Shevaのブログ
サッカー、テニス、バレエ、オペラ、クラシック音楽 そのほか
 



Premiership





チェルシーまたもホームでドロー マンUと6ポイント差に

Chelsea 2-2 Fulham
Saturday, 30 December 2006

Chelsea (4-1-2-1-2)
Hilario;
Geremi (Shevchenko 57), Ferreira, Carvalho, A Cole;
Makelele (Wright-Phillips 85);
Essien, Lampard (c);
Ballack; Kalou (Bridge 80), Drogba

Scorers Rosenoir o.g. 34, Drogba 61

Booked Ferreira 44.

Fulham (4-1-2-1-2): Niemi; Rosenior, Christanval, Bocanegra, Queudrue; Brown; Routledge, Volz; Radzinski; John (Boa Morte 68), McBride.
Scorers Volz 16, Bocanegra 83.
Booked Queudrue 84.


SKY Video

Q:ジョゼ、ホームで2ポイント失いました。それにまた2点も取られてしまいました。今一番あなたを悩ませていることはどっちなんですか?(Which concerned you most?)

JM: (鸚鵡返しに)何で頭が痛いかって?(What concerns me ?)(苦笑しながら)僕らだって2ポイント確保しようとやってたわけで、ぶっちゃけ、わかんないね。
僕が思うに、フットボールというものはね…敵がこっちが弱いな~と感じていたらね、次々とミスを犯してね。次々に。敵がそう思うのはわかりきったことですよ。
在りし日のチェルシーだったら…1-0だったら1-0。それで決まりだ。敵はみんなもうこのスコアは覆せないと感じていた。もう無理だとね。
ところが今は敵は、まだチェルシーに反撃できると感じているんです。
それは何故かというと、敵は以前にないぐらいの反撃をできると感じているからです。
以前のチェルシーだったら、敵は反撃しても点を取れず、逆にチェルシーがカウンター・アタックで追加点を重ねていた。
でも今は!敵は点を取れるし、結果を出せると感じているのです。
僕にはそうはっきり感じ取れます。
チェルシーはいい調子のときもありますが、あるときディフェンスにおいてミスが起こる、すると次々そのミスが連鎖していくんです。次々にね。
それでチェルシーはもうプレイできなくなり立ち止まって助けを求める。
何が言いたいかというと…4試合で8ゴールも献上することになったということです。
僕らは負けるわけにはいきませんから、結果を出そうと引き分けには持ち込んでいます。
でも毎試合3得点できるはずがありませんからね。
もっと状況が違ったらポイントを失うなんてことはないんですがね。

Q:これでマンチェスター・ユナイテッドとは6ポイント差になりましたが。

JM: チェルシーが普通のコンディションだったら、6ポイント差なんかぜんぜんたいしたことないことはご存知でしょう。
だって6ポイントのうち3ポイントはマンUとの試合で解消されるもんだし、あとの3ポイントはリーグ戦で解決できる。チェルシーがノーマル・コンディションだったらですが。
でも実際のところ、チェルシーは非常に今コンディションが低下していることは否めません。
重要な選手がプレイできない状態だし、重要な選手がベストな状態でプレイしてないしだね。
でも試合は11人でするもんだからね、ちゃんとプレーしてない選手も出なくちゃならない。だから難しいのです。
だから今は4試合で8点も取られても別に驚くには当たらないと思っています。(最早、怒りとか不満というよりも、苦笑混じりの諦念といった表情を浮かべるモウリーニョ)

Q:ちょっと明るいニュースも知りたいですね。ジョン・テリーは最近背中の手術を受けたようで、経過は良好だそうですが、この1週間か10日ぐらいで復帰できるのでしょうか?

JM:様子を見るしかありません。


BBC Video Link

JM:レディング戦と同じ筋書きです。
敵はうちが守備できないことがわかってる。
敵はうちがミスをおかすのを見ている。そして次のミスも。次のミスもね。
自信は失われる。
敵はうちのように得点できることを確信する。
サッカーはミラクルではありません。
守備的面で、いつも危機にさらされれば…
敵が自信をつけ、うちは反対に自信を失うのです。
ご覧のとおり、チェルシーは守備ができなくて結果を出せない状態です。
なぜなら、先月はチェルシーは敵が反撃する時間がない時間に得点していた。
チェルシーは試合の最後の数分間に得点していたので敵は反撃できない、そんな試合がいくつかありました。
今は20-25分ぐらい時間がありますから敵が反撃できると知っているのです。うちは守備がぼろぼろですからね。
チェルシーは過去に、何試合か忘れましたが、連続で無失点で勝つという偉大な記録を持っていたはずですが、今や、4試合連続で2得点与えるという記録を保持しています。驚くにはあたらないことですがね。

Q:何人も選手が離脱していますが、これは悩ましいことですよね。

JM:選手については、僕の手に負えないことが2種類あって、一つはけがだ。これはどこのチームにもありえることだが、今回のように何人もの重要なプレイヤーが一時にけがで離脱するのはどうしようもないことです。
もう一つコントロール不能なのは、選手が、穏やかに主張する場合もあるし、やかましく文句を言うこともあるのですが、試合に出してもらえない時にぶーぶー文句を言うことです。そのくせ試合に出た時には、しかるべきレベルでプレーできないわけです。

Q:今週失ったポイントは、優勝するためにはどのくらいのダメージとなりますか?

JM:レディング戦後に述べたことと変わりませんね。4ポイントはなんでもない。6ポイント差だって同じです。大したことじゃない。3ポイントはマンUとの直接対決で解消されるし、あとの3ポイントだって、敵しだいだね。どうしようもなく、ポイントを失うこともあるだろう。
僕にとって問題なのは、ずっと守備がうまくできていない試合が続くことだね。
それに守備の選手だけじゃない、ほかのエリアの選手たちもちゃんとできてない。
今の状態は、シーズンの最初からずっと高いレベルを維持している選手が4、5人いるが、一方で、チームのために何も貢献できてない選手も4、5人いるのです。
だからそれが問題であって、6ポイント差は問題ではないのです。
アストンビラ戦後には、ジョン・テリーが戻ってきて、ロベンが戻ってきて、ピーター・チェフが戻ってくるのが期待できます。ところが、ジョー・コールだけは今シーズン中ずっと駄目っぽいのですがね。でも選手たちが戻ってくるのを待つしかないです。今プレーできる選手はチームの勝利に貢献できるレベルのプレーではないからです。


Telegraph

TIMES online


きょう、スカパーで再放送されていた2004-05シーズンのバルサとの試合をしみじみ見た。(まったく大晦日の大掃除ができないじゃないか!)
強かった!チェルシー。
アグリゲイト・スコアでホームでビハインドになりながらも、それを跳ね返す主将テリーのヘッド!
歓喜のスタンド。
これがチェルシーの、モウリーニョのチェルシーの最高の姿だったのか。
Jコールが右サイドを縦横無尽にかき回す。
王様のランパードと
リベロのテリー。
私が思ったのは、チェルシーはやはりイングランド代表のテリーとランパードのチームだなあと。どんな外国人のFWが入ろうと、それは脇役にすぎない。
チェルシーは彼ら2人のチームなのだ。
カウンターでの圧倒的な攻撃。
ロングパスを供給するのはランパード。
足の速いFWしか対応できない。
そしてセット・プレーですごい活躍をするテリー。
テリーは最高だ。
だから今のチェルシーが弱いのはしょうがないのかもしれない。

What concerns me most is --
シェヴァとモウリーニョが決定的にだめになりそうだということだ。
シェヴァはモウリーニョ・チルドレンじゃない。
批判してそれで愛の鞭ということにはならない。彼にはプライドがある。彼はバロンドールで、ウクライナの英雄で、比類すべくなき存在だ。
しかしモウリーニョは彼に失望している、そして、
もうモウリーニョはそれを隠そうとしない。
どうしてこんなことになっちゃったのか。
もうチェルシーを見ることすら苦痛になってしまった。


