キヨシくん帰宅

ボロ雑巾のような野良猫キヨシくんは、今日無事に去勢手術と耳や尻尾の治療を終え、スージー宅に帰って来ました。
動物病院でキヨシくんはとても大人しく、何でもさせてくれたそうです。

昨日、キヨシくん入院にあたり、診ていただきたいことをメモに書いて渡しておきました。
気になっていたのは耳の中が真っ黒なことと、左耳のケガです。
両耳とも毛が生えておらず、疥癬ダニを疑いましたがそれは大丈夫でした。
しかし、両耳とも外耳炎で膿があり、その痛みや痒みで耳を掻き毟ってしまったのでは・・・とのことでした。
左耳のケガは酷く、穴が空いた状態で腫れているそうです。

体中にケンカ傷があり、その傷からの出血で貧血になっているとも言われました。
エイズ・白血病検査もしていただきましたが、ＦＩＶ陽性と出てしまいました・・・。
あーーー、予想していたもののショックです。

それからキヨシくんの顎の歪みについても訊きました。
下顎の片側には犬歯が無く、門歯も１本しかありません。
先生は、以前に交通事故に遭い、顎が歪んだまま固まってしまったのではないかと思いますと言われました。

つくづく可哀相なキヨシくんです。

尻尾の付根には黒いコールタールみたいな物がこびりついており、これも病気だと分かりました。（病名は忘れてしまいました）
ニオイの出る線が化膿し、膿と汚れで固まっていたそうです。
へんてこですが、尻尾の毛は刈っていただきました。

最後にキヨシくんの年齢ですが、隣家のパンダちゃんの出産状況から、２歳から４歳くらいだと思うとお伝えしたところ、やはり意外と若く（見た目はおじいちゃん猫ですが）、２歳くらいかもしれないとのことでした。

キヨシくんは、今までどのように暮らし、何を食べてきたのでしょうか？？？
私が食餌をあげるようになってまだ２週間にもなりません。

今はケージで眠っています。
トイレもまだ、水もまだ飲んでいません。
時々小さな声で「ヒャーン、ヒャーン」と鳴きます。

キヨシくんを堂々と家族に迎えました！！！と宣言したいところですが、私以外の家族が拒否しており、現在水面下（？）で交渉中です。
ただ、キヨシくんは貧血とケガと手術後の投薬の必要性から、スージー宅に置くことを許可されています。

でもね、私はもうキヨシくんが大好きです。
円らなオッド・アイにもう撃沈されてしまいました。

今日の写真はケージ内のキヨシくんです。
キヨシくんはもっと可愛くなりますよ。


↓こちらはケージ設置前に敷いた紙の上に陣取るＱちゃん

ケージの傍に行き、何度も「ハーッ！」「シャー！」と威嚇していました。