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鈴木信夫の詩手紙の作品から
絵手紙作家の浅田美知子さんとの絵手紙・詩手紙の交流は2年を超えて
続いており、このころは、ほぼ毎日1編の詩をつくっています。
できるだけ鈴木信夫らしい詩を選び、詩手紙そのものを見ていただき、
そこに書き加えられたコメントを紹介してゆきます。
一部、詩集に載せたものもありますが、未発表のものが中心です。
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こんなコメントを書いています。
「テレビでポンペイ展についてやっていました。
一瞬で飲み込まれたポンペイ。
行き過ぎた快楽は自らを滅ぼすのかもしれないですね。」
ちょっと状況は違いますが、ちょうど1年後、東日本大震災が起こりました。
東北地域が一瞬にして津波に飲み込まれました。
日本の防災対策は10年たっても脆弱です。
大雨による被害が九州をはじめ中部地方に広がりました。
いびつな祈り
2010年3月
わたしのなかにある、いびつな祈り
奇異な気持ちがそうさせるのです
わたしは何故、これほどに辛い?
わたしは何故、普通に生きられない?
わたしだけなのか、何故、わたしなのか
口をついて、あふれだし、あふれだし
幸せをくださいという、いびつな祈り
この胸に居座り続けているのです
自由に飛び立つこともできず
自由に命を絶つこともできず
これがなければ、これさえなければ
抑えられない気持ちが湧いてきます
わたしのそばにいる人に苦しみを与え
わたしの心にも苦しみを与えて
下向きに、下向きに生きようとしてしまう
いびつな祈りをやめて、日々、感謝の祈りにしていこうか
幸せをくださいでなく、幸せになるんだ
そういう気持ちになればいいのですね
鈴木信夫の詩手紙の作品から
絵手紙作家の浅田美知子さんとの絵手紙・詩手紙の交流は2年を超えて
続いており、このころは、ほぼ毎日1編の詩をつくっています。
できるだけ鈴木信夫らしい詩を選び、詩手紙そのものを見ていただき、
そこに書き加えられたコメントを紹介してゆきます。
一部、詩集に載せたものもありますが、未発表のものが中心です。
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こんなコメントを書いています。
「テレビでポンペイ展についてやっていました。
一瞬で飲み込まれたポンペイ。
行き過ぎた快楽は自らを滅ぼすのかもしれないですね。」
ちょっと状況は違いますが、ちょうど1年後、東日本大震災が起こりました。
東北地域が一瞬にして津波に飲み込まれました。
日本の防災対策は10年たっても脆弱です。
大雨による被害が九州をはじめ中部地方に広がりました。
いびつな祈り
2010年3月
わたしのなかにある、いびつな祈り
奇異な気持ちがそうさせるのです
わたしは何故、これほどに辛い?
わたしは何故、普通に生きられない?
わたしだけなのか、何故、わたしなのか
口をついて、あふれだし、あふれだし
幸せをくださいという、いびつな祈り
この胸に居座り続けているのです
自由に飛び立つこともできず
自由に命を絶つこともできず
これがなければ、これさえなければ
抑えられない気持ちが湧いてきます
わたしのそばにいる人に苦しみを与え
わたしの心にも苦しみを与えて
下向きに、下向きに生きようとしてしまう
いびつな祈りをやめて、日々、感謝の祈りにしていこうか
幸せをくださいでなく、幸せになるんだ
そういう気持ちになればいいのですね
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