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Chelsea





モウリーニョが一言言うたびに…

英国のタブロイド紙ってほんとにひどいですね。

「モウリーニョはもうシェヴァに見切りをつけた

「シェヴァには『67分男』というあだ名がついている。
 いつも替えられちゃうからだ。
 完全にサブ要員になっちゃった。
 でも本誌で計ったら、『72分男』だった。

「シェヴァの友人は言う。『彼は落ち込んでるよ。何もかもうまくいかない。

「前節に交代させられて以来、シェヴァとモウリーニョに会話はない。

そんな記事が某S紙に踊っています。
こんな人を傷つけるためだけの記事を書いて何が楽しいのだろう。

モウリーニョが一言語っただけでこうなる。

モウリーニョがドログバをセンターフォワードにしたいのにできないのは、ほかのアタッカーが怪我で、シェヴァはダメなレベルだからだ、

なんて言うから。
だいたいね、センターバックをドログバにさせるなんて、それこそ監督の言うことじゃないよ。ブラルーズとパウロフェレイラじゃ嫌かもしれないけど、いないんだからしょうがないでしょ。

ところでこないだのチェルシーTV,
チェルシーが絶好調のころのモウリーニョのインタビュー。

モウリーニョはルイ・ヴィトンの黒のVネックセーター、その下に茶のシャツ。
黒のキング。
相変わらず姿勢は『ふんぞり返って』おりましたです。

クリス・コールマンは言う。
「もうモウリーニョには『無敵』という雰囲気が感じられないんだよね。」

チェルシーがミカ・リチャーズを欲しがっているという報道、

ピアース監督は、「クラブが彼を売るなら、俺はやめる。」

チェルシーがいまだにビジャを狙っているという報道。


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DAVIS CUP





デビスカップ決勝

ロシア-アルゼンチンの決勝
2006年12月01日-03日
オリンピックスタジアム/モスクワ

アルゼンチンはナルバンディアン、ロシアはサフィンが牽引した決勝でした。

サフィンはシングルス2試合、ダブルス1試合と3試合も出て、2勝1敗。
一方のナルバンディアンはやはり同じように出て、同じく2勝1敗。
直接対決の一日目のシングルス第2試合。
サフィンはナルバンディアンに完敗。
その翌日のダブルスで今度は負かした。
それもサフィンはリターンが全部ナルバンディアンへのボディショット!
相変わらず『ガキンチョ』ぶりを発揮してました。
最終日、サフィンに敗れたアカスソが号泣していてかわいそうでした。

サフィンはずば抜けて高い身長。ブラッド・ピット似でハンサム。ワイルドでやんちゃな感じがブラピに似ています。サービスがすばらしく最終試合ではエースを連発。
ダブルスで出たツルスノフは金髪の巻き毛でこれまたアポロのように美しい選手です。
ロシアは選手が豊富ですね。

デビスカップは熱くなりますね。やはり国を背負うと観客席も熱狂ですごかったです。ジャッジが大変で、クワイエットプリーズ、スパシーバ、ポルファボール、グラシアスと3ヶ国語で毎回サービスのたびに注意しまくりでした。

ハイテクのフォールト判定システムには驚きました。
このシステムのセンサーはいったいどうなってるのか?
コートにセンサーが埋め込んであるのかしらそれとも?
まったく不可解ですわ。すごいですね~


デビスカップ放送予定

JSKY

決勝



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Champions League





CLインタビュー・インターナショナル!

UEFA Champions League 06/07オフ企画
「CL the インタビュー」#1

この番組はなかなかですね。
マニアじゃなかったら???な番組でしょうが…

インタビュー長い!
飛び交う言葉は、スペイン語、フランス語、イタリア語、英語、ドイツ語。

スペイン語:ロナウジーニョ、メッシ、カペッロ、ライカールト、モウリーニョ、キケ・フローレス、カシージャス
フランス語:ディアラ(リヨン→レアル)
イタリア語:カンナヴァーロ
英語:モウリーニョ、ライカールト
ドイツ語:ヴェルダー・ブレーメンの監督

サッカーの公用語はスペイン語?
ってぐらい

スペイン語だらけ。

私にはスペイン語とポルトガル語の区別がつかないし、カスティーリャ語とカタランの違いもわかりませんけど…

カペッロはイタリア人なのに流暢にスペイン語を話す。

ライカールトもオランダ人だが、前も書いたが英語がたっしゃ。スペイン語もぺらぺら。

カンナヴァーロはイタリア語でしゃべっていた。

おもしろかったのがバレンシア監督のキケ・フローレス。
眼光鋭いですね~
ハリウッド映画の悪役に抜擢されそう。ハンサム。
モウリーニョ2号かしら。
今回の収穫。すごく頭が良い!

ライカールトはしゃべる人じゃない。マスコミさんいじめないで、フランクを。

お互いに
「フランクに聞け」
「モウリーニョに聞け」と言ってるのがおもしろかった。

圧倒的なのはやっぱりモウリーニョ。
一枚も二枚もマスコミの上。
笑いとるし。
スペイン語で質問されるとスペイン語で返すのだが、そのテンポの速いこと、しゃべりが長いこと!
いつもの4倍はしゃべっていた。速度は2倍。

#2はインテル特集らしいのでこれまた楽しみ!


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Premiership





FA カップ放送予定

フジテレビCS 739
2007/01/06(土)26:05~28:25 生放送
3回戦 リバプール vs アーセナル

3回戦ダイジェスト
1/23(火)21:00~22:50 ほか

4回戦(1)
1/27(土)25:00~ 生放送

4回戦(2)
1/28(日)25:00~ 生放送

UEFA Champions League 06/07オフ企画
 「バルセロナvsチェルシー3年抗争プレイバック」


■UEFA Champions League 04/05 ベスト16
1st leg バルセロナvsチェルシー
【解説】セルジオ越後【実況】八塚浩
再放送(3) 12/31(日) 12:00(210) Ch.181 パーフェクト チョイス

2nd leg チェルシーvsバルセロナ
【解説】セルジオ越後【実況】八塚浩
再放送(3) 12/31(日) 15:30(210) Ch.181 パーフェクト チョイス



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Premiership





チェルシー守備崩壊 ホームでレディングに追いつかれる

Chelsea 2-2 Reading
Tuesday, 26 December 2006

Chelsea (4-3-3)
Hilario;
Geremi (Mikel 69). Ferreira, Carvalho, Bridge (A Cole 69);
Ballack, Essien, Lampard (c);
Kalou, Drogba, Shevchenko (Wright-Phillips 57)

Scorer Drogba 37, 71

Booked Ballack 87

Reading (4-5-1):
Hahnemann;
Murty (c), Sonko, Ingimarsson, Shorey;
Little, Sidwell, Gunnarsson, Harper, Doyle;
Lita.

Scorers Lita 64, Essien o.g. 84

ボクシング・デイ。
クリスマスのプレゼント・ボックスに入っていたのは、ガラガラ蛇だった!

