アイアンマン2 (2010)
Iron Man 2
U.S. Release Date: 2010
■監督:ジョン・ファヴロー
■キャスト:ロバート・ダウニー・Jr/グウィネス・パルトロー/ドン・チードル/スカーレット・ヨハンソン/ミッキー・ローク/サミュエル・L・ジャクソン
■音楽:ジョン・デブニー
■字幕:松崎広幸
■お勧め度:★★★(★)
「自ら開発した鋼鉄のパワード・スーツを身に纏った男が勧善懲悪に立ち上がる姿をロバート・ダウニー・Jr主演で痛快に描き大ヒットしたアクション・ムービーのシリーズ第2弾。今回は復讐に燃える難敵や謎めいた美女など新たな脅威が登場、主人公トニー・スタークがパワード・スーツの改良を重ねながら次々と迫りくる試練に立ち向かう。共演に「レスラー」のミッキー・ローク、「それでも恋するバルセロナ」のスカーレット・ヨハンソン。監督は引き続き「ザスーラ」のジョン・ファヴロー。
“アイアンマン”であることを自ら公表し、世間を騒然とさせたトニー・スターク。彼の勝手なヒーロー行為は国家問題にまで発展し、パワード・スーツ没収を命じられるハメに。一方、そんなトニーの報道を憎悪の目で見つめる男。彼はトニーに対し、ある恨みを募らせていた。そして、一撃で金属を真っ二つにできる武器を自在に操る“ウィップラッシュ”へと変身、積年の恨みを晴らすべく、ついにトニーの前へ姿を現わす。また、トニーの新しい秘書としてやって来た美女はレザースーツに身を包んだ“ブラック・ウィドー”という裏の顔を持ち、ライバルの武器商人ジャスティン・ハマーは謎の軍団を組織し暗躍し始めていた。さらに、パワード・スーツのエネルギー源となる胸に埋め込んだリアクターの悪影響を受け、自ずと身体を苦しめるトニー。それでも彼はパワード・スーツの進化に身を注ぎ、究極の戦いに挑むのだが…。」(allcinema.net/より。)
この作品、シリーズ(と言っても今回が最後のようだが)の面白さはキャストだろう。ある意味で「バットマン」のパロディーでもあるし。「1」は忘れたが、今回はこれに加えて内容的にも、まあまあ。パワード・スーツの動力源の元素が合わないらしく病弱していくアイアンマン、それの代替元素を再発見する過程に父子の絆が描かれたりする。ロバート・ダウニー・Jrのアイアンマン以外にも、いいキャストが揃っている。秘書役のグウィネス・パルトローが社長、そして最後には__へと昇格、親友役のドン・チードルも面白いし、組織的には分からないが、上院議院も動かせる組織のボス役のサミュエル・L・ジャクソンが今回はかなり出演場面が多い。レザースーツの美女(スカーレット・ヨハンソン)というのは彼の部下で、これもかなり強烈なアクションと同時に、ラテン語を話すという(あり得ない)面白キャラとして登場する。悪役のミッキー・ロークはあまり目立たないし弱いが、これはキャスト重視の意図的なものだろう。悪く言えば内容的にちょっと変なところがあるが。パワード・スーツを動かすためには体に動力源を埋め込まなければならないはずだが、親友はそれ無しでパワード・スーツを動かしている。ただしこれのおかげでパワード・スーツ2体の対決やらという面白い部分が作れたので、無かった事にしても。原作はどうだったか知らないが、原作を無視してこういう形で作品を面白くするというのも、あっていいかもしれない。このおかげで大人でも、ある程度、楽しめる作品になっている。主人公はロバート・ダウニー・Jrにしても、見所はグウィネス・パルトローだろう。「1」では確か単なる秘書役でつまらなかったが、今回は秘書から社長、そして__という役の変化が面白い。若い頃は確かボーイッシュさが売りだったような気がするが、歳のせいか、いい女になったし、実は本作を観るまで忘れていた注目女優でもある。生まれはアメリカらしいが、過去の作品もあって、英国の舞台女優という感じがする。声がちょうど良い低さで台詞が綺麗だし、個人的な事に走ると、顎の線が特徴的で口元が可愛い。そう目立つタイプではないにしても、こういうちょっと面白い役が似合っているような。そのような事なので本作はグウィネス・パルトローを見るだけでも満足。スカーレット・ヨハンソンがこれに対照的な役で、解説の「ブラック・ウィドー」という名前はどこで出てくるのか知らないが、クールなエージェント役で、これもかなりな見所。そのような事なので、テーマやらアクションは無視しても、十分、観られる作品だろう。
ヒアリング度:★★★
感動度:★★★
二度以上見たい度:★★★★
劇場で見たい度:★★★★
ビデオ/DVDで欲しい度:★★
ビデオ/DVDで見た方がいい度:★★★
ムカつく度:
考えさせられる度:★
(「ヒアリング度」は英語のヒアリングの勉強になるかどうかの度合)
