Shevaのブログ
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Premiership





Before Sunday's clash at Old Trafford
フランク・ランパード記者会見



Telegraph -
What Ronaldo said

What John Terry and Joe Cole said



Frank Lampard Latest Press Conference
24 Nov 2006

Based on BBC Sport Video (excerpt of press conference)

クリスチャーノ・ロナウドが、チェルシーはモウリーニョが辞任したら勝てなくなる、バラックとシェフチェンコはチェルシーになんの変化ももたらしていないと挑発したことへのランパードの記者会見でのリアクション。

FL:(ロナウドやギャリー・ネヴィルが何ていってるかは僕らは知ってますよ。でも)試合が始まるまでは、僕らはじたばたする必要はないし、ぎゃあぎゃあ言い募ることもいらない。バラックとシェフチェンコについて(*)だが、彼らがチェルシーにこれまでどう貢献してるかとか、彼らが今までどういうキャリアを積んできたのか、すべてはピッチで証明される。やってくれますよ。

FL:チェルシーの目的はユナイテッドを凌駕することであるはずです。ユナイテッドは試合で結果を出すことによってピッチ外でも(金銭的にもの意?)成功したチームです。そうして今やビッグクラブです。チェルシーはそこまで到達していませんが、我々も最大の最高のチームになるべく目標を定めています。(これはつまりマンUと同じくリーグ三連覇すること)そうなったらユナイテッドは退場するしかありません。チェルシーはユナイテッドと同格になります。まだトップに追いつくのは遅くはない。しかしポイントを落とすのは痛いのでチェルシーらしさを発揮してベストをつくさないといけないのです。


Q:キャリックについてですが。彼は脅威ですか?

FL:彼とは代表でもいっしょだし、知ってるよ。最近話してないが、彼はマンUでもよくやっている。彼はよく批判されるけど、そういう人は彼がわかっていない。彼はパス出しもうまいし、すばらしい選手です。

Q:昨季はマンチェスターUTDに1-0で負けてますよね。(連勝記録を止められた)

FL:あれはまったくいやな記憶です。チェルシーはいい調子でしたから。--
負け試合ではなかったのです。前半スロウ・スターターだったことが唯一の敗因です。ウエストハム戦でもそうでした。
マン・ユナイテッドはいつもスタートダッシュがいいんです。そこが彼らのピークでもあるのですけど。


Q:(モウリーニョがいなくなったらチェルシーは勝てないという批判について)(?)

FL:監督というものはいつもクラブにとって大きな存在です。どうしてファーガスン監督がいなくなったらマンUは勝てるのかって聞かないんです? サー・アレックス・ファーガスンがクラブを離れたら、その穴を埋めるのは大変でしょう。だからそれはほめ言葉だと解してほしいです。うちの監督が優秀だという意味でね。悪口じゃないです。

Q:(野心的で--)

FL:(質問にちょっと辟易したように)もちろん、もちろんそうですよ。モウリーニョ監督の指揮下でやることが好きだし、心酔してさえいます。(=adore)結果も出してきました。ずっとチェルシーの監督でいてほしいし、このまま続けてさらに高みに上っていきたい。

Q:(別の質問者、前の質問者に)もういいでしょ。フランク、チェルシーが勝つためには何が必要ですか。

FL:そうですね(頭を掻く)。さっきも言いましたが、スタートが肝心ですね。
マンUの今シーズンの試合は全部見ました。ほんとにいつも最初がいいんですよ。
ギャリー・ネヴィルもそれについてしゃべってるのをきょう新聞で見ました。最初が肝心、そして試合を支配しなくてはいけません。そしたらベストなプレイができるし、向かうところ敵なしです。


Q:両方ともいいチームですが、どっちがいいチームですか?

FL:僕らは自分たちの力を信じています。日曜の試合に勝ったチームの方がいいチームということではありませんが、勝ったほうがリーグを制するでしょう。僕たちのチームは最高の状態ならどんなチームにも負けないし、そう信じてやらないといけません。

* calibre = イギリス英語。手腕, 能力

You can read it on Chelsea Official site as well.

Reference articles -

SKY Sports -
Lamps: We know how to beat Utd

TIMES online

Guardian

Telegraph

Independent

Mirror


驚きましたね。モウリーニョよりも監督らしい、もっともらしいことを語っているようです。遠くない将来、彼は引退後にチェルシーの監督になるでしょう。
訳出していない部分もまだあり、上記のサイトに書かれています。

テレグラフの記事には戦術的なことが書いてあり、なかなかおもしろいです。私には100%理解できないのですが…
ようするに、
ロナウドにボールを渡さなければいける、ということです。
そりゃそうだ。

「ユナイテッドの戦術について、サイド・アタッカー(=ウィンガー)のライアン・ギグスとクリスチャーノ・ロナウドが前がかりになる(=中盤にスペースを空ける)かどうか聞かれて、ランパードはしばし考え込んだ。
チェルシーの中盤は2つに別れていて、ランパード、バラック、エシアンの背後のセンター(ワン・ボランチ)にクロード・マケレレがいる。彼らミッドフィルダーがマイケル・キャリックやポール・スコールズを押さえ込まなくては(*)いけないというのがチェルシーの戦術だ。ルーニーが下がってきても、ギグスが(センターに)押し込んできても、同じく中盤が対応しなくてはいけない。」