あのアシュリーがクリアしたボールをエシアンの体に当ててしまい、そのままオウン・ゴール。

サンタさんはとっくに青い服を脱いでいた。赤い服(レディング)を着ていたのです。

まったくがっかりな試合だった。
きょう何回ため息をついたことか。
チェルシーは常勝のため、チェルシー・ファンは打たれ弱い。
負けたことがあまりないからだ。
こちらまですっかり落ち込んでしまう。

今回ばかりはモウリーニョ・マジックは当たらなかった。
モウリーニョは前回のウィガン戦後に語ったように、この試合はターン・オーヴァーで来たわけですが、それが見事に当たらなかった。

パウロ・フェレイラのセンターバック。
ジェレミの右サイド。左サイドバックのブリッジ。
そしてシェフチェンコ。

後半でつぎ込んだ3人もすべて空振り。モウリーニョさんのマジックもさすがにもうネタ切れですよ。
まあ結果論だが。
確かにJコールとロッベンがいないのが、JTとツェフがいないのが、フートとギャラスを「売っちゃった」のが残念なのはわかりますが、そういうチームの状態のときもあるでしょう。
シェヴァはプレミアのレベルでプレーできていない。そうでしょう、そうでしょう。
衝撃のアブラモビッチのインタビュー、ついに彼がいろんな意味で動き出したわけで、モウリーニョにはものすごいプレッシャーがあったはず。ある意味。
マンUだって主力を温存し、点が入らないから結局ロナウドを投入した。
マンUにはロナウドがいるからいいけど、(一人でできる人)。チェルシーにはいないのだ。そういうプレイヤーが。

モウリーニョはCLを制覇してとっととインテルに行こうと思ってるに違いない。しかし現在のインテルは破竹の記録的11連勝。
入る余地は、意外に、ないかもしれない。マンチーニは人気のあった選手だし。
モウリーニョは2部のユーべに行って、またセリエAをおもしろくしてもらいたいな。あぁギャラが払えないかもね。
ギャラならミランとかレアルしか払えないんじゃないかな。
ロシア代表監督は受けないだろうね。(現在ヒディンク。そしてそのギャラを払っているのはアブラモビッチ氏。)

そういう意味ではデシャンはエラいよ。
ユーベに後ろ足で砂をかけて出て行ったイブラと残った選手たち。
同じ出て行った意味でもシェフチェンコはいまだにロッソネリのサポーターから愛されている。

What Mourinho said -

SKY Video -

Q: ジョゼ、この結果、勝ち点1では、首位に返り咲くのは大変になりましたか?

JM: なんだって?

Q: マンユナイテッドに4点離されることになると、首位に追いつくのは大変な道のりですね。

JM: いや。
僕らは1点取ったが追いつかれた。またゴールを上げたがまた追いつかれた。敵の結果を出そうとして戦う意欲は大したものだった。最後のゴールはオウン・ゴールだったがね。でもレディングはこのチェルシーのホームですばらしい意欲を見せたと認めざるを得ない。レディングにここでゴールを上げて勝つという幸運があってもおかしくないぐらいのものだった。

Q: チェルシーのほうはどうだったんですか?(=How well did your side play today?)

JM: うちがどう良かったかって?(=How well?)、できる限りのことはやったよ。いまチェルシーはいろんな問題を抱えている。
問題が大きいので、もしチームに、才能のある一団と、お互いの絆が存在しなければとてもマッチレースに生き残って来れなかったろう。幸い生き残ってるけどね。
重要なプレイヤーを何人も欠いている。離脱者が多すぎる。
明らかなことだが、チェルシーは今までこんなに敵にゴールを許すチームじゃなかった。ここ3試合で6点も得点を許しているのだ。
これも明らかなことだが、チェルシーは実に守備に優れたチームだったのだ。
なのに今の状態はチェルシーは勝つためには3得点しなければならない状況だ。エヴァートン戦でも、ウィガン戦でも、3得点した。きょうの試合も3得点が必要だった。多すぎるよ。
だからチェルシーが問題点を抱えているのは誰の目にも明らかだ。
ピーター・チェフは長い間戦列を離れている。
ペーターとジョンが同時期にいないなんて、(憤然と)戦うのは難しい。すごく難しいことだ。
ウィガン相手にチェルシーが披露した、僕が求めていたプレイヤーの資質は、スピードと攻撃面におけるダイナミックな創造性だ。サロモン(カルー)とロッベンがそういうプレイヤーなのだが、きょうはロベンがいない。ジョー・コールもいない。
現時点ではうちの選手団は大きな問題を抱えている。
でもこれはたいした問題じゃない。そう悲劇的ではないよ。
マン・ユナイテッドがきょう勝ったとしてもね。
4ポイント離されてるだけだ。それはそう悲観すべき問題ではない。
問題が解決せず、誰もけがから復帰することができなくて、すべての試合で不本意な状態であれば問題になってくるんだが。
僕はうちの医療スタッフが問題を解決してくれて、僕に必要な選手が残りの試合で戦えるよう、選手を回復させてくれると願っている。
残りの試合もタフな試合だからね。
みんな敵は空中戦で挑んでくる。敵はみんな知ってるからね、うちには今ピーター・チェフとジョン・テリーがいないと、チェルシーの今のディフェンスには大きな制約がある。だから敵はゴールできると思ってるんだ。

BBC Video Link -
Mourinho faces defensive concerns

JM: そうでもありません。うちの選手はできるだけのことをしました。うちの今のチーム状態ではね。だからそうがっかりな結果ではありません。
それに、レディングの戦う姿勢はすばらしかったし、敵がよくやった時はこれでも上出来だと受け入れるべきだろう。上出来ですよ。
もしウィガン相手に引き分けていたら、-ウィガンは楽に勝てる相手だったから-自分たちに問題があるということだが、きょうはレディングが僕らの問題点をついてきたんだ。
彼らのセカンドゴールはラッキーなゴール、オウン・ゴールだったとはいえね。これがサッカーというものだから。エシアンの普段のパフォーマンスからは考えられないような特異なゴールだった。

Q:ディディエ・ドログバはきょうも出場しましたが、ディフェンスもやっていましたね。

JM:残念なことだが、チェルシーはフォワード陣にも問題山積だ。
もし今すばらしいレベルのプレーを見せてくれるアタッカーがいたら、僕はディディエにセンター・バック(=セントラル・ディフェンダー)をやってもらうよ。でも、それができないんだ。フォワード陣にもけが人が続出で、ジョー・コールもいないし、ロッベンもいない。シェフチェンコのプレーはプレミアのレベルには程遠い。だからディディエをフォワードで出すので、彼はセンターバックはできないんだ。

Q:じゃあ今、チェルシーはドログバでもってるようなものですか。

JM:ほかにあんな選手はいないね。攻撃面でも守備面でもすばらしい活躍を見せている。チームのために戦っているんだ。おっしゃるように。
でも、僕が思うに、チェルシーは今戦う気持ちを示している。これで勝てないことのほうが奇跡だ。
守備に大きな問題を抱えている。ここ3試合で敵に6得点も許してしまった。
普段のチェルシーだったら3試合完封するような相手だ。
こんな状態でもチェルシーはチェルシーだ。(腐っても鯛?)
チェルシーというサッカークラブに誇りを持っている。
でも、今の状態のチェルシーと、ジョン・テリー、チェフ、ロッベンとジョー・コールなどの選手がいるチェルシーじゃあ…(違うんだよ。)
それが今のチェルシーの抱える問題点だ。

Q:その、ジョン・テリーはいつあなたのリストに加われるのですか? 復帰の見通しは? 早いとか遅いとか…

JM:わかりません。こないだ、3週間なんて言ったけど、まったくわからないんだ。誰も教えてくれないし。手術が必要なのかそうじゃないのか、
テリーが復帰するのに3日かかるのか3週間なのか、3カ月なのか?
今のところはね。

Guardian -

Mirror co UK

このミラーの記事はSKYとBBCのインタビューとオフィシャルの記事を書き写した内容です。
まったくチェルシーが窮地に陥るとイングランドのマスコミはよほどうれしいらしい。
ベットが下がったって?あぁそう。
このMirror,カルバーリョのインタビュー記事も載せていて、
「チェルシーは嫌われてる。イングランド人はマン・ユナイテッドが優勝してほしいと思ってるんだね。僕らのチームのほうがいいチームなのに。」と書いてある。


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La Liga





ラウル代表復帰へ

Marca
Aragonés: "Raúl es nuestro gran capitán y creo que volverá"
23.12.2006

FOX Sports com.
Raul will return, Aragones says
23.12.2006

12月25日付スポーツ報知
「ラウル代表復帰へ」



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Premiership





アブラモビッチ氏、若手育成へ

Observer - Exclusive
Abramovich: no more of the big spender
Sunday December 24, 2006

'I'm not involved in team selection. I cannot say I'm completely not involved in buying players, but my role would be significantly lower than that of the manager's. You cannot compare them. To give an example, this would be an impossible situation when a manager does not want a player to be bought and I try to impose ideas. It would not work.'

