文明のターンテーブルThe Turntable of Civilization

日本の時間、世界の時間。
The time of Japan, the time of the world

再発信!唄は船頭さんの心意気

2023年08月27日 11時26分35秒 | 全般

2021/3/16
昨夜、NHKの番組で、大竹しのぶが最後にスタジオで歌った「見上げてごらん夜の星を」は、閖上中学校の体育館で生徒の父母も参加して行われた卒業式の後の謝恩会で、3年3組を代表して、私がステージで歌った歌の一つでした。
その他の曲目も普通の中学生が歌うものではなかった。
何しろ、「浜千鳥」「城ヶ島の雨」だったのですから。
歌い終わって席に戻ったら、竹馬の友のお母さんが、「あなたが、あんなに歌がうまいとは」と絶句していた。
そんな私だから、カパルアベイホテルのアーケード街で、日本人を代表する思いで、生バンドをバックに、ボブ・ディランのLet it be me、ジョン・レノンのDon't let me down、PrinceのPurple Rain、こんな3曲を立て続けに歌いもしたのでしょう。

3.11から、だいぶ経った頃、閖上に行った。校舎も体育館も残っていた。体育館のドアが開いていたから中に入ってみた。ステージもそのままだった。言葉に尽くせない感慨を覚えた。

城ヶ島の雨 藤山一郎.

藤山一郎が独唱する日本歌曲です。声楽家増永丈夫(バリトン)が究極の声楽技術でテナー藤山一郎としてその魅力を伝えています。藤山一郎は慶應普通部時代から東京音楽学校(現東京芸大)の予科の頃まで、「城ケ島の雨」の作曲者梁田貞に声楽を学びました。声量豊かな美しいハイバリトンは師譲りのものといえるでしょう。本科に進んでからは船橋栄吉、ヴーハー・ペーニッヒに声楽を師事しています。昭和6年、生家の借財返済のために流行歌手藤山一郎としてコロムビアからデビュー。昭和8年、東京音楽学校を首席卒業しビクター専属、昭和11年テイチク、昭和14年コロムビアへ復帰、戦前戦後を通じて不世出の国民歌手として多大なる功績をのこしたました。



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