鈴木信夫の詩の世界 ~筋ジスと向き合った40年~

筋ジストロフィーと向き合い、2011年5月、40歳の若さでこの世を去った詩人鈴木信夫の心に響く詩を紹介します。

僕らのGeneration

2015-12-03 | 
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鈴木信夫の充実期の作品から


2005年~2007年の充実期の作品から選んで紹介してゆきます。
一部、詩集に載せたものもありますが、未発表のものが中心です。
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「老害」という言葉が一時はやりました。
最近は、多くの分野で若い人の価値役が目立つようになってきましたが、まだまだ日本では年配者が幅を利かせているように思います。
これからはもっともっと若い人が活躍してほしいですね。


      僕らのGeneration
                              2005年8月

僕らの世代は、なにをすべきなのだろうか
僕らの世代が、なにをかえられるだろうか
ここで終わらせなければならないことがある
それは、マイナスの流れを止めること
それは、強いものしか生きられない世界
それは、人を人と思わない考え方
まず、ひとつ終わらせることだよね
それから始めなければならないこともある
それは、愛する大切さに気づくこと
それは、どこからでもやり直せる世界
それは、人が人として生きられる考え方
これが、あなたの心の中から始めなければならないこと
これが、僕らの心の中から始めなければならないこと
すべてはそこからなのかもしれない

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