文明のターンテーブルThe Turntable of Civilization

日本の時間、世界の時間。
The time of Japan, the time of the world

彼の肩が出来てマウンドに立ったなら…彼の160㎞超の球が打てる打者は一人もいないと言っても過言ではない

2022年04月25日 09時01分59秒 | 全般
以下が、それは放映された彼のキャッチボールの場面。あんな肘の使い方が出来る投手は見た事がない!、と題して、2020-01-16に発信した章である。
今回は文章は、そのままで、最後に黒字強調だけを加えた。

野球について。
私は物心ついた時からの野球好きである。
中学生時分のクラス対抗戦等ではエースで4番を務めた。
長嶋ファンになった始まりは彼が立教大学生の時分からである。
幼少時の事。
杉浦がエースで元屋敷がセカンド、長嶋がサードの立教大学が仙台鉄道管理局と宮城球場で試合をしたのを観戦に行った。
隣の福島県出身である中畑も大の長嶋ファンである事は周知の事実。
だが彼のテレビ東京の「スポーツウォッチャー」での発言は本当にいただけない。
生来のお調子者が電波芸者になってしまって、プロ野球関係者とは思えない発言を為す。
昨年、大船渡高校の佐々木朗希投手が、投手としては、大谷以上かもしれない大変な逸材である事は野球に通じた者なら誰もが知る事実である。
昨年の夏の甲子園大会地方予選の決勝で監督が投げさせない決断をした事に、私は本当に安どした。
理由は言うまでもない…高校野球などは一過性のものであって、真に野球の才能に恵まれた者達にとってはプロの世界で活躍する事が全てだからである。
私たちも、彼らが引退するまで、毎年、彼らの卓越した技を観戦し続けるのである。
ところが中畑は放送で、あろうことか。この監督の決定を批判したのである。
曰く、「投げさせるべきだった…」、私は、この時、中畑は救いようのない馬鹿だと思っただけではなく、夏の甲子園大会を観る気も一気に失せた。
これ以上ない軽蔑、許せない怒りを感じたからである。
大船渡高校監督の決断には快哉を感じたわけだが、その前日の準決勝で190球!も投げさせた事を知って快哉も半減しただけではなく、
高校野球の在り方、高校野球に幻滅した。
主催者である朝日新聞の欺瞞と偽善に、これ以上ない怒りを覚えた。
今、メジャーで最高の投手の一人であるバーランダーは松坂とほぼ同じ世代である。
彼は今も快刀乱麻のピッチングを続けるメジャーリーグ屈指の剛球投手の一人である。
一方、同様の剛球投手だった松坂は、メジャーリーグに渡っても活躍できたのは数年、肩を故障して、往年の球威は望むべくもない。
彼の甲子園での投球は日本では美談だが、米国では狂気の沙汰である。
先日、ロッテに入団した佐々木朗希投手の初練習を上記の番組が放送した時の事である。
ランニングは好きではない…苦手であるという彼が息も絶えだえ、フォームも乱れに乱れながらも、びりにはならず真ん中の成績でゴールインした。
それを観た中畑は、二軍で鍛えた方が良いなどとコメントしたのである。
だが、他局では、ちゃんとしたフォームで走っている彼の映像も放映していた。
テレビ東京は何故か、ゴールイン時…長い期間、オフだった状態で、いきなりプロのトレーニングを開始したのだから、顎が上がったのも当然だったわけである。
中畑の呆れた発言とは裏腹に、
私は、野球を見続けて来て初めての衝撃を受けた。
それは放映された彼のキャッチボールの場面。
あんな肘の使い方が出来る投手は見た事がない!
今まで野球を見続けて来て最大の衝撃だった。
あれなら、軽く160㎞超の剛球が投げられて当然。
投手としてだけなら大谷以上の逸材であると言っても過言ではないだろう。
あの肘の使い方、しなやかさは、それほどの衝撃だったにも関わらず、中畑は全く気付かなかったか。やはり、野に置けレンゲソウの類か。
この中畑が横浜で監督をしていたのが日本の球界である。
まさか、メジャーリーガーとして、ワールドシリーズ制覇も経験し超人技のプレーも披露した井口が、中畑の様な、でくの坊であるわけはないとは思うが。
少々、心配になった。
こんな、どえらい逸材を潰してしまうような野球界では、話にもならないと思ったのである。
野球の選手は陸上の選手ではない。
投手なら如何に早い球を投げられるかが、まず、最優先の職業なのである。
本当の大投手クラスは、全て天賦の才能に恵まれた結果である事も言うまでもない。
つまり真の大打者や大投手等は、野球界における天才達なのである。
彼らを凡才が、所謂、根性論などで指導して、潰してしまうような愚は、史上最大級の稀代の逸材である佐々木朗希投手については絶対にあってはならないのである。
ましてや2軍云々などは言語道断。
彼の肩が出来てマウンドに立ったなら、現時点でも、彼の160㎞超の球が打てる打者は、一人もいないと言っても過言ではない。
そもそも、160㎞超の球は物理的には打つのが不可能なのだから。
彼の、あの驚異的にスピンが効いた剛速球を打てる打者はいないと言っても全く過言ではない。

そんな投手に対して二軍云々などと発言するとは…中畑よ、君が真に好漢ならば、自重せよ。
喋りを抑えて…少しは本等も読むべきである。




最新の画像もっと見る