鈴木信夫の詩の世界 ~筋ジスと向き合った40年~

筋ジストロフィーと向き合い、2011年5月、40歳の若さでこの世を去った詩人鈴木信夫の心に響く詩を紹介します。

いっぱい花をさかせていこう

2015-10-20 | 
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鈴木信夫の充実期の作品から


2005年~2007年の充実期の作品から選んで紹介してゆきます。
一部、詩集に載せたものもありますが、未発表のものが中心です。
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人気グループSMAPのヒット曲の中に「世界に一つだけの花」という歌があります。
その歌詞に影響を受けたわけではないでしょうが、この詩ができました。


   いっぱい花をさかせていこう
                          2005年1月

いっぱい花をさかせていこう
きみのすぐそばに、きみたちのすぐそばに
いつしかいちめんに花をさかせるために
いまからひとつひとつうえていこう
いっぱい花をさかせていこう
いまはなにもない、いまはなにもないけど
いつしかいちめんに花をさかせるために
いまからひとつひとつうえていこう
さかせる花はちがったっていい
ひとりひとりがどこかでさけばいい

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