キヨシの慢性外耳炎

６月に保護した時のキヨシは、本当に悲惨な状態でした。
（勿論、四肢はあり、目や耳も付いていたので、もっと重篤な子はいるのでしょうが・・・）

体中にあった外傷はほぼ完治しました。
血液検査では肝臓の値が正常値を超えていますが、随分回復してきています。
治らないのは慢性の外耳炎です。
保護当初、毛が生えていなかったキヨシの両耳は、黒い物体（膿に血が混ざり固まったもの）がびっしり詰まっており、私はびっくり仰天しました。
動物病院で検査してもらいましたが、疥癬ダニではなく、外耳炎が悪化したものだと分かりました。

その後、耳への投薬を続け、右耳はかなり綺麗になりました。
しかし、ケンカ傷が元でスコティッシュのように耳が寝たままの左耳は黒い耳垢がなかなか消えません。
外耳炎に効果があるという耳用ローションでの掃除が欠かせません。
（犬猫の耳掃除を飼い主がすることに対し、是か非かが問われることがありますが、キヨシの場合、耳掃除をした方が状態が良く、私も耳を傷つけないように細心の注意をしています）
今でも、耳が不快らしく、頭を振る動作を時々します。

大人しく穏やかな性格のキヨシは、慢性外耳炎さえ治れば、益々快適な生活が送れると思うのです。

今日の写真は遊びタイムの一コマを撮りました。
可愛いフワフワの男の子、キヨシです。


Ｑちゃんの食欲は一進一退！
昨日はシーバも食べられたし、ａ／ｄ缶も少し食べてくれました。