隣家の引越し 続編

ま、まさか隣家の引越しに続編があるとは思いませんでした。
今日の呆れた顛末を記します。

昼前に元隣家の奥さんから、私の勤務先に電話が掛かってきました。（勤務先のお店から掛けてきました）
引越し完了の挨拶かと思いきや「パンダちゃんが捕まらなかった」という内容でした。
げーーー！！！引越しで３にゃんを連れて行ったと思ったのに、１匹置いて行ったということ？？？
更に、「夕べは３時間しか寝れなくて疲れたから、明日捕まえに行く」と堂々とのたまうのです。

あー、私が甘かった、と思いました。
こんな人信用するんじゃなかったと。
今日の午後１時に不動産屋が引き渡し確認に来ることになっており、家の中でお母さんの帰りをじっと待っているパンダちゃん母はびっくりして外に飛び出し、そうしたら二度と捕まえられなくなるだろう・・・とすぐに思いました。

今日の昼休みは雨なので自宅には帰らず、会社でカップラーメンを食べていました。
食べながら考えましたが、もうじっとしていられず、カッパを着て雨にも負けず、自転車を猛ダッシュで漕いで帰宅し、キャリーケースとシーバを持って空き家となった隣家へ突入しました。
（パンダちゃん母が家に入れるよう、窓を開けてきたと隣家の奥さんから聞いていたのです）
ここからは、ただただ気合のみでやり通しました。
家中を逃げ回るパンダちゃん母を漸く台所に追い詰め、タイミングを見計らってやっと捕獲することがでたのです。
これは文章にすると容易に思えますが、それはもう心臓が高鳴り、緊張感に満ちた勝負でした。

早速、元隣家の奥さんの勤務先に電話を入れ「パンダちゃんを捕まえたから仕事を抜けて迎えに来てあげてください」とお願いしました。
しかし「今日ね～、店長が２時に帰っちゃうから出られないな～」との返事。
それを聞いて、馬鹿野郎！こっちは雨の中、濡れながら昼休みに他所の家の猫のために頑張っているんだぞ！！！と言いたかったですよ。
結局、パンダちゃん母は可哀相でしたが、キャリーケースに入れたまま上から風呂敷を掛け、１６時１７分（スージー母記録）までお母さんが迎えに来てくれるのを待っていたのでした。

ぜぇぜぇ・・・。
この大仕事が昼休みの十数分の出来事だったのですが、午後、私は勤務先でかなりの脱力感にみまわれていました。

夜、元隣家の奥さんから私あてに電話がありました。
パンダちゃん母捕獲のお礼と、３にゃんの近況報告でした。
昨日連れて行ったメレンゲくんとしろこちゃんは、奥さんが帰宅後やっと押入れから出てきてお水を飲んだそうです。（食餌はまだ食べない）
パンダちゃん母は、キャリーケースから解放後、押入れに入ったまま出てこないそうです。
まぁ、一般的な引越し時における猫の行動ですな。
私は脱走させないように念を押し、電話を切りました。

はーっ、疲れる人だ。

さらに私はスージー母から「他所の家の猫のことに介入しすぎ」だと酷く叱られました。
本当は褒めてもらいたかったのに・・・。
でも、いいんです。
私は悪いことはしていませんから！

今日から正式に拙宅の子になったわたみのことも書きたかったのですが、興奮して長文になりすぎたので後日にします。
今日の写真はキャリーケースにお入りいただいているパンダちゃん母です。
この状態で、わたみくんとお別れをしてもらいました。