《 小学( )年生の子に説明するつもりで、説明してください 》
「力をつけるためには誰かに教えればよい」とよく言われる。
教えるためには、自分がわかっていないとできないからである。
しかも、むずかしいことをそのまま伝えたのでは本当にわかっているかどうかがわからない。
そこで、「小学( )年生の子に説明するつもりで説明してください。」という指示が有効なのである。
学年は、質問の内容によって変えればよい。
この後の発問は、「隣の子の説明でわかったことを自分の言葉で説明してください。」がわかりやすい。
簡単な発問だが、抽象、概括と具体を組み合わせる高度な思考活動を引き出す。