@susiebero blog編

スージーベロによる@susieberoのブログ編!
アンチエイジング、愛猫、ガーデニングを語りたい!

Qちゃんの不思議

2007-04-28 11:06:30 | 黒猫Qちゃん
以前も書きましたが、黒猫Qちゃん(推定10歳・女の子)はトイレの達人です。
トイレ以外での粗相はなく、いつも“樽味噌職人”のように見事に猫砂を積み上げてトイレを終えます。
猫砂をかいている時のQちゃんは、一生懸命でそれはそれは可愛いのです。

そんなQちゃんもトイレの達人になってくれるまでには長い道のりがありました。

推定2歳の時に拙宅の子になったQちゃんは、元は隣家で生まれた子でした。
大勢の兄弟姉妹猫、従兄弟猫のいる中で、Qちゃんは仲間外れにされて真冬でも外(自動車の下)で暮らしていました。
ですから勿論トイレも外で済ませるのが当たり前だったのです。

拙宅の庭を通りかかる度にQちゃんを餌付けし、徐々に家の中に入れることに成功し、猫を飼うことなど言語道断!というスージー母を説得しQちゃんを家族にすることができた興奮は今でも忘れられません。
孫のいないスージー父はQちゃんを本当の孫のように可愛がり、四六時中抱っこしたり、一緒に家の中を走り回ったり、毎晩一緒に寝ていました。

Qちゃんを迎えるにあたり、猫用トイレも直ぐ用意しました。
でもQちゃんはトイレの時は隣家の敷地内にある土の所まで行って用を足し、新しいQちゃんのトイレは使ってくれませんでした。

そこで猫砂を止め、川砂に替えてみることにしました。(すごく重いです)
するとQちゃんは見事にオシッコをしてくれたのですが、家の中はジャリジャリした砂まみれで、シッコ臭いも強く残るため、川砂は撤去せざるを得ませんでした。

その後、またトイレには猫砂を入れ、気が向いたら使ってくれるように置いておきましたが、Qちゃんは相変わらずトイレの度に外に行きました。
Qちゃんが可哀相なのは、トイレが外なので、大雨の時はトイレを我慢してしまうことです。
スージー父が可哀相なのは、Qちゃんが深夜・早朝トイレに行きたい時は出口をカリカリしてスージー父を起こすことです。(さらに帰って来るまで待ちます)
スージー父は亡くなる前日まで、こうしたQちゃんのトイレにつきあってくれました。

そうです、スージー父は大好きなQちゃんを残して突然亡くなってしったのです。

それから、とても不思議なことが起きました。
Qちゃんが突然家の中の猫砂トイレを使うようになったのです!
喪中で私も家の中にいたので、トイレで外に行きたければ出してあげられたのですが、何故か突然Qちゃんは猫砂トイレを気持ちよ~く使い始めてくれたのです。

Qちゃんが上手に猫砂トイレを使う様子を、スージー父に見せてあげたかったです。
いえ、もしかして、スージー父がQちゃんを導いてくれたのかもしれません・・・。
その後、Qちゃんは病気一つせず、徐々に室内猫となり、元気なシニアライフを楽しんでいます。

猫はトイレの躾がし易い動物ですが、どうしてQちゃんには苦労したのか未だに謎です。
ちなみに、三毛猫みみこは保護当日に猫砂トイレを使ってくれました。
でも立ちしょんをするので、時々オシッコがトイレからはみ出ます・・・。

今日の写真はトイレの達人のQちゃんです。
可愛くて、賢くて、丈夫で甘えん坊のとてもいい子に育ってくれました。