日本史事典.comより【民撰議院設立建白書とは】簡単にわかりやすく解説!!なぜ提出された?背景や内容などを紹介します。

目次です。
まとめを見てみましょう。
✔ 民撰議院設立建白書とは、1874(明治7)年に板垣退助・後藤象二郎・副島種臣らが政府に提出した、国会開設を求める文書のこと。
✔ 征韓論と明治六年の政変という一連の出来事の中で、薩長の藩閥政治への不満が高まり、愛国公党を結成した板垣退助らが民撰議院設立建白書を提出することになった。
✔ 民撰議院設立建白書は、藩閥政府(有司専制)を批判し、「公議」(世論)に基づく政治を行うために国会をつくることを政府に訴えた。
✔ 民撰議院設立建白書を発端として、自由民権運動が活発化し、1890(明治23)年には初の国会(第1回帝国議会)が開かれることになった。