'Any player, Shevchenko included.'

Abramovich also gave an insight into his relationship with Mourinho.

'We do not have friendly relations but they are warm enough. Generally speaking, I treat him with great respect and not only because of his football achievements.'

Yahoo Sports -
Abramovich says Chelsea will cut down transfer spending
Sat 23 Dec

Yahoo CANADA
Abramovich: Mourinho's no friend of mine
London AFP

Reuter UK
Abramovich says Chelsea will cut down transfer spending
Sat Dec 23, 2006


2006年12月25日付毎日新聞夕刊
サッカー:チェルシー富豪オーナー「若手育成」に方針転換

2006年12月25日付東京新聞夕刊
『チェルシー“金満脱却”育成球団へ』

2006年12月25日 スポニチ(サイト)
チェルシー 若手育成へ方針転換

asahi com.
「金満」チェルシー改心? オーナー「補強より育成」



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Premiership





チェルシーまたも土壇場での決勝点 モウリーニョ"very sad"

Wigan 2-3 Chelsea
Saturday, 23 December 2006
JJB Stadium

Wigan (4-3-1-2) Kirkland; Boyce, Hall, De Zeeuw (c), Baines; Landzaat (Wright 84), Skoko, Kilbane; Johansson (Cotterill 71); Heskey, Todorov (Teale 77).
Scorers Heskey (45+1, 74).
Booked Heskey (71), De Zeeuw (90+5).

Chelsea (4-3-3) Hilario;
Essien, Boulahrouz (Shevchenko 78), Carvalho, A Cole;
Ballack, Makelele (Mikel 78), Lampard (c);
Kalou, Drogba, Robben (Geremi 90+3)

Scorers Lampard (12), Kalou (29), Robben (90+2)

Booked Robben (43), Boulahrouz (46), Lampard (67), Mikel (85)

From Wigan official site -
"We were Robbened"
(俺たちゃ勝ち点をロベンに盗まれた)


モウリーニョは必殺勝ちパターンの4-3-3で来た。
えぇ、そうですとも。
シェヴァはベンチです。
これがアンチェロッティだったら、録画もしないで寝てしまったでしょう。
まぁかなりそういう気分だったけど。しょうがない。見てやるか。
どうせ後半30分でシェヴァは出てくるんでしょ?

きょうカルーが真ん中でプレイ、すごくよかった~
モウリーニョが才能を認めている選手だけありますね。
ほんとにシャープだ。運動神経がいい。
ゴールも決まったしよかったですわ。

前半20分で2点とって、
(1点目はオフサイド気味のランパードのゴール。きょうはオフサイドでないのはオフサイドになりその反対もあったと。)
チェルシーは楽勝モード。
もうこれでシェヴァの出番もないな、と思ったら。
びっくりのへスキー。同点に追いつかれる。

モウリーニョはミケルとシェヴァを投入。
ミケルをマケレレに替えた。
ミケルはセンターの前目でプレーしたかと思うとボランチもこなす。彼もバラックとかぶる選手ですね。そういうタイプです。

シェヴァはカリド・ブラルーズに替えて投入された。もうおなじみになった3バック体制。

モウリーニョはロベンが90分に決勝ゴールをあげたとたん、彼を下げてジェレミ。磐石の守りに入る。
すごいなあ、もう予測していたみたいに。

チームはまた奇跡の勝利。
それもまたもやミドルシュート。
みんなミドルを打つのでシェヴァの出番がないよ。
あぁ~

ロベンはきょう勝利の立役者だったけど、一言言わせてもらえば、彼はボールを持ちすぎ。球離れが遅すぎる。
クロスを出すのもいまいちほかの選手と合わない。
バラックなんか見て御覧なさい。ワンタッチでボール出すでしょう。
ランパードもそうだけど、チェルシーのドリブラーは持ちすぎなんだよ。
ドログバはそれでは点取れないわけ。
FWに点を取らすのがMFの仕事でしょ(ほとんど言いがかり)。

モウリーニョは試合が終わってピッチへずかずか。どこに行くのかと思ったらカルヴァーリョのところ。
その瞬間思った。
孤独なんだな~
トップの男は常に孤独だ。
彼はチームが勝ったとはいえひどい結果だったことを許せないのだ。
だからカルヴァーリョを称えた。
モウリーニョの神経はばちばちに張っている。

What Mourinho said -

"Father Christmas must wear blue"

- from 'Guardian' 23 Dec. - "Mourinho thanks Father Christmas for late Chelsea winner"
 
「サンタさんは青い服を着ていたのかもしれないね。」
  by 12月25日付 日刊スポーツ

「サンタさんはチェルシーファンに違いない」
  by 12月25日付 スポニチ

「私には予感できた(I could smell it)。チームが集中力を失い、点を奪われるのを。
私にはそうなることがわかったんだ。

「ジョンテリーがいないとうちがどうなるかウィガンは知っていた。

「マンオブザマッチはロッベンだが、私はカルヴァーリョだと思う。

- SKY Video

- SKY Article

Q: ジョゼ、チェルシーはまた勝ち点をものにしましたね。どんなにか誇らしいでしょう。

JM: 誇らしくなんかありません。まったく悲しい気分です。サンタの服はきょうは青かったようですね、だってきょうのゲームは勝ち試合じゃなかったからです。
前半10分あたりまではよかったです。その時は思いました。これは楽勝だ。簡単に2点とってリードした。ところが前半30分のあたりで、僕には予感がしたんです。パス回しがうまくなくて、ポジションを失い、バランスを失っていた。ディフェンスにおいても集中力を欠いていた。僕らは前半の最後の2分で敵にゴールを許してしまった。
僕には予感がした。後半ではウィガンはすばらしかった。うまく我々にプレスをかけてきた。 ウィガンにはわかっていたんだ。チェルシーにジョン・テリーがいないということは、いつものチェルシーじゃないとね。
マン・オブ・ザ・マッチはアルイェン(ロッベン)だったようだが、私の考えでは、マン・オブ・ザ・マッチはカルヴァーリョだった。センターバックとしてすばらしい活躍をした。
後半に同点にされてからは、試合はいちかばちかの世界に突入していった。負けてもおかしくなかった。でも試合の最後の方では選手を信じるしかなかった。最後の10分ではウィガンにプレスをよくかけて戦った。
我々は勝ったが…勝ちに値するゲームをしたとは、あるいは言えないのではないだろうか。
明らかに言えることは、ウィガンは結果を出そうと戦ったので、このようになってがっかりしてるだろうということだ。

Q: こんなにチェルシーが不甲斐ない戦いをしたのは何が原因だと思われますか?

