交渉人 THE MOVIE (2010)
U.S. Release Date:
■監督:松田秀知
■キャスト:米倉涼子/陣内孝則/反町隆史/柳葉敏郎/津川雅彦/橋爪功/伊武雅刀
■音楽:佐藤準
■字幕:
■お勧め度:★★★(★)
「米倉涼子主演の人気TVドラマの劇場版。咄嗟の機転でハイジャック機に乗り込んだ敏腕交渉人・宇佐木玲子が、乗客、乗員合わせて159人の命を守るため、高度1万メートルの上空で決死の戦いを繰り広げるさまを、サスペンスとアクションを織り交ぜ描き出す。監督はTV版に引き続き松田秀知。
ある日、現金輸送車から2億6000万円が強奪される事件が発生、犯人グループはショッピングモールに人質をとって立て籠もる。警視庁捜査一課特殊捜査班(通称SIT)の宇佐木玲子が交渉に乗り出すが、なぜか通話は一方的に打ち切られてしまう。ほどなくモールで爆発が起こり、人質がパニックになる中、混乱に乗じて犯人の一人、中川伸也も逃走してしまう。しかし、主犯と思われる男・御堂啓一郎と手つかずの現金はそのまま残されていた。そんな不可解な事件から数週間後、北海道で休暇を過ごすため羽田空港にやってきた宇佐木は、人質の一人だった青年・木元祐介に気づく。彼の行動に不審を抱いた宇佐木は、咄嗟に彼が乗る北九州行スカイバード201便に潜り込むのだったが…。」(allcinema.net/より。)
立て籠もり事件とその顛末はパクリながら、ハイジャック部分は、まあまあ見所。例によってテレビ版は見てないので分からないが、このシリーズは、ひょうきんさが売り物のような。キャラが面白い。鉄人28号、陣内孝則(誰が知るか!)もさることながら、米倉涼子とその同僚とそのフィアンセは面白キャラ。テレビシリーズがヒットしているのが、なんとなく分かる。だからと言って、わざわざ映画版を観る価値があるかは疑問。問題はキャストが良すぎる。反町隆史がほとんど主役を食ってるし、柳葉敏郎(パイロット)は傍役ながら、はまり役すぎる。これにベテランの橋爪功、津川雅彦、伊武雅刀など。御堂啓一郎(津川雅彦)関係の筋書きが、筋書き上、中途半端になっているせいで、筋書きよりかキャラの面白さが目立ってしまう。劇場版なのでしょうがないか。それとこれ、米倉涼子は交渉人というより捜査官っぽいが、これはテレビシリーズでもそうなのだろうか。交渉人やっているのは、立て籠もり部分だけで、ハイジャック部分は捜査官。アクションが要ることになるが、米倉涼子では無理だろう。結果的にキャラの面白さとギャグでカバーしたような感じがする。つまらなくはないが。後半というか本編の政治がらみのハイジャック部分は、かなりミステリー+サスペンス感があって面白い。日本のハイジャック、テロ対策の問題(人命重視)を上手く筋書きで逃げた感じがして、これもいい筋書き。本来的にはハイジャックされた民間航空機は撃墜して政府の面子を保つ諸外国の傾向、方針にも触れているし、それを上手く筋書きで逃げている。米倉涼子は(FA(フライト・アテンダント?)姿がすごく似合っている、制服フェチ注目)美形を押えて捜査官役に徹した事も、むしろテレビシリーズの面白さかもしれない、テレビシリーズで捜査官役に専念しているとすれば。ラストで旅客機を着陸させるのは嘘っぽいが、テレビシリーズの劇場版として見れば、しょうがないだろう。テレビシリーズの劇場版というと「相棒シリーズ・鑑識」で失敗しているので後回しにしたが、テレビシリーズを見てなくてもキャストの豪華さと面白さで十分、楽しめる作品だろう。上に書いた事とは矛盾するが。テレビシリーズは分からないが米倉涼子の捜査官は人命重視。日本的に見ると、こっちの方が受けるのだろうが、テロ対策との関係で言うと逆になる。ニュースは見ているが、変な時間なのでローカル版だけなので分からないが、実際にハイジャックされた民間航空機を撃墜するというような事はやっているのだろうか。政府の方針批判のような事もテーマかもしれない。テレビ局(朝日)作品としては、かなりな高予算だろう。双発の旅客機を一機、丸ごと借りている。
ヒアリング度:
感動度:★★★
二度以上見たい度:★★
劇場で見たい度:★★
ビデオ/DVDで欲しい度:
ビデオ/DVDで見た方がいい度:★★★★
ムカつく度:
考えさせられる度:★
(「ヒアリング度」は英語のヒアリングの勉強になるかどうかの度合)
