以下は前章の続きである。
【シリーズ「映像の世紀プレミアム」】 2016年~
『映像の世紀 第一回 世界を震わせた芸術家たち』
ディレクター:羽山夏子
制作統括:寺園慎一 伊川義和
『映像の世紀 第二回 戦争 科学者たちの罪と勇気』
ディレクター:羽山夏子
制作統括:寺園慎一 伊川義和
『映像の世紀 第三回 世界を変えた女たち』
ディレクター:後藤遷也
制作統括:寺園慎一 伊川義和
『映像の世紀 第四回 英雄たちの栄光と悲劇』
ディレクター:貴志謙介 高島かづき
制作統括:寺園慎一 遠所尚志
『映像の世紀 第五回 グレートファミリー 巨大財閥の100年』
ディレクター:前田亜起
制作統括:寺園慎一 伊川義和
備考:良作
『映像の世紀 第六回 アジア 自由への戦い』
ディレクター:橋本陽
制作統括:寺園慎一 伊川義和
『映像の世紀 第七回 極限への挑戦者たち』
ディレクター:後藤遷也
制作統括:寺園慎一 伊川義和
ディレクター:根来由紀子
制作統括:寺園慎一 伊川義和
『映像の世紀 第九回 独裁者3人の狂気』
ディレクター:大島隆之
制作統括:寺園慎一 伊川義和
『映像の世紀 第十回 難民 希望への旅路』
ディレクター:後藤遷也
制作統括:寺園慎一 伊川義和
【憲法特集】
戦前、実質的に国営放送として戦争を煽りまくった日本放送協会は、戦後、GHQ統治下で公共放送NHKとして再スタートした。*私は、この箇所を読んで、NHKが耳障りなほどに公共放送と連呼している理由について得心した*
NHKの元理事・下川雅也は、NHKを『戦後の理想の時代が生んだすばらしい存在』だと豪語している。NHKの放送を見ていると、GHQの残滓「憲法」「放送法」「教育基本法」の3つを死守することこそがNHKの使命だと密かに誓っているかに見える。
NHKは憲法関連の番組を数多く執拗に制作しているが、その大部分は護憲のために視聴者を誘導する番組であり、自衛隊合憲化を悲願とする自衛隊員の視点で作った番組や、国防の観点から改憲の必要性を説く番組は皆無である。日本国憲法を神聖化するべく、その制定過程を美化し、ほとんど歴史修正的な手法を使っているケースも多い。憲法問題のように国論を二分する重要な問題において、公共放送が一方に偏った番組ばかり作っている状況は、電波の私物化、受信料泥棒と誹られても仕方ないだろう。護憲番組の制作者たちは、日本軍を悪魔化する番組にも名前を連ねていることが多い。
『日本国憲法誕生』 2007年
ディレクター:寺西浩太郎 山口智也
制作統括:塩田純
『焼け跡から生まれた憲法草案』 ETV特集 2007年
ディレクター:山口智也
制作統括:塩田純
備考:ドラマでハーバート・ノーマンと鈴木安蔵の密会を再現
痴漢行為で現行犯逮捕されたことがある
『自衛隊と憲法 日米の攻防』 2013年
ディレクター:佐野剛士
統括:笠間毅 三村忠史
『日本人と象徴天皇 第一回 ”戦後“はこうして誕生した』 2015年
ディレクター:天野直幸 細田直樹 橋本陽
統括:林新 松本秀文 東野真
『日本人と象徴天皇 第二回 平和を願い続けて』 2015年
ディレクター:天野直幸 細田直樹 橋本陽
統括:林新 松本秀文 東野真
『憲法70年 平和国家はこうして生まれた』 2017年
ディレクター:梅原勇樹
制作統括:塩田純
備考:ドラマ仕立て
『日本国憲法 70年の潮流~その時、人々は~』 2017年
ディレクター:小口拓朗 淡浪里彩 梅本肇
プロデューサー:小池幸太郎
統括:三村忠史 山崎真一 大河内直人
この稿続く。