JM: 私は選手に言った。きょうのゲームは最近の試合とは様相が違うとね。楽な試合だから、だらだらやってると。
このあいだのゲームでは前半に得点を挙げていない。ここ5試合もずっと、プレミアシップでは前半に得点していない。みんな大変な試合で、ニューカッスルをスタンフォード・ブリッジで破ったときは、最後の最後に得点を入れた。アーセナルとのゲームも最後に同点に追いついた。エヴァートンとの試合も最後に追いついた。
チェルシーは高いハードルのほうが燃えるのか。
こんな試合に比べるときょうは2-0だったんだから楽勝だった。
カルーもロッベンも敵をやすやすと抜き去っていた。ゲームは決まったと思い、チームは集中力を欠いてしまった。
敵が1点目を取ってからやっと試合が始まったようなもんだ。
敵は情熱をもって試合に臨んだ。ウィガンの監督は後半に選手たちにいいメンタリティを維持させた。だから彼らは2点を挙げて同点にできたわけだ。当然の結果だった。

Q: ちょっといい気になりすぎた(=complacent)というわけですか?

JM: その通りだね。チェルシーがきょうの試合の冒頭と最後のほうに見せた戦い方を見れば、前半の20-25分のあたりを見たらね、どうしてこんなことになっちゃうのと思うだろうが、僕の頭の中では何か警鐘がなっていたんだ。
私が一番嫌なのは、ゲームの勝利をものにしていたのにそれをあたら無駄にしてしまうことだ。
でも僕は選手がやってくれると信じていた。
最後の10分はゴールを上げるためにいちかばちかで必死でがんばった。
きっとサンタさんが青い服を着ていたのですね。

BBC Video

Q: ジョゼ、いつも土壇場でゴールを決められるのはすごいんですけど、きょうはそれなしでも良かったゲームでしたよね。

JM: 大変な試合だったら、最後に決勝点をあげるのはすばらしいことだろうがね、簡単な試合の場合はどうだか。
(ミスを並べ立て)だからウィガンが勝って当然の試合だった。うちは負けてしかるべき試合だった。最後の10分は良かったよ。戦う姿勢も、意欲もね。
それにうちはまた3バックで戦う羽目になった。そのうち一人はエシアンだ。だから2+1だったんだよ。
チェルシーは続けさまにコーナーキックとフリーキックをものにし、ついには点を挙げた。
もちろん結果として勝ったのはうれしいのだが、この展開は選手にはいいクスリになったろう。ウィガンはよく戦ったからね。

Q:後半はいつものようなプレイではなかったですね。

JM:そうです。前半30分までは完璧だったが、後半はただ待っていた。1-2だったから。でもヘスキーがプレッシャーをかけてきた。
私たちは短い間に3試合もアウェイ試合が続いていたから、移動しては試合、移動しては試合の連続で、ラクじゃなかったんだ。

Q:これからも間をおかずに試合が続きますが。

JM:ある選手には出場機会を与え、ある選手には休みを与える。ニューカッスル戦でやったようにね。アストンヴィラとの1月2日の試合の後は選手たちに休みを与える。それはチームを修正するのに必要だからね。


Mouringlish

サンタさんは青い服を着ている。

"Father Christmas must wear blue"

ですけど、

"Father Christmas wears blue" と言っています。

彼はポルトガル訛りがあるので、Rの発音が強いので、「ウェアズ」と発音せず、「ウエズ」と言うので、"wells"なのか???と思ってました。日本人はRとLの違いがよくわからない(聞き取れない)ので、こういうことがよくある。


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Premiership





チェルシー、エヴァートンに奇跡の逆転勝利 その2

Everton 2-3 Chelsea
Sunday, 17 December 2006

Start: 4-4-2
Hilario
Geremi Boulahrouz Carvalho Ashley Cole
Makelele
Essien Ballack Lampard
Drogba Robben


46' : 4-3-3
Hilario
Essien Boulahrouz Carvalho Ashley Cole
Makelele
Ballack Lampard
Kalou Drogba Robben


73' : 3-1-3-3
Hilario
Essien Carvalho Ashley Cole
Makelele
Ballack Lampard Bridge
 Kalou Drogba Shevchenko


??' : 2-1-4-3
Hilario
Carvalho Ashley Cole
Makelele
Essien Ballack Lampard Bridge
 Kalou Drogba Shevchenko


87' : 4-5-1 by Mourinho (?)
Hilario
Kalou Drogba Carvalho Ashley Cole
Essien Makelele  
Ballack Lampard Bridge
Shevchenko


What Mourinho said -


モウリーニョ監督は、チームが100%の状態ではないことを嘆いています。
守備に破綻があるのは許せないタイプのモウリーニョは特に、Jテリーとチェフを欠いていることを残念に思っている。

そんな中でまた「名言」(迷言?)出た~

'If you can play great music, play great music. If you cannot, play at least some music - and that is what we are doing at the moment.'
from Chelsea official

 すばらしい演奏ができるなら、すばらしい演奏を聴かせてくれ。
 でもそれができないなら、せめて少しでもいい。音楽を聴かせてくれ。
 それが今のチェルシーにできることなのだから。

(意訳:完璧なサッカーをできるときはそれでいいが、できないときはそれなりにやるしかない。今チェルシーはそういうサッカーをやってる。)

 
 ジョゼ~! 「のだめ」か!
まったく~もうあの
「わざと負けるのは子供相手だけ」とか
「審判も会見すべきだ」とか、今年も名言!ベスト10ができそうですわね。(笑)。


名言(迷言)その2

「前半にPKで点を許してしまったので、後半は、4-4-2から4-3-3にした。圧倒的に攻めたが、でも残念なことに2点目を奪われた。それで3バックにした。しまいにゃ2バックにした。リードしてからは10バックにした(10人守備に回った)(笑)。」

JM : I changed because JT was not playing, I felt if we are not strong in a back at least I make a strong midfield to try to control the game and give protection to the defensive line. We concede the goal from penalty,in first half we had no chances to score, in the second half we changed 4-3-3, we dominated the game completely, when they scored the second goal was very disappointing because everybody was waiting for Chelsea goal. and after that we changed 4-3-3 to 3 in the back and after, 2 in the back, after we scored the last goal, we ten in the back(smiling).

- from Chelsea TV what Mourinho said after the match between Everton

それでまた性懲りもなく、フォーメーションを修正してみました。
ニール・バーネットさんは、3-4-3でも、それは3-1-3-3でしたよねえ、と監督にもランパードにも確認している。彼も記事を書かなくてはいけないのでそこんとこをはっきりさせたいのだ。
モウリーニョは「そうだね。エシアンがセンターバックでも攻撃参加するから、マケレレがフォローしていたからね」と答えている。(上図)
でもその後書いたはずの記事でバーネットさんはバラックがマケレレと同じようなポジションでプレーしていたと書いているので前記のようにしたのだが、まあいいでしょう。モウリーニョが「2バック」にした、といっているのはディフェンスの最終ラインにカルヴァーリョとアシュリーしか残らない形でエシアンが攻めあがったことを言ってるわけなのだと思います。(上図)
最後の「10バック」の時は、ディディはボランチぽいポジションにいましたね。確かにシェヴァ以外全員下がっていた時もあった。
しかし、「24時間戦えますか」じゃなくて、「90分間フル疾走できますか」の世界だよな、チェルシーって。

ランパードは、4-3-3になって中盤にスペースができて戦いやすかったと述べている。自身のゴールについては-

Q: How did it rank in the Lampard strikes?
FL: ベストゴールではないですが、いい線いってますよ。

また本筋と関係ない話。可愛いランパードは自分のゴールについて聞かれる時はいつも頭をぽりぽり掻く。笑顔。そしてすぐ話をチーム全体の話にもっていて、鼻に皺を寄せて、まるでワンちゃんみたいな顔をする。すみません、モウリーニョの『悪人面』に比べてあまりにも可愛いもんで…



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Premiership





薄氷の勝利 カーリング・カップ ニューカッスル戦

Newcastle United 0 - 1 Chelsea
Carling Cup
Wed, 20 Dec 2006 19:45
Venue: St James' Park

Scorer: Didier Drogba 79

Newcastle (4-2-3-1)
Given;
Solano, Taylor, Rammage, Huntington;
Butt, Parker (c);
Dyer, Emre, Milner (Sibierski 85), Martins

Booked Emre (74), Solano (84).

