練習しても「からだ」が覚える訳ではない。練習とは大脳基底核の線状体にからだの動かし方の手続きを記憶させることである。たとえばショートゴロ→a移動する b捕球する c送球する それぞれのタイミングでニューロンが発火する。練習することにより発火するタイミングが詰まってくる a→→→b→→→c から a→→b→→c さらに a→b→c そして abc となった時に一連の動作が「ゴロをさばく」となる。
実はこのタイミングを詰める作業は寝ている間にも行われる。相撲部屋における 朝稽古→ちゃんこ→昼寝 のルーティーンは実に理にかなっているということ。寝ることも練習の一部なのだ。