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郷が杜備忘録

旅行や読書と日々の行動の記録。
日常のできごとや思い出の写真が中心。 たまに旅行の記事も投稿します!

古都再見(葉室 麟著)

2020-08-30 | 読書

2017年に亡くなられた葉室麟さんのエッセイを読んだ。

葉室麟さんは、北九州市小倉出身で、2005年「乾山晩愁」で歴史文学賞を受賞し、作家デビューした。

松本清張賞、直木賞、司馬遼太郎賞も受賞し、「地方の視点から歴史を描く」を信条に、精力的に作品を執筆していた。

 

その葉室さんが、2015年2月から京都で暮らしていた。

この随筆は、週刊新潮に2015年8月から2016年12月までに掲載され、

2017年6月新潮社より刊行された。

 

この随筆集には68編の作品が載っていた。

そのそれぞれの作品に京都の地名や寺社仏閣から、

そこに登場した歴史上の人物や出来事などに、

葉室さんの経験なども踏まえて、いろんな思いが語られていた。

歴史上のいろいろな私の知らなかったことなどもあり、

これからも興味をもって調べてみたいことなども

思い浮かべることができた。

 

葉室さんは、私ともそれほど年の離れていない兄貴のような存在に思えた。

もっといろいろなことを教えてもらいたかったと思った。

 

 

 

 

 

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