U.S. Release Date:
■監督:松田秀知
■キャスト:米倉涼子/陣内孝則/反町隆史/柳葉敏郎/津川雅彦/橋爪功/伊武雅刀
■音楽:佐藤準
■字幕:
■お勧め度:★★★(★)
「米倉涼子主演の人気TVドラマの劇場版。咄嗟の機転でハイジャック機に乗り込んだ敏腕交渉人・宇佐木玲子が、乗客、乗員合わせて159人の命を守るため、高度1万メートルの上空で決死の戦いを繰り広げるさまを、サスペンスとアクションを織り交ぜ描き出す。監督はTV版に引き続き松田秀知。
ある日、現金輸送車から2億6000万円が強奪される事件が発生、犯人グループはショッピングモールに人質をとって立て籠もる。警視庁捜査一課特殊捜査班(通称SIT)の宇佐木玲子が交渉に乗り出すが、なぜか通話は一方的に打ち切られてしまう。ほどなくモールで爆発が起こり、人質がパニックになる中、混乱に乗じて犯人の一人、中川伸也も逃走してしまう。しかし、主犯と思われる男・御堂啓一郎と手つかずの現金はそのまま残されていた。そんな不可解な事件から数週間後、北海道で休暇を過ごすため羽田空港にやってきた宇佐木は、人質の一人だった青年・木元祐介に気づく。彼の行動に不審を抱いた宇佐木は、咄嗟に彼が乗る北九州行スカイバード201便に潜り込むのだったが…。」(allcinema.net/より。)
立て籠もり事件とその顛末はパクリながら、ハイジャック部分は、まあまあ見所。例によってテレビ版は見てないので分からないが、このシリーズは、ひょうきんさが売り物のような。キャラが面白い。鉄人28号、陣内孝則(誰が知るか!)もさることながら、米倉涼子とその同僚とそのフィアンセは面白キャラ。テレビシリーズがヒットしているのが、なんとなく分かる。だからと言って、わざわざ映画版を観る価値があるかは疑問。問題はキャストが良すぎる。反町隆史がほとんど主役を食ってるし、柳葉敏郎(パイロット)は傍役ながら、はまり役すぎる。これにベテランの橋爪功、津川雅彦、伊武雅刀など。御堂啓一郎(津川雅彦)関係の筋書きが、筋書き上、中途半端になっているせいで、筋書きよりかキャラの面白さが目立ってしまう。劇場版なのでしょうがないか。それとこれ、米倉涼子は交渉人というより捜査官っぽいが、これはテレビシリーズでもそうなのだろうか。交渉人やっているのは、立て籠もり部分だけで、ハイジャック部分は捜査官。アクションが要ることになるが、米倉涼子では無理だろう。結果的にキャラの面白さとギャグでカバーしたような感じがする。つまらなくはないが。後半というか本編の政治がらみのハイジャック部分は、かなりミステリー+サスペンス感があって面白い。日本のハイジャック、テロ対策の問題(人命重視)を上手く筋書きで逃げた感じがして、これもいい筋書き。本来的にはハイジャックされた民間航空機は撃墜して政府の面子を保つ諸外国の傾向、方針にも触れているし、それを上手く筋書きで逃げている。米倉涼子は(FA(フライト・アテンダント?)姿がすごく似合っている、制服フェチ注目)美形を押えて捜査官役に徹した事も、むしろテレビシリーズの面白さかもしれない、テレビシリーズで捜査官役に専念しているとすれば。ラストで旅客機を着陸させるのは嘘っぽいが、テレビシリーズの劇場版として見れば、しょうがないだろう。テレビシリーズの劇場版というと「相棒シリーズ・鑑識」で失敗しているので後回しにしたが、テレビシリーズを見てなくてもキャストの豪華さと面白さで十分、楽しめる作品だろう。上に書いた事とは矛盾するが。テレビシリーズは分からないが米倉涼子の捜査官は人命重視。日本的に見ると、こっちの方が受けるのだろうが、テロ対策との関係で言うと逆になる。ニュースは見ているが、変な時間なのでローカル版だけなので分からないが、実際にハイジャックされた民間航空機を撃墜するというような事はやっているのだろうか。政府の方針批判のような事もテーマかもしれない。テレビ局(朝日)作品としては、かなりな高予算だろう。双発の旅客機を一機、丸ごと借りている。
ヒアリング度:
感動度:★★★
二度以上見たい度:★★
劇場で見たい度:★★
ビデオ/DVDで欲しい度:
ビデオ/DVDで見た方がいい度:★★★★
ムカつく度:
考えさせられる度:★
(「ヒアリング度」は英語のヒアリングの勉強になるかどうかの度合)