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「負けに不思議の負けなし」と行動経済学

2017年12月01日 | 少年野球

野村克也氏が言う「勝ちに不思議の勝ちあり 負けに不思議の負けなし」は行動経済学がみごとに説明している。

人間は「損切りができない」・・・損(=負け)を認めたくないし、受け入れられない。「損した(負けた)」の感情メーターは「儲かった(勝った)」の5割増しらしい。負けた悔しさは勝った喜びより1.5倍以上長く心に留まるということ。

なぜ勝ったかは考えない。なぜ負けたかは考える。 自チームのストロングポイントを確認するために、「なぜ自チームは勝ったのか」を客観的に分析すべきである。

「相手チームはなぜ負けたのか」も分析してみる。その悔しさを噛みしめてみた結果、相手チームは「たいして打たれることもなく、自分たちのミスで負けた」ということになれば、自チームは「ストロングポイントなく勝った」ということになる。それこそ最も反省すべきウイークポイントである。


 
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