Iron Man 2
U.S. Release Date: 2010
■監督:ジョン・ファヴロー
■キャスト:ロバート・ダウニー・Jr/グウィネス・パルトロー/ドン・チードル/スカーレット・ヨハンソン/ミッキー・ローク/サミュエル・L・ジャクソン
■音楽:ジョン・デブニー
■字幕:松崎広幸
■お勧め度:★★★(★)
「自ら開発した鋼鉄のパワード・スーツを身に纏った男が勧善懲悪に立ち上がる姿をロバート・ダウニー・Jr主演で痛快に描き大ヒットしたアクション・ムービーのシリーズ第2弾。今回は復讐に燃える難敵や謎めいた美女など新たな脅威が登場、主人公トニー・スタークがパワード・スーツの改良を重ねながら次々と迫りくる試練に立ち向かう。共演に「レスラー」のミッキー・ローク、「それでも恋するバルセロナ」のスカーレット・ヨハンソン。監督は引き続き「ザスーラ」のジョン・ファヴロー。
“アイアンマン”であることを自ら公表し、世間を騒然とさせたトニー・スターク。彼の勝手なヒーロー行為は国家問題にまで発展し、パワード・スーツ没収を命じられるハメに。一方、そんなトニーの報道を憎悪の目で見つめる男。彼はトニーに対し、ある恨みを募らせていた。そして、一撃で金属を真っ二つにできる武器を自在に操る“ウィップラッシュ”へと変身、積年の恨みを晴らすべく、ついにトニーの前へ姿を現わす。また、トニーの新しい秘書としてやって来た美女はレザースーツに身を包んだ“ブラック・ウィドー”という裏の顔を持ち、ライバルの武器商人ジャスティン・ハマーは謎の軍団を組織し暗躍し始めていた。さらに、パワード・スーツのエネルギー源となる胸に埋め込んだリアクターの悪影響を受け、自ずと身体を苦しめるトニー。それでも彼はパワード・スーツの進化に身を注ぎ、究極の戦いに挑むのだが…。」(allcinema.net/より。)
この作品、シリーズ(と言っても今回が最後のようだが)の面白さはキャストだろう。ある意味で「バットマン」のパロディーでもあるし。「1」は忘れたが、今回はこれに加えて内容的にも、まあまあ。パワード・スーツの動力源の元素が合わないらしく病弱していくアイアンマン、それの代替元素を再発見する過程に父子の絆が描かれたりする。ロバート・ダウニー・Jrのアイアンマン以外にも、いいキャストが揃っている。秘書役のグウィネス・パルトローが社長、そして最後には__へと昇格、親友役のドン・チードルも面白いし、組織的には分からないが、上院議院も動かせる組織のボス役のサミュエル・L・ジャクソンが今回はかなり出演場面が多い。レザースーツの美女(スカーレット・ヨハンソン)というのは彼の部下で、これもかなり強烈なアクションと同時に、ラテン語を話すという(あり得ない)面白キャラとして登場する。悪役のミッキー・ロークはあまり目立たないし弱いが、これはキャスト重視の意図的なものだろう。悪く言えば内容的にちょっと変なところがあるが。パワード・スーツを動かすためには体に動力源を埋め込まなければならないはずだが、親友はそれ無しでパワード・スーツを動かしている。ただしこれのおかげでパワード・スーツ2体の対決やらという面白い部分が作れたので、無かった事にしても。原作はどうだったか知らないが、原作を無視してこういう形で作品を面白くするというのも、あっていいかもしれない。このおかげで大人でも、ある程度、楽しめる作品になっている。主人公はロバート・ダウニー・Jrにしても、見所はグウィネス・パルトローだろう。「1」では確か単なる秘書役でつまらなかったが、今回は秘書から社長、そして__という役の変化が面白い。若い頃は確かボーイッシュさが売りだったような気がするが、歳のせいか、いい女になったし、実は本作を観るまで忘れていた注目女優でもある。生まれはアメリカらしいが、過去の作品もあって、英国の舞台女優という感じがする。声がちょうど良い低さで台詞が綺麗だし、個人的な事に走ると、顎の線が特徴的で口元が可愛い。そう目立つタイプではないにしても、こういうちょっと面白い役が似合っているような。そのような事なので本作はグウィネス・パルトローを見るだけでも満足。スカーレット・ヨハンソンがこれに対照的な役で、解説の「ブラック・ウィドー」という名前はどこで出てくるのか知らないが、クールなエージェント役で、これもかなりな見所。そのような事なので、テーマやらアクションは無視しても、十分、観られる作品だろう。
ヒアリング度:★★★
感動度:★★★
二度以上見たい度:★★★★
劇場で見たい度:★★★★
ビデオ/DVDで欲しい度:★★
ビデオ/DVDで見た方がいい度:★★★
ムカつく度:
考えさせられる度:★
(「ヒアリング度」は英語のヒアリングの勉強になるかどうかの度合)