日本史事典.comより【朱印船貿易と勘合貿易の違い】簡単にわかりやすく解説!!勘合と朱印状の違いとは?を紹介します。
目次です。
- 1 朱印船貿易と勘合貿易の違い
- 2 朱印船貿易について詳しく解説!
- ①朱印状とは?朱印船貿易スタートのきっかけも説明
- ②江戸時代初期は鎖国が行われていなかった
- ③なぜ朱印船貿易は終了したのか?原因はキリシタン
- 3 勘合貿易について詳しく解説!
- ①勘合符とは何?
- ②勘合貿易で取引されていたもの
- ③細々と続けられていた勘合貿易
- 4 まとめ
ちょうど200年の違いは受験生にとってありがたい。
時代の違いだけでなく、朱印状というパスポートがあれば海外に出られるので、あいてはいろいろ。勘合貿易は日明貿易のための、倭寇を防ぐための方法であり、相手は固定されているところが大きな違いといえるでしょう。
まとめを見てみましょう。
✔ 朱印船貿易と勘合貿易は開始された時代が異なる。
朱印船貿易は1604年の江戸時代初期から開始され、勘合貿易は1404年の室町時代にスタートした。
✔ 朱印船貿易と勘合貿易は使用されていた確認するものが異なる。
朱印船貿易では朱印状と呼ばれる書状。勘合貿易では、勘合符と呼ばれる木札が使われていた。
✔ 朱印船貿易と勘合貿易は貿易対象国が異なる。
朱印船貿易は対オランダや中国、朝鮮、琉球。勘合貿易は対明国であった。
✔ 朱印船貿易と勘合貿易は終了原因が異なる。
朱印船貿易はキリシタンの流入を防ぐために見直しされたが、勘合貿易は室町幕府の財政難が終了の原因だった。
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