【社説】ぜいたくな子育ては子どもの将来を破滅させる
朝鮮日報の社説です。
ベビーカーが素材ですが、ぜいたくな子育ては子どものためにならないということは賛同できます。
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/03/30/2012033001042.htmlからの引用です。
市民団体「消費者市民の会」は28日、イタリアで17万6500ウォン(約1万2800円)で販売されているベビーカーが、韓国のデパートでは42万5000ウォン(約3万1000円)で販売されていることを例に挙げ「海外ブランドのベビーカー16台の国内販売価格が、外国に比べて最高で2.4倍も高い値段になっていることが分かった」と発表した。国内で販売されているベビーカーのうち、最も高価なイタリア製のある製品は198万ウォン(約14万3200円)で、現地での販売価格97万8900ウォン(約7万1000円)に比べておよそ100万ウォン(約7万2000円)もの差があった。
( 中 略 )
業者の販売方法も問題だが、高価な輸入ベビーカーを何の抵抗もなく購入する太っ腹な韓国消費者の心理も異常だ。ベビーカーの輸入額は2000年には185万ドル(現在のレートで約1億5200万円、以下同じ)だったが、昨年は5300万ドル(約43億7000万円)へと30倍近くも増えた。
韓国の若い親たちの間では、子どもを1人しか持たないことが一般化し、息子を「王子様」、娘を「お姫様」のように金に糸目をつけず育てている。つまり育児に関しては、自分の所得レベルや財産に関係なく金を使う世の中になってしまったのだ。このようなぜいたくな育児の風潮は、子供服や紙おむつ、ベッドなどへとその範囲を広げてきたが、最近は30万ウォン(約2万1700円)の輸入品のガラガラまで登場したという。
子ども1人に両親がつきっきりとなり、そこに父方と母方の4人の祖父母までが財布の中味を投じなければならないのが今の育児の実情だ。国も企業も個人も、自らの立場をわきまえずにぜいたくをすれば、その結果は皆同じように破産であり破綻だ。輸入業者に良心を取り戻させることも必要だが、まずは消費者にまともな考え方を持たせる運動から始めなければならない。韓国の若い親たちは今、子どもの将来にとって最も危険な道を歩いているのだ。
朝鮮日報の社説です。
ベビーカーが素材ですが、ぜいたくな子育ては子どものためにならないということは賛同できます。
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/03/30/2012033001042.htmlからの引用です。
市民団体「消費者市民の会」は28日、イタリアで17万6500ウォン(約1万2800円)で販売されているベビーカーが、韓国のデパートでは42万5000ウォン(約3万1000円)で販売されていることを例に挙げ「海外ブランドのベビーカー16台の国内販売価格が、外国に比べて最高で2.4倍も高い値段になっていることが分かった」と発表した。国内で販売されているベビーカーのうち、最も高価なイタリア製のある製品は198万ウォン(約14万3200円)で、現地での販売価格97万8900ウォン(約7万1000円)に比べておよそ100万ウォン(約7万2000円)もの差があった。
( 中 略 )
業者の販売方法も問題だが、高価な輸入ベビーカーを何の抵抗もなく購入する太っ腹な韓国消費者の心理も異常だ。ベビーカーの輸入額は2000年には185万ドル(現在のレートで約1億5200万円、以下同じ)だったが、昨年は5300万ドル(約43億7000万円)へと30倍近くも増えた。
韓国の若い親たちの間では、子どもを1人しか持たないことが一般化し、息子を「王子様」、娘を「お姫様」のように金に糸目をつけず育てている。つまり育児に関しては、自分の所得レベルや財産に関係なく金を使う世の中になってしまったのだ。このようなぜいたくな育児の風潮は、子供服や紙おむつ、ベッドなどへとその範囲を広げてきたが、最近は30万ウォン(約2万1700円)の輸入品のガラガラまで登場したという。
子ども1人に両親がつきっきりとなり、そこに父方と母方の4人の祖父母までが財布の中味を投じなければならないのが今の育児の実情だ。国も企業も個人も、自らの立場をわきまえずにぜいたくをすれば、その結果は皆同じように破産であり破綻だ。輸入業者に良心を取り戻させることも必要だが、まずは消費者にまともな考え方を持たせる運動から始めなければならない。韓国の若い親たちは今、子どもの将来にとって最も危険な道を歩いているのだ。