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SWINGLOGIC:スイングバイで少年野球を加速する

エネルギーを節約し宇宙探査船を遠くに飛ばす「スイングバイ」で飛距離アップ

反応の違い

2019年05月13日 | 少年野球

少年野球のバッターは、ボールがホームプレートに納まっている(=横のストライクゾーンに入っている)と、振りに行くケースが多い。コースが真ん中寄りなら、高低がボールでも振りに行く。

なぜ?と考えてみた。たて方向とよこ方向・ボールの動き方への「反応の違い」であると思われる。

「身体に当たる」という危機感があるため(小学生ならなおのこと)本能的に横の変化には敏感なのではないか。身体に当たらないと判断すると思い切り振りに行けるということではないか。

プロのバッターも「横の変化球(特にスライダー)は何とかバットに当てられるし、止めることもできる」

ところが、フォークボールに対しては「スイングを止めることはできない」とコメントしている。

プロ野球の中継などを見ていると、ワンバウンドを振るシーンをよく目にするが、柳田でさえ「ひざ元にフォークを落としたら、ピッチャーの勝ち」と言うくらいだから、相当な「落ち具合」なのだろう。


 
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よこ振りとたて振り

2019年05月09日 | 少年野球

「最近打てない」と相談されて、素振りを見ると「よこ振り」になっていることがほとんどである。

よこ振りでは芯付近を外れて当たった際に、内野フライか内野ゴロになりやすい。

たて振りは芯を外すとほぼファールになる。

どんなストレートでも「落差」があり「たてに変化」する。まして、ストレートより速度のない変化球は、横に曲がるスライダーと言えども縦に大きく変化する。どんなボールも「曲がり巾」<「落差」となり、縦の軌道にバットを入れやすい「たて振り」の方がとらえる確率が上がる。

いわゆる「レベルスイング」は「線でとらえる」と表現されがちだが、実は「点でとらえる」ことになる。たてに動くボールをよこにバットを動かしてとらえに行くのだから。

気をつけなければならないのは 「自打球」 

ボールの外よりを叩いてしまうと、自分にボールが飛んでくる可能性が高くなる。ボールの内側を打つ練習は必須である。
 
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スコアシート説明

2019年05月03日 | 少年野球

スコアシートの少年野球バージョンを公開しております(2019/04/03付ブログ参照)が、少々?特殊なため、特徴について説明します。

公式戦ではベンチの中を動けるように、練習試合では、ベンチを出てウロウロできるように、A4・1枚におさめてバインダーに挟んで使えるようにした。(特に練習試合では審判を2人出すと、ベンチの指導者は監督とスコアラー2人だけという状態になりがちなので、立っていても記入できるようして、常に動けるようにしておいたほうが良い)

罫線を青、打順を緑、イニングを赤にして、黒で記入しても見やすくした。(欄間違いが減ったように思う)

7回で終わり。(少年野球は7回までなので)

守備位置・選手の交代が多いので、欄を増やして交代5回まで対応できるようにした。

両チームのタイムをカウントする欄を作った。(時間制なので、タイムを取るタイミングが勝敗にかかわることも・・・)

リザーブ欄に交代選手名・背番号を入れておくと、交代の時にメンバー表を見なくてよい。

PDFで印刷する際は90%縮小すると、余白が増えてバインダーに挟むスペースができる。(試合中に気が付いたことをメモしておくと、試合後のコメントに使える)

印刷して行くのを忘れても、USBやSDカードに入れておくと、コンビニのコピー機で印刷できる。(白黒なら10円)

 
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朝令暮改

2019年04月29日 | 少年野球
選手を伸ばすとは、アドバイスする側に寄せることではない。
むしろ、こちらがアジャストしなければならない。

ワンパターンでは、選手の多様性について行けない。
日々、いや刻々と進化する連中と対峙しているということを自覚する必要がある。

 アドバイスの引き出しがいくつあっても足りない。 が、多ければ多いなりに、引き出しの選択や順番を間違うこともある。
 引き出しの中身がすばらしくても、選手にとって(その時点では)ブラスにならないかも知れない。

 大事なのは、ためらうことなく「撤回・訂正」できるかどうか。
「朝令暮改」を善しとすべし。

伝える側の自己満足でなければ、何をどう伝えても構わない。

その選手のためにするアドバイスを躊躇してはいけない。少しでもプラスになるなら、今この時点で効果がなくても「空振り感」がすごくても、伝えるべきである。

「聞いてくれない」は伝える側の技量でなんとかするしかない。

伝える側のスキルが上がると、聞く側も「教わる力」が上がっていく。これは、野球の技術を上げるためには不可欠なスキルである。
 
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厳密に言うと

2019年04月10日 | 少年野球
ヘッドの動きについて「直線」を強調して来たが、あくまで「理論」「理想」「感覚」においての話であり、実際の軌道は直線にならないことがほとんどである。
 
スイングを「直線に近付ける」すなわち 「円軌道をつぶす作業」 が、スイングバイを生み出す。
ポイントは「たて回し」である。横から見て「直線軌道」になっていても、上から見た時に「円軌道」になっていては、これぞ「ドアスイング」である。
 
横から見ても、上から見ても「楕円軌道」になっていることが重要になる。
 
柳田やイチローを始め、プロの選手の打席前の素振りは、横から見ると円軌道に近く、地面スレスレで振っている
上から見た時のスイング軌道をつぶすことをイメージした、脳や筋肉を刺激する実戦的な素振りである。
真下に振り下ろす感覚は、実際にボールを打ちに行く時の「脱力」や「最短距離」に近い。
 
ほとんどのバッターにおいて、トップができた時のグリップは、肩から上の位置になる。高めのボールゾーンである。
よって、ストライクゾーンに来たボールを打とうとすれば「ダウンスイング」になる。
 
160kmだろうと、飛んでくるボールは物理的におじぎする。
ボールの軌道とスイングの軌道を合わせようとすれば「アッパースイング」になる。
 
ダウンスイングから、アッパースイングへの切り替え地点を「ボトム」と呼ぶなら、ボトムを作る場所やタイミングが勝負になる。
ヘッドがボトムにいる時間が長ければ、ボールをとらえる確率が上がる。
 
 
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