レンズの向こうに・・・・。

きままな写真ブログです。ホッとする写真、懐かしい写真、ニコッとする写真、感動する写真、そんな写真が撮れたら楽しいですね。

Vol.1307  大雄山最乗寺の風景  (その3)  (Photo No.9035)

2012年03月24日 17時20分06秒 | DX ED 17-55mm F2.8G
最乗寺の本堂です。曹洞宗のお寺で有名なのは何と言っても福井の永平寺と
鶴見の総持寺ですよね。この二大本山に次ぐ格式のあるお寺が、ここ最乗寺
と言われています。最乗寺の創建に貢献した道了という僧が、寺の完成と
同時に天狗になり、身を山中に隠したと伝えられる事から、道了尊とも呼ば
れているそうです。道了という僧は、もともと天狗の仮の姿だったのか、それ
とも大願成就した事で天狗に化身したのか、本当の事は誰にもわからないの
でしょうが、それにしても不思議な言い伝えが残っているものですね。

【撮影日】2012/03/20 14:08:20.79
Nikon D300 レンズ:17-55mm f/2.8G
焦点距離:17mm f/8 1/40秒

今日は、朝から細かい霧雨が降っていた東京です。でも午後2時過ぎには
雨もあがったようです。午前中は知人の動かなくなったデスクトップパソ
コンの本体だけを取りに行って、家に持ち帰ってきて点検です。電源は入
るのですが、画面が真っ暗なままです。蓋を開けると、ホコリがすごいで
すね。こうなったらすべての部品を取り外して大掃除です。電源ボックスや
ハードディスク、DVDドライブ、メモリからCPUの空冷ファンまで、全部取り
外しました。そのまま全部ベランダに持っていって、ダストブロワーで一気
にホコリを吹き飛ばします。すっかり綺麗になった所で、ハードディスクが
まず死んでいないか確認します。別なパソコンに、専用のキットでつなげて
見ると、ハードディスクは正常に回転しているようだし、中身も問題なく見
る事ができます。ハードディスクは大丈夫なようです。そこで、もう一度
取り外した各部品を、元に戻して配線し直してみました。そしてそっと電源を
入れると、いい感じの各パーツが起動する音が聞こえてきます。パソコンの
組み立てなんかをよくやっている人ならわかると思いますが、各部品が正常に
動作する時の起動音というものがあるんですよ。この感じなら大丈夫だろうと
モニター画面を見ていたら、予想通りちゃんとパソコンが立ち上がりました。
「よしよし、機嫌が直ったようだ。」と独り言を言うように、パソコンを撫で
てあげます。でも、たまたまうまく起動してくれた事も考えられるので、念の
為に何回か再起動してみます。すべて問題なくサクサクと起動してくれるよう
になりました。やっぱりホコリが原因だったようです。精密機械は、ホコリが
嫌いですから、ときどきダストブロワーで、内部清掃をしたほうがいいですね。
知人には、デジカメの写真や音楽ファイルのバックアップを今の内にちゃんと
やるように言っておきました。かなり喜んでいました。

さて今日のお薦めの焼酎は松の露酒造の「人夢可酒(ひとむかし)」
いう焼酎です。麦焼酎になります。私の故郷の宮崎県日南市飫肥の
焼酎です。最近、ちょっと有名になって、なかなか手に入りにくく
なってしまいました。生産量が少ないのも原因の一つでしょうね。
熟成期間が長いので、琥珀色のとてもまろやかな焼酎に仕上がって
います。見た目どおり、ウィスキーに近い味がします。東京では
あまり見かけないのですが、新宿の宮崎館「KONNE(こんね)」にも
置いてあったと思います。また地元に帰省した時は、ほとんどの
酒屋で見かける事ができます。地元の人は、ほとんど飲まないよう
ですね。私は気に入っているので、たまに飲んでいます。麦焼酎
ファンの人にとっては兼八や佐藤麦といった飲みやすい焼酎の方が
いいのでしょうね。この焼酎と似たような感じの、同じ宮崎の黒木
本店さんの「百年の孤独」がありますが、その「百年の孤独」が
好きな人には、きっと気に入ってもらえると思います。長期熟成され
た40度の濃厚な麦焼酎を、ぜひ一度飲んでみて下さい。

