「トップハンドトルク全盛時代」でウエイトシフトは肩身がせまい今日この頃。筋肉のつきかた・骨格によって、「WSで打つべき選手」は多いように思う。
特に「どうしても開いてしまう選手」はWSで打つべきだ。後ろから前へ移動してから打つWSは「開かない」というより「開きようがない」。前に行きながら開くということは、踏み込んだ足が空中にある内に外側にステップするということ。これは無理。WSではボールをとらえるまで前を向いているから「開く」ことはない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/c0/09bc33429d2c898b3ba9d8514b4c3d8d.jpg)
また、筋肉のつき方によってはTHTで必要な後ろに反りながらボールを持っていくという動作が苦しい選手もいる。WSではその動作は「やらなくてもいい」。前に動くことでバットが加速しているWSでは、タイミングよくボールをとらえることができれば、あとは何もしなくても「飛ぶ」。いいことのように思えるが、なにせ「打った感」がない。豪快に飛ばす感じがないことが人気のない理由なのか?
もうひとつ要点(難点?)がある。ボールに向かっていくので「タイミングを取るのが難しい」。勇気も必要。練習も必要。実践でタイミングを合わせることができるようになるまで時間がかかる場合もある。が、自転車を乗るのと同じで、身に付けば一生もの。老化によって筋力が落ちても「打てる」。バットに身体をあずけて、バットに打ってもらう・・・スキー場にたまにいる「スキー板に滑ってもらってる感」がシブすぎるオヤジと同じ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます