文明のターンテーブルThe Turntable of Civilization

日本の時間、世界の時間。
The time of Japan, the time of the world

石破さんが朝日に評価されているのは、自民党にいながら安倍政権を後ろから撃つ役割を果たしてくれるから。

2021年10月28日 22時59分17秒 | 全般

一昨日発売された月刊誌WiLLは当然ながら毎日配達されている全国紙とは発行部数は段違いに少ない。
だが、それはノーベル賞を受賞するような人たちは頻繁にマスメディアに登場したりする人達では全くない、言わば、ごく少数派であるのと同様なのである。
つまり本当の研究を為している人達、本物の知性は、ごく少数の中にいるのである。
昨日発売された月刊誌WiLLに掲載されている高山正之と山口敬之の対談特集は、10月31日に投票を控えている日本国民全員のみならず世界中の人たちが必読。
日本国民は、投票する前に、この対談特集を読まなければならない。
本欄の読者の方々は、出来るだけ多くの周囲の人たちに、伝えて下さい。
以下は前章の続きである。
河野太郎の「日本端子」疑惑

高山 
河野太郎は「日本端子」をめぐる疑惑を説明しなければならない。
日本端子は河野の弟が社長を務め、河野洋平が大株主。河野太郎白身も株を保有している。
太陽光パネルや電気自動車の部品を製造していて、北京に合弁会社をつくって儲けていたことが判明した。
山口 
しかも、安倍政権で河野さんが外務大臣を務めていた時期に、日本端子は中国で事業拡大しています。
高山 
「日本端子がどうであれ、私の政治活動に影響はない」と言っていたけど、誰も信じないだろう。……
山口 
彼は高市さんを念頭に、「敵基地攻撃能力は昭和の概念」と言い放ち、これまでも反原発や女系天皇容認を唱えてきた。すべて中国が喜ぶことばかりです。
ファミリー企業の中国ビジネスが親中的な政治スタンスに影響していると疑われても仕方がない。
高山 
選挙戦の序盤、河野と石破と小泉が組んだ「小石河」連合なら、メディアの後押しもあって圧勝だという空気があった。
朝日も嬉しそうに人気の高い三人が、みたいな報道をしていたけれど、あれはヘンだ。石破に国民的な人気など絶対ない。
防衛相時代に漁船と自衛艦の衝突事故では原因が不明なのに遺族に頭を下げに行った。朝日新聞に迎合する実にいやらしい景色だった。
小泉は常識もなければ勉強もしない。口先三寸で世をわたれると思っているおバカさんということを有権者に見抜かれている。
河野は血筋が悪い。父・洋平の悪評は「太郎が父に生体肝移植した」美談を越える。
それも知らず、洋平の慰安婦談話を支持すると言った時点で自民党どころか代議士失格だと国民の多くは考えたよ。
河野があんな低い票数だったのはそういう空気を反映している。
山口 
本人が一番驚いたんじゃないでしょうか。私も取材を重ねて票読みをしていましたが、第一回投票で少なくとも、議員票を100票は獲ると予測していた。
ところが、フタを開けると86票。つまり、河野支持とされた議員が10人以上、直前になって逃げたわけです。
高山 
ネットを中心に日本端子が話題になり始めて、同僚議員もさすがに「コイツはヤバイ」と思ったか。
山口 
河野さんを顔にすれば、総選予が戦いやすいーそんな軽い気持ちで河野さんを支持する議員が多かった。
河野さんの理念に共鳴しているわけでも、人物に惹かれているわけでもない。
そもそも、「小石河」人気はメディアの幻想にすぎません。
石破さんが朝日に評価されているのは、自民党にいながら安倍政権を後ろから撃つ役割を果たしてくれるから。
小泉さんと河野さんは太陽光発電の推進など、親中的な政策が評価されたのかもしれない。
ハッキリ言って、売国メディアにゲタを履かせてもらった三人です。
この稿続く。

 


最新の画像もっと見る