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週刊 池上彰と学ぶ日本の総理 犬養毅

2022-11-30 06:45:07 | 明治・大正史

池上彰と学ぶ日本の総理 24 犬養毅



 大物、犬養毅の登場です。まずは簡単に紹介します。

 備中国(岡山県)出身。
 慶応大学卒業後、『郵便報知新聞』記者(現在の報知スポーツ)として活動します。
 その後、立憲改進党の結成に参加。第1回総選挙で当選。以後、暗殺されるまで連続17回代議士に当選します。
 藩閥打倒を主張して立憲国民党を結成、憲政擁護運動の先頭に立ちました。
 第1次憲政擁護運動では憲政の神様とまで呼ばれます。
 昭和4年(1929)には政友会総裁となり、同6年、政友会内閣の首相に就任しますが、同7年の五・一五事件で軍人に射殺されました。
 その生涯を通して政党政治の実現を目指した政治家でした。


 池上流3つのポイントは・・・

1 護憲運動のリーダー

 「藩閥打破」「憲政擁護」を旗印に、第3次桂太郎内閣、清浦奎吾内閣を総辞職に追い込みました。

2 アジア主義

 孫文らを支援し、中華民国建国に大きく貢献しました。

3 産業立国政策

 経済の活性化を打ち出しました。



2012年07/10号 目次です。

1 犬養 毅総理誕生

2 プロフィール 犬養 毅

3 人物伝 総理への道
人間味豊かで清廉な「憲政の神様」

4 大仕事 大一番
大正デモクラシーを呼び、普通選挙法を実現

5 交友交際図

6 追跡! 総理156日

7 詳報 五・一五事件

8 盟友 尾崎行雄

9 写真で見る世相 昭和7年(1932)
  国防婦人会が発足 白エプロンにたすき掛け

10 書道家・犬養木堂の世界

11 リーダーの魅力
  犬養 毅の名言・人間力

12 派閥人脈
  革新倶楽部の主要議員

13 ファーストレディ秘話
  犬養千代子

14 多芸余話 趣味と逸話で知る、総理の横顔

15 連載 総理の秘密(24) 池上彰
  総理のサイン(花押)

16 次号予告



朝日新聞掲載「キーワード」の解説
いぬかい‐つよし〔いぬかひ‐〕【犬養毅】

[1855~1932]政治家。岡山の生まれ。号、木堂。第1議会以後、連続17回代議士に当選。藩閥打倒を主張して立憲国民党を結成、憲政擁護運動の先頭に立った。昭和4年(1929)政友会総裁。同6年、政友会内閣の首相。同7年の五・一五事件で軍人に射殺された。




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