NINE (2009)
Nine
U.S. Release Date: 2009
■監督:ロブ・マーシャル
■原作:アーサー・コピット
■キャスト:ダニエル・デイ=ルイス/マリオン・コティヤール/ニコール・キッドマン/ジュディ・デンチ/ペネロペ・クルス/ソフィア・ローレン/ケイト・ハドソン他
■音楽:モーリー・イェストン
■字幕:石田泰子
■お勧め度:★★★★
「イタリアの巨匠フェデリコ・フェリーニ監督による不朽の名作「8 1/2」を基にしたトニー賞受賞の大ヒット・ブロードウェイ・ミュージカルを、「シカゴ」のロブ・マーシャル監督が錚々たる俳優陣を起用し映画化。新作の撮影を控えた一人の世界的映画監督が、その構想に行き詰まり精神的に追いつめられていく中、彼を取り巻く女性たちと繰り広げる混乱と混沌の行方が、華麗にして幻想的な歌と踊りで綴られてゆく。主演のダニエル・デイ=ルイスをはじめ、マリオン・コティヤール、ペネロペ・クルス、ジュディ・デンチ、ニコール・キッドマン、ソフィア・ローレンと、オスカー俳優が6人も顔を揃えた豪華キャストが話題に。
待望の新作「ITALIA」が撮影開始目前の世界的な映画監督グイド。ところが、脚本は未だ完成せず、頭の中も白紙状態。それでも周囲では準備が着々と進み、制作発表の記者会見はどうにか乗り切ったものの、いよいよプレッシャーは限界を超えてしまう。愛する女性たちに慰めを求めるも、罪悪感でさらに追いつめられ、ついには混乱の中で幻想の世界に逃避してしまうグイドだったが…。」(allcinema.net/より。)
「シカゴ」とは似ても似つかない超豪華キャスト。こういうのを観るとさすが洋画。これだけの豪華キャストは舞台では無理だろう(スケジュールが合わない)。歌的にはミュージカル俳優に劣るにしても、このキャストは見応えあり。おそらくは本人が歌っていると思うが、そう下手でもない。マリオン・コティヤールはミュージカル俳優なみだろう。ただし筋書きは消化不良、つまらない。筋書きよりは女優と歌とダンスを観る作品だろう。キャストに幅がある。ソフィア・ローレンは感動的。何歳になるのだろうか。歳を感じさせない。この作品のポスターのニコール・キッドマンがすごくイケてたので、それを見るのが楽しみだったが、本番では、あまり目立たない。聡明な彼女のことなので、こういう作品で他の女優と張り合うのはバカらしいと思ったのだろう。ただし他の女優とはタイプが違うので、出演OKという目算だろう。色々とタイプの違う女優を見て楽しめる作品。音楽的にも、かなりいい。メインテーマはスタンダードとして残るかもしれない。
ミュージカルというと、昔から色々なタイプがあって、昔のはストーリーと筋書きが主だったような印象があるが、こういうタイプは今は流行らないのかもしれない。豪華キャストの物量というのが今風なのかもしれない。昔のは単に出演人数が多いというだけだった。もっともこういう作品を二度と作れるかどうか疑問だが。どちらを観て楽しいか、両方だろう。
悪く言えば筋書きどおりのネタ切れで豪華キャストで誤魔化した作品。それでも見応えは十分。主演のダニエル・デイ=ルイスと筋書きは無視した方が楽しめるだろう。
ヒアリング度:★★★
感動度:★★★★
二度以上見たい度:★★★★
劇場で見たい度:★★★★
ビデオ/DVDで欲しい度:★★
ビデオ/DVDで見た方がいい度:★★
ムカつく度:
考えさせられる度:
(「ヒアリング度」は英語のヒアリングの勉強になるかどうかの度合)
Nine
U.S. Release Date: 2009
■監督:ロブ・マーシャル
■原作:アーサー・コピット
■キャスト:ダニエル・デイ=ルイス/マリオン・コティヤール/ニコール・キッドマン/ジュディ・デンチ/ペネロペ・クルス/ソフィア・ローレン/ケイト・ハドソン他
■音楽:モーリー・イェストン
■字幕:石田泰子
■お勧め度:★★★★
「イタリアの巨匠フェデリコ・フェリーニ監督による不朽の名作「8 1/2」を基にしたトニー賞受賞の大ヒット・ブロードウェイ・ミュージカルを、「シカゴ」のロブ・マーシャル監督が錚々たる俳優陣を起用し映画化。新作の撮影を控えた一人の世界的映画監督が、その構想に行き詰まり精神的に追いつめられていく中、彼を取り巻く女性たちと繰り広げる混乱と混沌の行方が、華麗にして幻想的な歌と踊りで綴られてゆく。主演のダニエル・デイ=ルイスをはじめ、マリオン・コティヤール、ペネロペ・クルス、ジュディ・デンチ、ニコール・キッドマン、ソフィア・ローレンと、オスカー俳優が6人も顔を揃えた豪華キャストが話題に。
待望の新作「ITALIA」が撮影開始目前の世界的な映画監督グイド。ところが、脚本は未だ完成せず、頭の中も白紙状態。それでも周囲では準備が着々と進み、制作発表の記者会見はどうにか乗り切ったものの、いよいよプレッシャーは限界を超えてしまう。愛する女性たちに慰めを求めるも、罪悪感でさらに追いつめられ、ついには混乱の中で幻想の世界に逃避してしまうグイドだったが…。」(allcinema.net/より。)
「シカゴ」とは似ても似つかない超豪華キャスト。こういうのを観るとさすが洋画。これだけの豪華キャストは舞台では無理だろう(スケジュールが合わない)。歌的にはミュージカル俳優に劣るにしても、このキャストは見応えあり。おそらくは本人が歌っていると思うが、そう下手でもない。マリオン・コティヤールはミュージカル俳優なみだろう。ただし筋書きは消化不良、つまらない。筋書きよりは女優と歌とダンスを観る作品だろう。キャストに幅がある。ソフィア・ローレンは感動的。何歳になるのだろうか。歳を感じさせない。この作品のポスターのニコール・キッドマンがすごくイケてたので、それを見るのが楽しみだったが、本番では、あまり目立たない。聡明な彼女のことなので、こういう作品で他の女優と張り合うのはバカらしいと思ったのだろう。ただし他の女優とはタイプが違うので、出演OKという目算だろう。色々とタイプの違う女優を見て楽しめる作品。音楽的にも、かなりいい。メインテーマはスタンダードとして残るかもしれない。
ミュージカルというと、昔から色々なタイプがあって、昔のはストーリーと筋書きが主だったような印象があるが、こういうタイプは今は流行らないのかもしれない。豪華キャストの物量というのが今風なのかもしれない。昔のは単に出演人数が多いというだけだった。もっともこういう作品を二度と作れるかどうか疑問だが。どちらを観て楽しいか、両方だろう。
悪く言えば筋書きどおりのネタ切れで豪華キャストで誤魔化した作品。それでも見応えは十分。主演のダニエル・デイ=ルイスと筋書きは無視した方が楽しめるだろう。
ヒアリング度:★★★
感動度:★★★★
二度以上見たい度:★★★★
劇場で見たい度:★★★★
ビデオ/DVDで欲しい度:★★
ビデオ/DVDで見た方がいい度:★★
ムカつく度:
考えさせられる度:
(「ヒアリング度」は英語のヒアリングの勉強になるかどうかの度合)