「FL:先日のユナイテッドの(CL)セルティック戦を見ました。ユナイテッドはほとんどの場合、3人のミッドフィルダー(スコールズ、キャリック、ギグス)が同時にいて、僕はどういう状況でもチェルシーの3人から4人の選手で彼らに対しなくてはいけないと思います。」

「FL:ロナウドの動くスペースの広さがやっかいなんです。ここがゲームの勝敗の分かれ目となる戦術面でのポイントでしょう。」


「ランパードは(前述のように会見でキャリックを褒めたので)キャリックに対して寛容すぎる言葉を吐いたが、ユナイテッドは絶対勝ちに来る。キャリックはインターセプトするだろう。そうでないと、ユナイテッドの中盤の選手はチェルシーのエシアン、マケレレ、バイエルン=ミュンヘンのオーウェン・ハーグリーブスといった、インターセプターに欠いているということになるのだから。」

「チェルシーがロナウドの有能な足からボールを遠ざけ、ルーニーへのパス出しをさせないようにすれば、チェルシーは半分勝ったようなものだ。とは言ってもチェルシーの選手はみな、ランパードが言ったように、ユナイテッドの『スタートダッシュと向上したスキル』に十分注意しなくていけないが。」

* outmanoeuvre - defeat by more skillful maneuvering


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Mourinho





モウリーニョ劇場


モウリーニョの去就

Telegraph -
Mourinho 'is staying put'

Peter Kenyon says Jose Mourinho will be staying at Chelsea even if he fails to win the European Cup this season. -----


Champions League Reaction

Telegraph -
Mourinho curses his luck

これも皮肉なタイトルです(笑)。

モウリーニョがCLで優勝して以来、CLでの裁定のツキが落ちたとうそぶいたことへの強烈な皮肉。
「こんなにツイているのに、なんでツイてないなんておっしゃるの?」というわけだ。

この記事の後半は、BBCのVIDEOに上がっている方の会見の抜粋だが、やっぱりモウリーニョの英語を直しているのですよね。話し言葉から書き言葉にというのもあるし。
彼の英語は意味だけはがんがん伝わってくる英語だが、単語が違ってたりすることもあるのです~ 発音も?、な時もある。
でもその方がイギリス人の英語よりわかりやすいのですよ。イングランドのサッカープレイヤーの英語は、ようわからん…
特にこのBBCの会見はゆ~っくりしゃべっていた。
会見にドイツ人もいたからだと思う。
イギリス人相手のインタビューだともっと早口になる。

モウリーニョは以前はもっとインタビューをハイテンションで高い声でしゃべっていたが、自分でVTRを見て反省したのか、低い声で怒っているようにしゃべることが最近は主流になっている。

日本のスポーツ紙でもきょうは「チェルシーバルサに“嫌がらせ”」という文字が踊っていた。


日刊スポーツ
チェルシー敗れるも決勝Tへ/欧州CL

この記事でえ?と思ったのは、モウリーニョ自身も勝ち抜けを計算してなかったということだが、ほんとにそうなんでしょうか? そんなバナナ。
確かにインタビューでは試合が終わる頃になって、負けてもグループトップをキープできることを知ったと語っている。
実は当方も直接対決の得失点差がグループリーグでは勝ち点の次に来る基準(?)だということをはっきりわかっていなかったので、え?だったが。
ほかにもいろいろルールがあるので。アウェイゴールとか総得点とかアグリゲイトとか…

スポニチ
モウリーニョ“手抜き”を否定

報知
バルサ次も勝つしかない

What Terry said -
Sky Video and Article

Q:ジョン、おつかれさま。負けたのに勝ち抜けなんて変な気分でしょう?

JT:僕らは勝つために来たんです。他の試合の結果や得失点差に関係なく自力で勝ち抜きを確かなものにするために。だから残念です。

Q:あのフリーキックは

JT:ダイブだったのに。コーナーになって

Q:あれを阻止するチャンスが明らかに2回もあったのに。

JT:あのような形でゴールを許したのは残念だ。あんなひどいことは2度と起こらないように努めるよ。

Q:--の影響はあったんですか?

JT:いいえそうは思いません。---僕らは敵のプレスをよく防いでいた(*)(?)。だからほんとに残念です。

Q:少ないながらも得点チャンスは作り出していた。勝つためにがんばらなかったなんて誰にも言わせませんよね?

JT:言わせるものか。誰もが試合前にそう言ってたけど。僕らは勝つために来た。シンプルにそれだけだ。マンチェスター・ユナイテッドがきのう会見で言っていたように僕らがわざと負けるつもりだったらリザーブ選手を出しただろう。そんなことはしなかった。僕らは本気で戦った。結果は…

Q:次はマンチェスター・ユナイテッド戦ですが、チェルシーは決勝ラウンド進出を決めたが、敵はそうでない。どっちが有利なんでしょう。

JT:次のビッグゲームを控えているのに負けたのは残念だ。だからそういう意味では同じだ。(マンUはアウェイでセルティックに敗れ、チェルシーも同様だった。)でもうちはサイドで新しい選手を試しているし、強くて経験豊かな選手がいるし、日曜にはいいところを見せますよ(**)。


* - soak up 吸収する; 理解する
** - bounce back 元気を取り戻す

テリーはこのインタビューで"disappointing""disappointed"と何度言ったことだろう。よほど負けたのが悔しかったのですね。さすが闘将。
しかしあまりにもわかりません。テリーの英語。ごめんなさい。



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