今日は久しぶりに約8時間眠って、休日っぽさを満喫する。
普段は4時間から6時間くらいの睡眠で、「目の下の隈がチャームポイントです」というようなしょっぱい感じになっているので、ゆっくり眠ることが出来るのはとても嬉しい。
それからいつものように12時までに出せば当日中に仕上げてくれるクリーニング店までてくてくと歩いて行き、途中コンビニで公共料金の支払いなんかを済ませる。
ガス料金はコンビニではなく、少し離れたところにある商店に直接支払いに行く。そこは小さな商店とガスの両方をやっていて、いつも出張ばかりで集金のときにいないので、自分から支払いに行っているのだ。
店番をしていたのは随分とスローモーな動きのおじいちゃんで、いつものように挨拶交じりの言葉を交わす。ものすごくゆっくりとした動作で手書きの領収書を書いてくれて、「わざわざありがとうね」と言われる。「いつもいないのはこっちですから」と答え、店を離れる。用事をひとつ済ますたびに、なんとなく荷物が軽くなったような気持ちになる。
気持ちのよい午前中で、コートはもうそろそろ必要ないなーと思う。
舗道から見える丘には梅や、名前を知らない白い花なんかが咲いていて、少しずつ春になってきているのだなと思う。
普段は季節の変わり目をなかなか実感できないので、実際にはクリーニング店への往復40分コースなのだけれど、ちょっとした散歩気分でこういうのが休日だよなあと嬉しくなる。
いい年をした大人なので、散歩が好きですとはなかなか大きな声では言えないけれど。
部屋に戻ってきてから洗濯をして、休みのたびにいつも洗濯しているよなーと独り言のように思う。でもまあ一人暮らしの人は誰だってそうだろうし、洗濯物をハンガーにかけたりするのは気持ちのいいことでもあるのできらいじゃない。
そして合間の時間は読書をして、文章を書く。
夕方の少し前に、クリーニングを取りにもう一度てくてく歩いていく。車で行くのも便利なのだけれど、最近はいつも歩いていくようにしている。やっぱり往復でたっぷり40分くらい掛かる。途中、スイミングクラブの前を通ったときに、たくさんの子供たちとその親たちが送迎バスに乗り込んでいくところで、日常の暮らしの時間がちゃんと流れているのだなと思う。他にも、野球部風の格好をした小学生くらいの子供たちがバットを肩に掛けながら歩いていて、DSがどうとかいう話をしてすれ違っていく。犬の散歩をしている人がいて、何台ものバスが様々な通りを過ぎていく。僕がいま住んでいる横浜市の郊外は、随分とバスの路線が多い地域なのだ。坂道も多いから、バスがないと不便な人たちがたくさんいるのだろう。
クリーニングのバッグを肩に掛けて、そんな坂道のひとつをのんびりと歩いていく。iPodからはお気に入りの音楽。
のんびりと言いながらもペースは早いのか、少し汗ばむくらいだ。そんなところからも、もう冬は終わっているのだなと思う。
途中、小さなパン屋さんに入っていくつかのパンを購入する。その店は本当に小さな店なのだけれど、くるみパンにオレンジやパイナップルが入ったものを売っていて、それがおいしいのだ。
今日はパイナップルの方を買う。
また、バターロールも買う。店で作っている手書きのPOPには、「テーブルブレッドにどうぞ」というようなことが書かれていて、これはいつもテーブルの上に置いてあるパンという意味だと思うのだけれど、そういうのっていいなと思う。いつもおいしいパンがダイニングテーブルに載っていること。なんだか随分と幸福そうなイメージだ。
夕方に夕立。短い時間に集中して激しい雨が降る。いいタイミングでクリーニングを取りに行ったのだと思う。
そして宅急便でAmazonで注文した本が届く。以前にも書いたようにAmazonのプライムというサービスに入っているのだけれど、これに入っていると深夜に注文した本が、当日の夕方には着くのだ。これは出張の合間に1日しか休みがないようなときでも使えるのでとても重宝していて、とてもよいサービスだと思っている。
夜はジョギング(10.60km)。それからゆっくりとお風呂に入って、夜ご飯を食べる。今日はフットサルに誘われていたのだけれど、久しぶりの連休だったので今回はパスをして一人でのんびりと過ごしていた。
明日は朝から夜まで遊びに出掛けるので、今日くらいはのんびりしようと決めていたのだ。
そして気がつくともう23時になっていて、今日はのんびりすることができたなと思う。
よかったよかった。
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お知らせ
Usherの「Love in this club」をまずは繰り返し聴いているのです(6月のアルバムが楽しみなのです)。
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