ウィーン3日目 その1

2009-06-25 00:00:02 | めもめも☆彡
ウィーンに来て、初めての晴れた朝!
(この写真だとわかりにくいですが)

1日目のStaatsoperで一緒だった方が
(自分が着いた)3日前からずーっと雨よ
と仰ってたので、久々のお天気なのですね!

今日は「日本から持ってきた野望」を達成の予定でしたが
どーも雲行きが怪しい。
某雑誌に紹介されていた、ウィーンで一番美味しいアプフェルシュトゥルーデルを出す店
Bimashoferに行くつもりが
行き方メモに該当する乗り物が見つからないのです。
(こーいうことやってるから、詰めの甘いやつと言われるんですね)

店の名前はわかってるんだし、インフォメで聞くかなぁ。。。と思いつつ
Stephansdomまで来ちゃった。

青空の下のシュテファンは綺麗でいいなぁ。

とりあえず、ご飯食べながら考えよう。
今日なら、外の席も気持ちいいかも…と賑わっていたお店のテーブルに着きました。

ZANONI&ZANONI で頂いたのはHUENERSCHNITZELSEMMEL
周りは親子連れが楽しそうに、ゴージャスなパフェなんかを食べてますよ。
こんな日に片道1時間(かかるという話だったのです)かけて一人とぼとぼケーキを食べに行くのはどーなんだろう?
(まず、インフォメに聞くのがめんどっちーし、往復2時間って結構かかりますよね)
と潔く諦めました。

そーして向かうのはヨハン君(笑)のところですよ。
あそここそ、お天気良くないとね。

工事真っ最中のケルントナー通りを通って…
石畳ってこうやって地道に敷いて行くんですねぇ。


Ronacher劇場の前を通り…
ホテルの近所にもポスターが貼ってありましたが
Josephine?っていう演目らしいです。
6月27日まで と大きく表示されてます。
今シーズンも、もうおしまいが近いのですね。

たどり着いたのはStadtpark
Kursalonも青空に映えてます。

ヨハン君というのは勿論

Johann Straussですよ。
多分、私のDNAにはシュトラウスのワルツの要素が入ってるんだと思われます(笑)
♪青きドナウの冒頭で血が騒ぐんですもの!!
マックのハンバーガーとか言われちゃっても、その通俗性こそ魅力なんだってば!
と声を大にして言っちゃうよ。


Franz Lehar…
中学生の時(TVでだけど) ♪メリー・ウィドウに出会わなかったら
こんなにオペレッタ好きにはならなかったと思います。
レハールの曲はあざといんだけど、策にはまる快感があるんですね。


Robert Storz…
大人になってから知った作曲家です。
Wienerliedの中の好きな歌を拾うと、シュトルツ作曲っていうのがたくさんあるのですよ。
いつか歌えるようになるといいなぁ。

おまけ。

Franz Schubert
8月に合唱の発表会で3曲歌うしねぇ。
こんな人なんだよねって再確認(笑)

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ウィーン2日目 その3

2009-06-24 15:00:43 | めもめも☆彡
やってきたのはBurgtheater
この建物もとても綺麗なかたちで、Live Cameraで時々画像を拾っちゃうぐらい好きです。

上演演目は私の手に負えるものではないのですが
どうしても中が見てみたい。。
ガイドツアーはドイツ語しかないそうですが、中を見たいだけだからって
参加したら、ドイツ語わかる?みたいなことをガイドのおばさん(否、アタシより若いのかも?)に聞かれ
ごめんね、わかんないって言ったら、ひじょーに態度がよろしくなかった。
ちぇ。

悔しいから、どーせわかんないの知ってんだし!って開き直って、
ガンガン写真を撮る。
正面入り口は勿論、客席、仕込み中の舞台、楽屋の前などわからないなりに面白かったですよ。
思ってたより(外の雰囲気から感じてたより)小じんまりした劇場で使い勝手も良さそう。
ちょい気分は悪かったけど、見て良かったです。

どーしても見たかったのは勿論

階段の天井画です。クリムトはやっぱり外せない。

階段と絵が入ってるのはこれしかなかった。
ちょっと曲がっててすみません。


今日はこの後、楽友協会でコンサートなので、さすがにホテルに戻る気にはなれず
街中ぶらっとした後、Aidaで2回目のお茶。

Erdbeerschüsserl、生のいちごは美味しかったですが、ケーキは甘甘でした。
脳に効きそうな味です。
そーいえばAidaってお買い物はしたことあるけど、お茶したことないな~。
一度くらいは入っておくかなって…のんびりできてよかったです。
日本のおともだちにハガキ書いたりしちゃいました。