Chelsea(4-3-3)
Hilario;
Ferreira, Boulahrouz, Carvalho, Bridge;
Essien, Makelele (Lampard h-t) (c), Mikel (Ballack 65);
Kalou, Shevchenko (Drogba 72), Robben

Booked Ferreira (24), Boulahrouz (53)



カーリング・カップ

勝ったようですね。

結局主力が引っ張り出されて。

ドログバのゴール。
二軍(ターン・オーヴァー)に落とされたシェヴァのゴールはなし。残念。

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Premiership





チェルシー、エヴァートンに奇跡の逆転勝利

Everton 2-3 Chelsea
Sunday, 17 December 2006

Everton:
Howard,
P.Neville, Yobo, Stubbs, Lescott, Osman, Carsley (Beattie 90), Davies, Arteta, Johnson, Anichebe (McFadden 90).
Subs Not Used: Wright, Naysmith, Weir.

Booked: Neville.

Goals: Arteta 38 pen, Yobo 64.

Chelsea:
Hilario,
Geremi (Kalou 46), Boulahrouz (Bridge 73), Carvalho, Ashley Cole,
Essien, Makelele, Ballack, Lampard,
Drogba, Robben (Shevchenko 73).
Subs Not Used: Hedman, Ferreira.

Booked: Carvalho.

Goals: Howard 49 og, Lampard 81, Drogba 87


Start: 4-4-2
Hilario
Geremi Boulahrouz Carvalho Ashley Cole
Makelele
Essien Ballack Lampard
Drogba Robben


46' : 4-3-3
Hilario
Essien Boulahrouz Carvalho Ashley Cole
Makelele
Ballack Lampard
Kalou Drogba Robben


73' : 3-4-3
Hilario
Essien Carvalho Ashley Cole
Ballack Makelele
Lampard Bridge
 Kalou Drogba Shevchenko


87' : 4-5-1 by Chealsea Official writer
Hilario
Kalou Essien Carvalho Ashley Cole
Makelele Drogba
Ballack Lampard Bridge
Shevchenko


87' : 4-5-1 by Mourinho (?)
Hilario
Kalou Drogba Carvalho Ashley Cole
Essien Makelele  
Ballack Lampard Bridge
Shevchenko




まったく心臓に悪い。

エヴァートンのアルテタ、いい選手ですね。すべて左から崩されていた。

ブラルーズのファウルで与えたPKでエヴァートンに先制される。

0-1で迎えた後半、モウリーニョはカルーを投入。これは意外だった。シェヴァが来るかと思っていたから。
ジェレミを下げて、なんとまたもや、3段ロケット(サイドアタッカー→サイドバック→センターバック)のエシアンが第2エンジンに点火! エシアンはライト・バック(右サイドバック)になったのだ。

チェルシーは後半、バラックがFKを蹴ってゴールが生まれる。記録的にはOGになっているが、さすがバラックというシーンだった。

64分、チェルシーはまたもやブラルーズのファウルで取られたコーナーキックから逆転される。

73分。あと20分しかない。いくらなんでもダメだろう、という時にモウリーニョは最後の2枚のカードを切る。こういうとこがモウリーニョすごいんだよ。絶妙だ。
しかもあっと驚きのウェイン・ブリッジ! この人はアッシュと同じ左サイドバックだよ。ありえない采配。
アッシュは3バックの1角になったのだ。
エッシェンがまたセンターバックになり、
ブリッジは中盤の攻撃的選手として、左サイドの前目でプレー。

もうこのへんで頭の中ごちゃごちゃ?え?え?え? 状態。

同時にロベンをシェヴァに替えた。ロベンはきょうはあまりよくなかった。彼はボールを持ってるときは動きがいいんだが、ポストプレーがうまくない。
しかしシェヴァはボールが来ても足元にボールが落ち着かない。

そんでもってマケレレが手にするメモ。モウリーニョが配置を書いている紙だ。『伝書鳩』と呼ばれていたが。

81分に驚異的なランパードのミドルシュートが決まる。これで同点。
これでランパードはデニス・ワイズを抜いて、ミッドフィルダーとしてのクラブのゴールレコードを樹立した。

87分、ドログバのありえないロング・シュートが決まる。すごすぎる! これはシェヴァのポストプレーにより生まれたものだ。

モウリーニョはリードしたので、さっそくシェイプを変更する。これで3度目だ。
エシアンがセンターバック、カルーが右サイドバック、ドログバがマケレレと同じボランチのポジションに下がる。(ダブル・ピボーテ?)

まさにインクレディブルな3つのゴール。チェルシーの選手はみんながシュートを打てるし、ミッドフィルダーが驚異的な得点力だ。

チェルシーの選手とモウリーニョに脱帽の試合でした。もう言葉がないね。選手たちの喜びようも大変なものだった。

そしておまけがついた。マンUが星を落としたのだ。これで2ポイント差。ホームでの直接対決でチェルシーが勝てば、首位になれる。ターゲットロックオン!ですね。


What Mourinho said -

SKY Sports Video

SKY Article

このSKYのVideoのインタビューではジョゼはこう語っている。
ディディエがゴールをあげたあと、彼はセンター・バックに入った、と。
ほかにいなかったからねえ、と。
あれ?それではチェルシーTVのニール・バーネットさんの言ってることと違うなあ。でも監督が言ってることが正しいのでしょう。

ともかくモウリーニョは『トータル・フットボール』なプレーヤーが好きみたいです。センター・フォワードもセンター・バックもできる選手(ドログバ)が好き。
ライト・ダイヤモンドもライトバックもボランチもセンターバックもできる選手(エシアン)が好き。
ディフェンスのできるフォワード(×シェフチェンコ)が好き。
攻撃のできるセントラル・ディフェンダーが好き。(カルヴァーリョ、JT)
つまりスーパーな選手というのは何でもできるということですね。
モウリーニョは「そのポジションの選手を使う」のではなく、「そのポジションじゃなくてもできる」選手を使う。あれ~これって誰かに似てません? …オシム監督。

このインタビューで言ってることはだいたい上記のSKYの記事に出ています。

Q:ジョゼ、この午後の試合ではほとんど貴重な勝ち点を失いそうになってましたが(勝ちました)、マンチェスター・ユナイテッドに完璧なメッセージを送ったわけですが。

JM:いや、単にゲームに勝っただけだよ。もちろん貴重な勝利だったがね。1-0や2-1で負けていたときも、ひっくり返すのは難しくなかった。でもそれをやってのけたんだからすごいよ。
選手は信じられないぐらいすばらしい才能をあますところなく発揮した。
最後の瞬間まで選手は勝ちを信じて戦った。
そして後半に、エヴァートンが2点目を決めた時、チェルシーがメンタル的に強いチームじゃなかったら息の根を止められてただろう。
その後にシステムを変えた。選手は勇気を持ってそれを受け入れた。
ディフェンダーを3人にした(3バック)わけですが、エシアンはディフェンダーじゃないし、アシュリー・コールはセンター・バックじゃない。
ランパードとドログバがすばらしいゴールを決めた後は、ディフェンスにすべてをつぎ込む番だ。ところがジョン・テリーがいない。チェルシーにはほかにセントラル・ディフェンダー(センター・バック)がいない。セントラル・ディフェンダーがチェルシーには不足しているからだ。
それでディディエがゴールを上げたあと、彼はセンター・バックをやったんだ。
彼にはそれができるとわかってたし、彼はすばらしいプレーをしてくれた。

Q: あなたは、アンドリュー・ジョンソンがピッチで倒れた時に、第4審判(=Fourth official(フォース・オフィシャル))とトラブって(=confrontation)ましたよね。

JM: (さえぎるように、)そんなことないよ。第4審判との揉め事なんかなかったよ。それを言うならアンドリュー・ジョンソンの方との衝突だよね。僕は選手じゃない、監督だ。だが僕がもしピッチにいたらジョンソンにはむかっと来てたろうね。
あれはフェアーじゃなかった。あの時主審がジョンソンにイエローカードを出してたら、またその後同じことを繰り返すこともなかったはずだ。彼は制裁を受けるべきだった。

Q:では彼がダイブしたと?

