今日は新大阪から。4泊5日の出張の2日目。今日泊まっているのはホテルの11階で、窓の外には大阪の夜景が見える。それほど明かりの多くない景色。マンションがたくさん見える。
昨日、先輩から電話が掛かってきて、先週会社を辞めた元部下が最後に挨拶をしたがっていたけれど、忙しそうだから電話をかけられないと言っていたという話をされる。それなので電話してやってよと。
電話もかけづらいほど忙しいイメージというのは何なのだろう? と思いつつ、こちらから電話を掛ける。以前横浜で店長をしていたときの部下で、年も10歳ほど離れているので客観的に考えたら確かに掛けづらいかもなあと思う。自分自身では気持ちも見た目も若いつもりでいるのだけれど、逆から見たら10歳って結構な差だし。上司、という感じなのだろうし。
電話で、これからも頑張ってという話と、いろいろと助けてもらってありがとうというような話をする。一緒に仕事をしていたメンバーには、本当にいろいろと助けられているのだ。話の中で、その子から「最初の店長が○○さんで本当によかったです」と言われる。正直な話、そんなふうに言ってもらえるなんてとてもありがたいし嬉しい話だと思う。そんなふうに言ってもらえるなんて畏れ多いし、何かが出来ていたようにも思えないのだけれど。
それでも、そんなふうに言ってもらえるというのは少なくともいやな上司ではなかったということなのだろうなとは思えるので、意味がないわけではないのだとありがたく思える。仕事をして、いろいろな人と接点を持っていると、ときどきそんなふうな言葉を投げてもらえることがある。いつだってそんなふうに言ってもらえるようなことを出来ているとは思えないのだけれど、それでもそういう言葉をもらうのは素直に嬉しいのだ、やっぱり。
今度久しぶりにみんなでご飯でも食べようという話をして、お互い頑張ろうなという話をして電話を切る。頑張って欲しいなと思う。いまどき珍しいくらいに素直で前向きな女の子なので、ちゃんと頑張っていくのだろうなと思うのだけれど。
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お知らせ
社会人になってもう10年が経ったのだなと思うと、なんだか随分と不思議な気がするのです。