腎不全仲間

お盆だというのに、未だお墓参りをしていなかった私は、早朝一人で行って来ました。
父方のご先祖様のお墓と父のお墓は同じお寺にあります。
スージー家は分家なので、父が亡くなってから新たにお墓を建て、そのお寺の檀家になりました。
檀家になると、公共の霊園墓地と違い、盆暮れ・お彼岸・寺の改修ｅｔｃ・・・と“諸費用”がかかります。
でも、お寺との交流もいいものです。
父は突然亡くなってしまったので、お墓の話しなどしたことはなかったのですが、祖父母と同じ境内なので喜んでくれていると思います。
毎日仏壇に手を合わせていますが、私にとって、お墓参りも大切な行事の一つなのです。
（本当は、母方のご先祖様、お世話になった伯父、伯母のお墓にも行くべきなのですが家族に任せてしまいました・・・来月のお彼岸には参ります！）


昨日、白猫キヨシの通院時、毎回動物病院でお会いする、キジトラのさくらちゃんの具合がとても良くないと飼い主さんからうかがいました。
さくらちゃんは１３歳で、キヨシと同じ慢性腎不全です。

１３年前、飼い主のＫさんは、家の前の川から流されて来た２匹の猫を拾われたそうです。
惨いことに、２匹の赤ちゃん猫はそれぞれビニール袋に入れられ、密封されていたそうです。
さくらちゃんは、偶然なのかビニール袋が破れて生きていました。
しかし、もう一匹の赤ちゃん猫はビニール袋の中で息絶えていたそうです。
許せません！！！
だから、さくらちゃんは亡くなった兄弟猫の分まで、もっともっと生きて欲しいと思います。

さくらちゃんは一昨日、尿毒症で痙攣を起こしたとのこと。
貧血が進行し、肺水腫も併発しておりかなり深刻な状況です。
キヨシも大変な時を乗り越えて来たので、フードのことや強制給餌のことなどをお話しさせてもらいました。
キヨシもこの夏を乗り切れるか心配ですが、さくらちゃんももう少し頑張れば、涼しくてすごし易い季節になるので、応援を続けたいと思います。

今日もキヨシは普通にのんびりすごしています。
食欲もあり、３日ぶりによいウンコをしました。
腎不全が悪化してから毎日ウンコが出なくなりました・・・。
これは院長先生にもお話ししたのですが、服用しているフォルテコールやコバルジンのせいではなく、腎不全猫は脱水傾向にあるのでウンコの水分も少なくなり、毎日出にくくなるとのご説明でした。
なるへそ。

今日の写真は快適室温でゴロゴロしているキヨシです。
キヨシは寝ている時、異様にピクピクします。
尿毒症か？！といつも警戒していますが、今のところセーフです。


＝追記＝
耳及び目の上辺りを猛烈に掻いてしまい、血が滲んでいた白長毛猫わたみですが、処方されたステロイドで症状が落ち着いています。
ステロイドの錠剤と抗生剤を二週間飲ませるように言われています。
（抗生剤はステロイドにより免疫力が下がるので、その対応のために併せて飲ませるのだそうです。）
わたみはとてもやんちゃな男の子ですが、薬を上手に飲んでくれますし、従順で扱い易い子なのです。

先日、動物病院で念入りに耳掃除をしていただきましたが、また黒い耳垢が出ていたので、今日は私がそーっと耳掃除をしました。
わたみはキヨシと同じ、慢性外耳炎なのかもしれません。
耳掃除も爪切りも、為すがままのわたみなのでした。