本殿の入り口の上には「護国殿」と書かれてありました。(Photo No.9034)

2012年03月24日 17時19分34秒 | DX ED 17-55mm F2.8G
護国殿とは、その名の通り国を護る建物という意味でしょうが
この場合「国」とは国家の事ではなくて、ここのお寺全体を指す
のかもしれませんね。日本には「護国神社」と「護国寺」という
「護国」が付いた神社とお寺があります。「護国神社」は国家の
ために殉難した人の霊(英霊)を祀るための神社で各道府県に建立
されているそうです。また「護国寺」は東京都文京区大塚にある
真言宗豊山派の寺ですね。実は先週の日曜日に、「護国寺」行って
来たんですが、あいにくの雨だったので撮影しないで、戻ってきた
んです。今度、晴れた時に、また行ってみましょう。

【撮影日】2012/03/20 14:08:42.25
Nikon D300 レンズ:17-55mm f/2.8G
焦点距離:17mm f/8 1/30秒

金剛水堂です。(Photo No.9033)

2012年03月24日 17時18分33秒 | DX ED 17-55mm F2.8G
なにやら曰くのありそうな水場です。案内板を読んでみると

「当山開創の時、道了様が自ら井戸を掘り、土中から鉄印を得たが
 これが当山重宝の御金印おかのいんである。その跡から霊泉(金剛水)
 が湧出、以来600年、この霊泉を飲むものの諸病を癒していると
 伝えられている。」

と書いてあります。早速、私もこの霊泉を一口飲んでみました。
冷たくて美味しい水です。ご利益がありそうな気がしてきました。

【撮影日】2012/03/20 14:10:50.06
Nikon D300 レンズ:17-55mm f/2.8G
焦点距離:20mm f/8 1/50秒

開山堂と本殿が並んでいます。良い感じです。(Photo No.9032)

2012年03月24日 17時18分09秒 | DX ED 17-55mm F2.8G
とても歴史のある重厚な佇まいを感じますね。海や山の風景も
いいですが、こういった古いお寺や神社の風景もいいですよね。
東京も含めて、関東近辺にはまだまだ行っていない所が多々ある
ものですね。

【撮影日】2012/03/20 15:06:16.58
Nikon D300 レンズ:17-55mm f/2.8G
焦点距離:17mm f/4.5 1/200秒

とても立派な鐘楼がありました。彫刻が見事です。(Photo No.9031)

2012年03月24日 17時17分42秒 | DX ED 17-55mm F2.8G
こんな立派な彫刻の鐘楼は他ではあまり見ませんね。調べてみると
この鐘楼は、瓦葺が銅版で出来ていて、上重は四手先組物、軒は
扇垂木で竜の彫刻をつけているそうです。本当に見事です。

【撮影日】2012/03/20 14:11:41.11
Nikon D300 レンズ:17-55mm f/2.8G
焦点距離:17mm f/8 1/50秒

立派な記念碑がありました。(Photo No.9030)

2012年03月24日 17時17分17秒 | DX ED 17-55mm F2.8G
ひとつは、明治27~28年の日清戦争で亡くなった軍人之碑のようです。
左側の大きなお墓のような石碑は、松平大和守直基のお墓のようでした。
徳川家康の次男である結城秀康の五男にあたると書いてありました。
写真の中央に屋根付きの階段があるのがわかりますか。実はあれを
メインに撮りたかったのですが、あまり目立たなかったですね。

【撮影日】2012/03/20 14:12:14.92
Nikon D300 レンズ:17-55mm f/2.8G
焦点距離:17mm f/8 1/80秒

こんな所に銅鑼(どら)がありましたよ。 (Photo No.9029)

2012年03月24日 17時16分52秒 | DX ED 17-55mm F2.8G
ちょっと手で叩いてみると、いい音がしていました。この銅鑼は
仏教の法要の時に使われるようです。この銅鑼は一つ前の写真の
右端にあって、またすぐ隣には鐘楼もある場所だったので、時を
告げる役目もあるのかも知れません。
明日は、いよいよこの大雄山の天狗たちの写真を御紹介します。
どうぞお楽しみに!。

【撮影日】2012/03/20 14:15:20.67
Nikon D300 レンズ:17-55mm f/2.8G
焦点距離:17mm f/8 1/50秒