JM: ジョンソンはそういう選手だとわかってたからね。イエローをもらってお灸をすえられてたら、またやらないよう注意するだろう? 彼はいい選手だが、ちょっとダイブしすぎだね。


BBC Video link

JM: やっと試合が終わったよ。お祝いしたいね。最後の時間帯にゴールを決めるのは大変なことだ。残り20分で2ゴールをあげたんだ。その瞬間、もう勝負はこっちのもんだった。
特に僕がうれしいのは、選手が後半のプレーで、その才能と信念を示してくれたことだ。でも敵に2点目をとられた。でも選手たちは手をこまねくようなことはなかった。
並みの神経だったらもうこれでおしまいだとあきらめるところを、最後の瞬間まで結果を求めて生き抜くため戦った。とても僕は満足だよ。

Q: 私はあなたが選手たちにハーフタイムに何を言ったか知りたいのですが。中盤の改良ですか。(? media response? medium?)

JM:ただねー、もちろんちょっとした戦術的な変更は伝えたよ。ジェレミを下げてカルーを投入した。
それから選手たちに言った。信念を持つことだ。勝利を信じなければチャンスはない。勝利を信じればチャンスが来る。
もちろんプレーの質もあるが、ピッチ上で自信を持つことが大事なんだ。
そしたら、メンタル的にとても強くなって、試合は前半とは違う方向に転がり始めた。
バラックのFKがポストに当たって入った。
チェルシーは圧倒的に優位に展開した。
何もかも審判の笛がうちに対して状況が不利だっただろう? だから精神的に強く信念を持って戦うしかなかった。それがいい結果を生んだのだ。

Q: ここのところずっと… (つきがなくて?)ポストを3回も叩きましたね。…今回も同じだと?

JM: まったくあの裁定にはね。ペナルティーは見てなかったが、そうだったんだろう。レフェリーはいい仕事をしたと思うよ。
後半チェルシーが同点にして優位に展開していた時、カルーのシュートがポストに当たった。敵がコーナーキックからセットプレーで点を入れ、逆転された。
その後のディディエのシュートがまたポストだった。
僕らはポストと戦ってたようなものだよ。
でもついに逆転した。それでカルーを4バックにして下げた。(??)

Q:3つの瞠目すべきゴールが生まれましたね。

JM: すべてのゴールがね。すべてすごかった。3つの信じられないありえないゴールだった。

Q:ジョン・テリーは、キャプテンはどうしたんですか?

JM:背中を傷めてるようだ。痛いんだ。何ヶ月か前、フラム戦の時に同じことが起こって欠場した。僕のスカッド(選手団)は少数精鋭にしてるからね。
キャプテンであり、セントラルディフェンダーのポジションのテリーは重要だ。
このようなビッグゲームでキャプテンがいなかったり、キーパーがいないのはどうもよくないな。

Q: きょうはタフなテストをしましたね。マンチェスター・ユナイテッドにメッセージはありますか?

JM: メッセージなんてないさ。メッセージは自分たちに言ってるよ。すべての試合において自分たちはまたチャンピオンになるんだと思ってプレーするんだと。いつも選手には言っている。
ホームでマンユナイテッドとやるときはもうこっちのもんだから、試合を待ち望んでいる。そしたら2ポイント差になるからうちが首位になるのは時間の問題さ。


※また本筋とは関係ないコメント。モウリーニョさんは計算づくのようでいて、実は『売り言葉に買い言葉』であることが多いような?
 このBBCとSKYのインタビュー、どっちが先なのかわかりませんが、全然逆のことを言ってるんですよ。
 多分BBCの方が先だと思いますが、無邪気に勝利を喜んでいる。それなのにSKYにはいきなり「ほとんど負けそうでしたね。」的なことを言われ、突っ張って、
「いや、1点差なら逆転するのは簡単だった」とうそぶいている。
実はこの部分はきょうの「プレミアハイライト」で使った部分だけど、一番この試合の本筋と違う部分が出ちゃってるわけです。
 レフェリーの判定にもBBCではおとなしくこたえ、SKYでは挑発され言わされちゃってますからね。
 それにしても最近必ずインタビュアーが、「ユナイテッドにメッセージを」と異口同音に言うのがおかしい。

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Premiership





ニューカッスル戦 その2

Chelsea 1-0 Newcastle
Wednesday, 13 December 2006

実際に放送を見てみるとだいぶ違ったので訂正したいと思います。スミマセン!

後半だけめちゃめちゃおもろい試合でした~(笑)。

違ったのはエシアンのポジションですね~

前半。
エシアンは最初はボランチでした。右がバラック、左がランパード。ランパードがわりと中央で仕切ってた感じ。

4-3-3

カルーの1トップ気味の形。
ロベンは左でSWフィリップスが右です。

モウリーニョは我慢のできない性格。前半30分でもうドログバをUPさせてます。

後半になってモウリーニョはいっぺんに2人下げた。
そしてカルヴァーリョのセンターバックのポジションにエシアン。
ジェレミはそのまま右サイドバックでした。
マケレレはボランチ(中盤の底)に入る。

ドログバは当然1トップ気味に入って、カルーが右のアタッカーになります。

4-3-3

ですね。

エシアンは(モウリーニョが大喧嘩したクライフのスタイル)トータル・フットボールしてました。センターバックでも攻撃!(笑)。

67分に我慢できなくなったモウリーニョはシェヴァを投入。

加藤久さんがおっしゃっていましたが、

3-3-4

の形になりました。
3バックです。

エシアンとテリーとAコール。

中盤はマケレレ、ランパード、バラック。

頭がすごい。左にロベン、中央にドログバとシェヴァ、右にカルー。

怒涛の攻撃で、加藤さんがおっしゃっていたように、ニューカッスルの中盤はへろへろになって、スペースが開き、押し込まれ、ほとんど最終ラインの攻防が続きます。

ロベンが左サイドからシェヴァに出したクロスをシェヴァはシュート、ゴール前にいたドログバがゴールの向かって左側に押し込みます。ゴーーーール!
モウリーニョはにこりともしません。らしいですね(笑)。

モウリーニョがインタビューで語ったように、カルーが右サイドバックに下がります。

4-3-3

に戻りました。

ロベンはまさにワイドに自由にプレー、右サイドでプレーします。
彼のすばらしい左足のシュート。右サイドからの。キーパーがファインセーブ。これは惜しかった!
シェヴァは自陣まで下がってディフェンスします(下手!)モウリーニョは一点を守りきるため全員に守備をさせます。

試合終了。


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チェルシー、またもモウリーニョマジックで首位に5ポイント差 (なのか?) 

Chelsea 1-0 Newcastle
Wednesday, 13 December 2006

Chelsea: Hilario, Geremi (Shevchenko 67), Carvalho (Makelele 46), Terry, Ashley Cole, Ballack, Essien, Lampard, Wright-Phillips (Drogba 46), Kalou, Robben.
Subs Not Used: Hedman, Bridge.

