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ブラームス:ヴィオラソナタ第1番ヘ短調 作品120-1 (スコア付き)

2024-03-31 06:30:25 | 音楽雑感&関連サイト

ブラームス:ヴィオラソナタ第1番ヘ短調 作品120-1 (スコア付き)

ヨハネス・ブラームス: ヴィオラとピアノのためのソナタ第1番ヘ短調 作品120-1 (スコア付き) 作曲年代:1894年 ヴィオラ:ルカ・サンツォ ピアノ:マウリツィオ・パチャリエッロ

00:00 第1楽章 Allegro appassionato (ヘ短調) 08:39 第2楽章 Andante un poco adagio (変イ長調) 13:29 第3楽章 Allegretto grazioso (変イ長調) 18:21 第4楽章 Vivace (ヘ長調) 60代を目前に控えた1891年、ヨハネス・ブラームスは名クラリネット奏者リヒャルト・ミュールフェルトとの出会いからクラリネットのための作品を立て続けに発表している。

《2つのクラリネットソナタ 作品120》もその一つで、1894年に完成した。初演は1895年1月7日にミュールフェルトのクラリネットとブラームス自身のピアノによって行われた。 1895年に作曲者自身によってクラリネットパートがヴィオラ用に編曲されている。一部に重音技法や装飾音符が補われているほかはオリジナルに忠実である。ブラームス自身はこの編曲を「不器用で不満足なもの」と評価していている通り、ヴィオラにとっては高音域といえる音域が多く用いられており、演奏効果は高いとはいえない。一方で、貴重なヴィオリストのレパートリーとして演奏機会は多い。 《第1番ヘ短調》は《第2番変ホ長調》と対照的に情熱的な作品で、古典的な4楽章形式である。第1楽章の冒頭では、20代の時の《ピアノソナタ第1番ハ長調 作品1》から、第2楽章の主題(C-F-E♭-D♭)が引用されている。

 

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