保護して半年

保護猫コンちゃんは強い男の子です。
片目を失う程のケガをしても、蓄膿症になる程の酷い風邪をひいても自力で乗り切ってきました。
でも、疥癬だけは治せないのでスージーベロの捕獲器に入ってくれました。

そんな未去勢だったオス猫を、私だって最初は触れませんでした。
でも、保護してから２週間、動物病院に入院させていただき、先生やスタッフのみなさんにケアしていただいたお蔭で心も体も普通の猫に近づくことができました。

そんなコンちゃんの保護猫生活も半年が過ぎました。
もう、どこにも行くあてなどないのですから、そろそろ保護猫は卒業ですね・・・。
強い男の子コンちゃんは、今は甘えん坊キャラに変身し、同居猫の白長毛猫わたみや茶トラ猫ちゃ亮との猫付き合いが楽しいらしく、コミュニケーションも上手です。
（茶長毛猫めいこには殴られたので警戒しています。）
私にもよく懐いていますが、膝に乗ったり、一緒に寝たり・・・という密着さは皆無です。（笑）
撫でても喉をゴロゴロ鳴らしたりすることはなく、人間に甘える術（すべ）は知らないようです。
でも、何より先住の猫たちと上手に暮らせる子だったことが、コンちゃんの運命を変えましたね・・・。
だって私は保護当初から、コンちゃんは疥癬とケガの治療後は、リリースするつもりでしたから。

今日の写真はふっくら顔になってきたコンちゃんです。
推定２～３歳ですので、飼い猫宣言の時に誕生日も決めようと思います。


コンちゃん：「（ふぁ～っ！）ボク、けっこう若いんだぜー！」