Booked: Essien, Makelele.

Goals: Drogba 74.

Newcastle: Given, Huntington, Ramage, Taylor, Babayaro, Rossi, Butt, N'Zogbia (Pattison 44), Milner, Sibierski (Luque 78), Martins.
Subs Not Used: Srnicek, O'Brien, Edgar.

Booked: Ramage, Babayaro

モウリーニョのインタビューしか聞いていませんが、大興奮!

「これはばくちだった。もうこれでホームに負けるかもしれなかった。でも勝負に出た。」

モウリーニョは最初4-3-3の必勝パターンで来た。今シーズンカップ戦以外では初めてか。しかし点が入らない。
後半頭から、カードを切った。
カルヴァーリョをマケレレに替えて、ドログバを投入した。
ドログバは2日前のゲームでけがをしたから出したくなかった。でも彼のメンタリティーが必要だった。
あれ?ちょっと待って!カルヴァーリョがいなくなったら誰がセンターバックをやるんですか?

答えは、
『どこでもできるスーパーな』エシアンだった!!!

でも後半67分にもっと攻撃的にした。
もう一人FWを入れた。シェヴァだ。
ジェレミの抜けた穴(サイドバック)は誰が埋める?

モウリーニョは、3バックの4トップにした。
ものすごい超攻撃的布陣にしたのだ。
今シーズン一番の賭けかしら?
まったく驚きあきれるしかないモウリーニョの大ばくち。

レポーターはあきれたように聞いた。

「最後に一ついいですか!
エシアンのポジションは、ダイヤモンドの右のアタッカーでしたよね、ミッドフィルダーもやった。それからライトバックもやって、しまいにはセンターバックですか! どんなにすごいんでしょうね、彼は?」

「彼は今の時点でチェルシーにおいてベストな中盤の選手であり、ベストなライトバックで、ベストなディフェンダーだ。もちろんテリーやランパードよりもいいと言ってるわけじゃないよ。彼はすべてにおいてすばらしい。」


SKY Video

JM: フットボールにおいて一番簡単なのはただ守ることだ。それをニュー・カッスルは実にうまくやってのけた。戦略的にディフェンシヴにプレーしていた。特にテイラーはよくやっていたね。ニューカッスルはいいゲームをしたよ。
彼らはディフェンスだけでなく、脅威的な攻撃も仕掛けた。マルティンスがスピードのあるカウンターアタックをして、ニューカッスルはロングボールを出した。我々は常にその脅威にさらされていた。
チェルシーの前半のプレーはよくなかった。僕の見かたではね。で、ハーフタイムにメッセージを伝えた。伝わったと思う。きょうはポイントは失えないというメッセージだ。
あるときはプレーのクオリティーで、あるときは強い気持ちで戦うようにいうのだが、きょうはハートの方だった。みんな気持ちいっぱいでプレーした。僕もそうだ。
僕は特に…最後の交代では…ゲームに負けるリスクをおかしたんだ。同時にホームでの不敗記録を失うこともね。
チャンピオンズリーグでも試したように、ディフェンダーを3人にした。しかも3人のうち1人はディフェンダーじゃない。マイケル・エッシェンだ。
すごく危険な賭けだったが、チェルシーは点を入れた。
そこで私は選手にいろいろ指示した。サロモン(カルー)は右サイドバックでプレーさせた。今までオープンだったスペースを閉じさせたのだ。
チェルシーは2点目を入れて試合を決定付けるべきだったが、JT(ジョン・テリー)や…ロベンがシュートを打ったが、決められなかった。

Q:ディディエがピッチに入ったとき、すごかったですね。あなたは彼のゴールだけでなくドログバの情熱をピッチに持ち込もうとしたんですね。

JM:いや…説明が難しいのだが、ドログバは2日前にけがをしているんだ。100%じゃなかったんだよ。もっとけががひどくなるリスクもあったんだ。
でもハーフタイムにチームは彼を必要としていた。だから彼には犠牲を強いた。彼のメンタリティはすばらしいものだった。

Q:アンドリー・シェフチェンコはきょうアシストしましたが、これが彼のきっかけになるでしょうか?

JM:我々はそれを待たなくてはいけない。みんなが期待して待っている結果にはまだプロセスを必要とするだろう。
でもシェフチェンコはすばらしい人物だ。傑出した人間を相手にする時はすべてが簡単なんだ。みんなが一体になってる。シェフチェンコも私もほかの選手もだ。みなが協力して彼のベストなプレーを引き出そうとしている。いろいろ難しい時もあるが、すぐに彼がゲームを圧倒的に支配する瞬間がやってくる。
たった20分の出場でも彼は完璧に敵をプレスし、攻撃に参加した。それは彼にとっていいことだし、彼はチームに貢献したといういい感触でピッチを後にできる。

Q:マンチェスター・ユナイテッドにメッセージをお願いします。

JM: マンチェスター・ユナイテッドは監督も選手もスタッフも優秀で経験も積んでる。
対戦を楽しみにしている。
僕らの後半のような
チェルシーが(アーセナルとの)2日前の試合のように、メンタル面でも負けてポイントを落としたような試合ではなくて、精神的に強ければマン・ユナイテッドにも勝てる。


BBC

Q:マンユナイテッドに勝ったら2差ですね。
心理的にはどうなんでしょうね?

JM:この状態にうまく対処できる人間はいないだろう。
僕自身は、自分の短いキャリアの中でも2位でいたことなんてないんだから。
だから『今の状態をエンジョイしている』とは言えないね。
でも戦うのはエンジョイしてるよ。
マンユナイテッドの選手はキャリアを積んでるし。
ネヴィル、スコールズ、ギグス、ベッケン?
ほかのみなもね。スタンフォードブリッジに来た時にーー。

JM:(?は)ディフェンシブなミステイクをして、モティベーションも100%でないと、ボディランゲッジで語ってた。だから替えるべきだと思った。
後半はもっとポジティブにできて、ドログバの貢献もめざましかった。
交代では、ホームで負けるリスクもあったが、私たちは優勝目指して突き進むのみだ。危険な賭けだった。エシアン、テリー
50M
マルティン
サロモンがライトバックでピッチで
3ポイント

Q: ドログバとシェフチェンコを先発させなかったのはなぜですか?

JM:ドログバはけがだ。あと20分でなんとかしなくてはいけなかった。
シェフチェンコに関しては、最強の選択ではなく、チームは違った味付けを必要としていた。
きょうは、チームはロベンの速さ、カルーのシャープさ、を必要としていた…カルーは経験値に乏しくナイーブなんだが…2人はゲームを活性化した。
しかし後半はドログバがメンタル的にもピッチに必要だった。シェヴァはセカンドFWだった。サロモンと、ロベンは攻撃に幅を与えた。シェヴァにスペースを与えた。そして、ゴールが生まれた。


Q 最後に一ついいですか! マイケル・エシアンですが、私が今まで見た彼のポジションですが、(中盤の)ダイヤモンドの右のアタッカーでしたよね。

JM:ああ、そう。ライト・ダイアモンドね。

Q:ミッドフィルダーもやっていました。それからライト・バック(右サイドバック)もやって、

JM:そうそう。

Q: ついにはセンターバックまで! 彼はすごい選手ですね。

JM: 彼は今の時点で、チェルシーにおいてベストな中盤の選手であり、ベストなライト・バックで、ベストなディフェンダーだ。

Q:チーム全体で?

JM:チーム全体でだ。…もちろん、テリーやランパードよりもいいと言ってるわけじゃないよ。
彼は今の時点ですべてにおいてすばらしい。どこのポジションをやっても驚異的だ。ボールを奪って攻撃する。まさにすごいよ、エシアンは。


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