屋久島では高齢な屋久杉をとくに「屋久杉」、若い屋久杉を「小杉」と 呼んでいます。
江戸時代には、真っすぐな屋久杉を選んで抜き切りしました。伐採跡の明るい場所に次の世代がたくさん育ちました。
切り株更新という現象です。樹齢数百年の「小杉」の多くはこうして誕生したものです。
豊富な日照を得て成長が早いのが特徴で、のびやかな スギらしい姿をしています。
これに対して高齢な「屋久杉」は、人間が手をつける以前に誕生したものといえます。
伐採跡に育った「小杉」に比べて光に恵まれず、 成長が遅く木目が詰まっています。
「屋久杉」の多くは凹凸が激しく利用しにくいので切り残されたもので、縄文杉や
紀元杉など名のある巨木が 代表的な例です。
現在見ることができる屋久杉は、小杉の大群と利用に不適として切り残された異形の巨木ということになります。
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大川(おおこ)の滝
屋久島で最大級の滝。照葉樹林と粘板岩の崖を落ちる落差88mの滝で迫力満点。
日本の滝100選にも選ばれています。
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リンゴツバキ
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自然に磨かれた木株 あまりの美しさに息をのみます。
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マムシ草
やや湿った山地に自生する多年草。茎にマムシの様な斑点がある。地下に径5cmくらいで扁球形の根茎を作り、
上の方からひげ根を周囲に出す。茎は30~50cm。仏焔苞は緑色、または暗紫色で縦に白い縞があり、長さ9~15cm、
先は鋭く尖っていて尾の様に長く伸びることもある。果実は赤く熟し、液果が密生したトウモロコシ様の果穂となる。
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苔むす森(白谷雲水峡)
標高600~1050m、面積424ha屋久杉など原生的な森林を鑑賞できます。
宮崎駿「もののけ姫」のモデルになったといわれる白谷雲水峡。屋久島の森の中でも、
もっとも表情が豊かで美しい場所のひとつです。
特に雨が降った後の森を一度歩いたら一生忘れられない風景になるに違いありません。
雨で活気を帯びた苔たちがフワフワと緑色に浮き出て見え、頭上では広葉樹林の葉がキラキラと光ります。
この日は雨がしとしと降り緑が大変美しくとても印象的でした。
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サクラツツジ
屋久島では最も広い範囲で見られます。花が桜色に近いことからサクラツツジと呼ばれていますが、
色の濃いものから白いものまで個体差があります。花の咲く時期は5月~6月にかけて里から
山の高い方へ移っていきますが、ピークには白い花のハイノキと林間全体に咲き誇りシャクナゲの
シーズン前に屋久島を彩ります。
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千尋の滝(せんひろのたき)
屋久島の三大銘瀑の一つで、落差80メートルの豊富な水量を誇る滝と約200メートルの花崗岩の一枚岩との
組み合わせは、日本最大級。
V字型になった巨大な花崗岩に吸い寄せられるように落ちる。滝の左手に見える壁は200m×400mの花崗岩の一枚岩で、
千人が手を広げたほどの大きさがあるということで、人が両手を広げた長さを「一尋」と呼ぶことから、
千人分で「千尋の滝」と名付けられました。
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帰りの飛行機から見えた青い空にぽっかり綿菓子の様な雲が印象的でした。
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本当は、縄文杉まで行きたかった!のですが…何せ8~10時間くらいは歩かなければいけないとの事で
もう少し訓練を・・・機会があれば、是非行って見たいです。
でも今、気候が良いシーズン時はあまりにも人が多すぎて縄文杉をゆっくり見ることができない様です。
屋久島の自然が樹木の生育に如何に適して
いるか・・の証明みたいなものですね。
木々が伸び伸びと拡がっていますね。
マムシソウも迫力、滝も壮大・・
縄文杉までそんなにかかるのですか・・
日帰りは無理ですね。
日が暮れるまでには戻らなければいけないので
8~10時間は見ておかなければならない様ですよ。
私は十分に訓練してからでないと行けないように思います。
枯雑草さんの様に歩きなれている方は大丈夫だと思いますよ。
縄文杉までは大変な道のりと聞きます。
そこまで行かなくてもいい、この目で深山幽谷を見ることが出来れば…
naoさんのような写真は撮れないと思いますが。
この画像と解説を、大事にお気に入りにいれておきます
何せ、のんびりとブログを書いていますので・・・
興味を持っていただいて、有難う御座います。
また、そちらの方にも寄せて頂きます。
齢を撮った屋久杉たちに出会え、心洗われました。
パワフルなだんだんさんでしたら、
縄文杉に出会う事が出来ると思いますが・・
きっと、いい思い出となると思います。