている。テレビでも見てたし。今も見てきた。違う角度から何度も何度も見返したが、いまだにわからない、なんでゴールじゃないのか。
僕が思うに、レフェリーというものは試合における主役じゃない。どうして彼らは試合後にうちに帰るだけで、顔をさらしてプレスに対応しないのだろう。自分の判定を説明したら良いじゃないか。まったくわからないね。そうした方がみんなのためにもなるよね。君たちプレスや君たちの仲間の執筆者のためにも。
『どうしてファウルだったんですか? どうしてあなたはジョン・テリーにレッド・カードを出したんですか?それでどうしてガリーには出さなかったのですか?』ってね。
試合自体はすばらしいものだった。前半の20-25分はチェルシーが圧倒していた。そして次の20-25分はトッテナムが良かった。チェルシーの選手は戦術的にもメンタルでもすっばらしくて、3人のディフェンダーは攻撃にも参加してたくさんの同点にするチャンスを作った。トテナムも全力を出し切ってよい試合をした。すばらしい試合だったはずなんだ、わからないよ。なぜ審判があんな裁定をいくつも下すなんて。ミスター・ポールは今頃うちに帰って食事しながら家族との時間を楽しんでる。あしたになったらもう昨日までのことはさっぱり忘れ去っている。そしてまた試合をだめにして、説明もしないんだろうなあ。

Q:いや我々は彼に取材しますよ。ジョン・テリーのファウルについてお聞きしたいのですが。10人でプレーすることになって大変でしたね。あのペナルティー・エリア内での激突は…あの出来事は…

JM:ジョン・テリーはファウルなんかしてないでしょう。ジョン・テリーはみんなが知ってるように、アグレッシブにエルボするような、レッドカードに値するようなひどいプレーをする選手ではない。ありえないことだ。汚いプレーはむしろ、しない選手だよ。彼はゴール前で動くことができなかったんだ。
僕はシーズン前にレフェリーに言われたんだ、ゴール前で接触したり、ひっぱったり押したりしたらペナルティーだぞって。うちの選手は絶対にそんなことはしてない。それなのにレッド・カードだ。…(間をおいて)
主審についてはしゃべりたくない。試合に負けたからだ。試合に負けたことと、主審への文句をごっちゃにしてると思われたくない。だからきょうはレフェリーについて話したい気分じゃない。だから一番良いのは彼に記者会見を開いてもらうことだと僕は言ってるんだ。ちゃんときょうの審判を説明してもらいたい。こんな風に僕に彼を批判させるんじゃなくてね。まるで僕がレフェリーを批判したら、僕が試合に負けた言い訳をしてるみたいじゃないか。僕は言い訳はしてません。トテナムはよくやったし、彼らにとっては記念すべき日となったろう。
僕はチェルシーの選手も非難したくはない。前半の25分は試合の質はすばらしかったしね。10人になってからの最後の20分間のプレーは信じられないぐらいすごくて、まるでチェルシーが11人でトテナムが10人で戦っているみたいだった。チェルシーは試合の最後のほうで得点してもおかしくない場面があった。ランパードに惜しいシュートがあって、アルウェンがポストを直撃する惜しいシュートを放った。だから僕はチェルシーの選手やレフェリーを批判したくない。いつも審判のことを話すと難しい事態になるから嫌なんだよ。

Q:選手を批判しないなんて言ってますが、あなたはハーフタイムでディフェンスの選手を代えて、代えた選手を後半にまた変えましたね。

JM:チームとしてはうまくやっていたが、数人の選手がうまくプレーしていなかったし、ミスを犯した。それで個人名は出したくないが、そこまでしなくてもいいからね、それは言わないがね、「きょうはお前はだめだった」、と言う気はないですが、ハーフタイムと後半にいい方向に改善できなかったんで、
そのあと2-1に逆転されてしまった。僕はチャンスメイクするために、バックの選手を下げてアタッカーを入れたわけです。
マケレレは(?)イエローカードをもらってたし、リカルド(カルヴァーリョ)は3バックでスピードのあるすばらしいプレーをしていた。
変化をつけてチーム状況を改善するために、いい交代だったのか悪かったのかわからないが変えたわけです。

SKY Sports
Video -
Premiership Reaction
Mourinho after the game against Spurs

JM:でも…サッカーというものはエモーショナルなものだ。すごく質の高い試合だったのに…どうしてミスター・ポールは試合の重要な立役者になりたがるんだろう? ショーの主役は選手のはずだろう? まったく理解できない。どうしてしゃしゃり出てくるのか。ドログバのゴールだって幻になった理由は彼しか理解できないね。そしたら0-2になって、チェルシーは最高の瞬間を味わえたんだ。これこそすばらしいサッカーの試合だ。なのにやつがしたことは…レッドカードを出すことだった。ゴールマウス前の接触で敵のアタッカーが一人倒れたからだ。これもまったくばかげた(ridiculous)判定だ。それにガリーに与えたイエローは、明らかにレッドカードであるべきだった。エシアンをひじ打ちしたんだよ。

Articles -
Mourinho rages against ref

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José queries opinion poll

サンスポ 7日付
チェルシー屈辱の2敗目…モウリーニョ監督またも怒り爆発
Excerpt -
[立て板に水でまくし立てる“モウリーニョ節”が試合直後の会見場で炸裂した。「あの審判は自分が主役になるつもりでいる。それなら会見にも代わりに審判が来ればいいんだよ」。
「ドログバのゴールを見ず、彼は20メートルも離れたテリーの反則を見ていた。彼が審判を務めた2戦でこっちは勝ち点を5も失っているんだ」。 ]

 ご丁寧に『モウリーニョ語録』までついていて、超おもしろい記事です。

日刊スポーツ 7日付
 「CL出場組はお疲れモード…リーグ戦そろって黒星
     アーセナルもチェルシーもレアルもACミランも」


Chelsea News

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