そーして、楽友協会で見たのは
Wiener MOZART Konzerte

こんな格好の人たちの演奏会ですよ
(ちょっと、のだめカンタービレみたい?)
オペレッタとオペラの隙に楽友協会の大ホールに座る、と決めたら
この日だったんですよね、選択の余地はなし。

プログラムにはモーツァルトとハイドンがずらずらっと。
別にモーツァルト好きじゃないんですけどね。
ま、見た目面白かったから、よし!かな…などと思っていたらば
アンコールは♪青きドナウと♪ラデツキーでした。
雰囲気だけでも、ニューイヤーコンサートの気分なのかな。
ちょー観光客向き。。。ここまで徹してるとそれはそれで潔いよねぇ。


大ホール、別名Goldener Saalの通り、金色ぴかぴかです。
座れてシアワセでしたとも!

といったところで2日目の夜も更けていくのでした。

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ウィーン2日目 その2

2009-06-24 12:00:15 | めもめも☆彡

やってきましたMusikverein=楽友協会
あの某公共放送で放映されるニューイヤーコンサートはここで演奏されるのですよ!
今夜、演奏会で、もう一度来る予定ですが、とりあえずガイドツアーで内部見学。

その昔のちょっとワケアリのちょーひどい(前出のゴミ焼却場見学と同じ)ツアーの際
一部の人だけガイドツアーで入った…と後で知った時、入れてもらえなかった私たちは
メチャクチャ怒ったモノです。
そーしていつか絶対入ってやるー!が、今回、席に座ってくる(野望) になったのですけれど(笑)

見学は大ホールとブラームスホールを。
他にもグラスとかメタルとかウッドとか、なんかちびちゃいホールがあるらしいのですが
やっぱりメインを見ないと!

これはブラームスホール。
ピカピカだけど落ち着いたところもあって、やっぱり綺麗なところですねぇ。
歌ったらどんな気持ちなんだろう?

と思っていたら、この後の大ホールで説明&質疑応答の後、解散…となった後で
いきなり舞台ギリギリまで寄って ♪Va, pensieroを歌いだした女性がいたのですが
あれはなんだったんだろう。
未だに不明なんだけど、見学者…だったのかなぁ、ならばものすごーーーーくイイ根性だけど。
(申し訳ないけど、うわぁ聞いてられない!ってほどじゃないけど、聞きほれちゃうほどは上手くなかったです)


外に貼ってあったポスター。
19日のウィーンフィルの演奏会、小澤征爾はなんで降りちゃったんでしたっけ?
体調だっけ?
上からばしっとダニエル・ハーディングのシールが。
がっかりした人も多かったのかな?どーなのかな?


ちょっと疲れたので(楽友協会で、わかんないのに英語の解説聞いた所為かも)
Oberlaaで休憩。
Oberlaa Kurbad Torte 、チョコとナッツのケーキ。
美味しかったけど~、昔、オススメと教えて頂いたチョコとバナナのケーキはなくなっちゃったのかなぁ。
あれ、食べたかったんだけどなー。


通りすがりに撮ったモーツァルト。
都内某区の、背景に集合住宅が写り込むモーツァルトはやっぱり違うと思う。
って言うか、可哀相だよね(涙)
緑や石の建物がこーいう彫刻には似合うと思います。
(別に好きなわけじゃないけど)



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ウィーン2日目 その1

2009-06-24 00:00:03 | めもめも☆彡
2日目の朝、いきなり、お部屋の電話が鳴りまして!
男の人に、がーっとドイツ語で喋られ、聞き返してたら、ともかく下に降りてきてって言われたので
財布と旅行会話とメモと鉛筆を持ってダッシュー!

