以下は前章に関連して、今、ネットで発見した記事からである。
https://ameblo.jp/sapporo-mmm/entry-12368124851.html
山口二郎教授は何故、巨額の科研費を獲得できたのか?
法政大学の山口二郎教授が、過去に約6億円の科研費を獲得していることが判明し、
ネットで炎上状態になっている。これは、昨年末に産経新聞が「徴用工」問題に科研費が
使われていると報じたことに端を発し、杉田水脈議員が国会で追及する事態になったことから、政治活動に熱心な学者たちの科研費取得状況を科研費データベースで調べたところ判明した。当初、明らかな無駄遣い、不正流用が確認できた牟田和恵教授の事例を告発したが、
サイド情報として山口教授のケースも紹介したところ、反響が大変大きく、ネット番組でも取り上げられる事態になっている。
山口教授が何故、これほど巨額の科研費を獲得できたのか。本人は沈黙したまま、
相変わらず安倍政権叩きに精を出している。
しかし、神戸大学教授で比較政治学、朝鮮半島地域研究専門の木村幹氏が興味深いツイート
『学会の組織的活動費狙いで組織的に科研費を出してくる』などなど。
山口教授が最も巨額の科研費を獲得したのが、
2002年~2006年の研究で、4億4577万円。
山口教授が代表となり、その下に他の学者がぶら下がる形でチーム。
山口教授は、
2008年~2010年にかけて、日本政治学会の理事長(26代)だったことが判明。
興味深いのは、山口二郎教授の前後に理事長に就任した渡辺浩(24代)教授と
杉田敦教授(27代)。
渡辺(24代)、山口(26代)、杉田(27代)の3教授は、共に東大法学部出身。
大学卒業後、
渡辺教授は、東大法学部助手(1969年)→東大大学教授→法政大学教授。
山口教授は 東大法学部助手(81年)→北海道大学教授→法政大学教授。
杉田教授は、東大法学部助手(82年)→新潟大学助教授→法政大学教授。
山口(26代)と杉田(27代)は1年違いで、二人仲良く「安保法に反対する学者の会」
「立憲デモクラシーの会」で主導的役割を果たしており、共著もある関係。
山口二郎(26代)は4億4千6百万円(2008~2010年)、
渡辺浩(24代)も3億6千4百万円(2004~2006年)巨額科研費を獲得。
山口&杉田の連続した理事長時代は、2008年~2012年。
山口がブレーンをしていた民主党が政権を担っていたのが、2009年~2012年。
この時期、この二人はチームを組んで、
2007年~2011年に9854万円、
2012年~2017年に4498万円の科研費を獲得。
現在、3人とも、日本政治学会で顧問として、強い影響力を維持。
法政大学は何故、東大出身の政治学会元理事長を3人も雇っているのか。
科研費の一部は大学に入るため、科研費を獲れる学者ほど良い学者ということになる。
そして、科研費を獲れる力量は、研究者としての実績よりも、学会への影響力に左右
されることを、法政大学は良く理解しているということなのではないだろうか。
企業が元官僚の大物を天下りで受け入れる発想と同じである。
山口教授は殊の外、反政府政治運動に熱心。
科研費は国民の税金であり、若い研究者にとっては正に命綱。
ロクに研究もせず、政治運動ばかりに現を抜かす学者が、巨額の科研費を不正に獲得したとなれば、大問題であろう。