支払いでした。
昨日のおばちゃんの話と違うけど(^^;)早いうちに払うのは全然構わないので
OK!ってことで。
今回、ホテルは予約会社を使って取ったんですけど
支払いの時間のこととか心配だし、私はドイツ語も英語も怪しいんだけど大丈夫?って
予約会社に聞いたら
どっちも喋れないお客様もたくさん滞在されてますので、安心してください…と
ホテルから回答を頂きました…って半分しか答えて貰ってなかったので、これで一安心なんだけどさ!
どーも、おばちゃんはドイツ語オンリーだし、おじちゃんだって英語は微妙っぽかったよ。
あたしに合わせてくれたのかしら?
大丈夫だったのは間違いないけど!!(なので別に不満ではないです、念のため)

ついでにー。

さすがに鍵の件はどーにかしなきゃ!!って思って
出掛けにおばちゃんに、ちょー身振り手振り&カタコトドイツ語で鍵が難しいんだけど!!
って言ってみた。
毎日右にも左にも廻してどっちも駄目なんだけどって扉の前で訴えたら

なんと!ドアノブを引きながら1/4周ぐらい廻せば良いだけだった。

前にウィーンとか他の街のホテルに泊まった時に、2周廻すとか廻した後に戻すとか
いろいろ体験しましたが!
引きながら…は今までなかったんですよ。
(帰ってから合唱指導の先生=ウィーンに5年前まで8年だったかな、住んでた方です。に、こんな鍵の罠に!って言ったら、旧市街の古いアパートではときたまあったかも…って。確かに中心部に近いし、ちっちゃいし、決して新しいとは思えない、綺麗だけどね)

うわぁ!わかりましたー!!!って言ったら、1周なんて必要ない、これだけよ!と念を押され
あたしも試していい?って3回ぐらいあけて、これで安心だー!!!
(でも、その後も時々。あれ?な事態はあったけど・笑)

勇んで出かけてU6に乗ってSpittelauまで

今日は昨日に引き続き、駅中パン屋。Stroecker(サイトが見つからない、あると思うんだけどな)で朝ごはん。
センメルのサンドイッチ、しあわせ~♪

単に乗り換えなんだけど駅の外にこんなものが!

Hundertwasserのゴミ焼却場です。
今回、Hundertwasserの建築は見に行く予定にしてないけど
せっかく目に入ったので写真は撮っておこう。
ここってホントは内部見学できないんだけどさ、あたしは入ったことがあるのだ。
高所恐怖症なのに、熱を逃がすためか床が細かい格子状でね、
下のフロアとかその下のフロアで働いてる人が見えちゃうの。
のぼりはエレヴェータだったのに、下りは階段で、その床も網状ですよ。
下向かなきゃ踏み外しそうだし、でも下見ると怖くて半泣きで降りた記憶が!
今、思い出してもブルーになります(苦笑)

さてさて、ここでU4(はなんだか好きな路線なんです。以前の訪問時にいっぱい使ったからかも)
に乗り換えてSchwedenplatzで下車。
ちょっと歩いてやってきたのは

郵便貯金局=Postparkasse


前にも来たんだけど、どうやらミュージアム=Wagner Werk Museum Postparkasseが出来たらしいので
見逃すわけにはいかないじゃないですか!
あたしにとってワグナーと言えば(音楽好きなら絶対あっちのワグナーだろうけど)
Otto Wagnerなんだもん。
この人の建築がなければ、WIENの街がこんなに好きじゃないかも!って思う。
(市内あちこちにあるUの駅の白と緑のデザインは彼の作品なのよー♪)

ミュージアムはドイツ語が分からんでも楽しめる映像と
わかったら絶対楽しい当時のカリカチュアや新聞記事と
郵便貯金局のデザインのコンペ作品と、模型なんかがありました。
ミニ博物館って規模だけど、満足。

否、例えそんなものがなくても

この1階のホールに立つだけでも嬉しかったり。

アルミのボルトと石板とかガラスの曲線の天井とか床のタイルの模様とか
シンプルで(表の屋根の女神様は華美ですけどね)とても綺麗です。
あたしにとっての格好好い建物リスト(ってのがあります・笑)のかなり上のほうにあります。

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ウィーン1日目 その2

2009-06-23 12:00:32 | めもめも☆彡
お昼ごはんを食べて
もう一度Staatsoperに戻りました。

26日にオペラを見に来るんだけどさ、
劇場内の見学ツアーというのがあって、前の時は舞台の上に上がらせてもらった記憶がー!
ただ、その時は英語かドイツ語解説しかなくて(時間帯の所為かも?)殆ど意味分かってなかったんですよね。
今回は日本語解説版にチャレンジ!

流暢な日本語を話すオーストリア人の方がガイドさんでしたよ!
大学でお勉強されたんだとか。
えらいなー!あたしなんて日本語も時々怪しいのに。

因みに参加者は。
若いカップルさん1組
ご夫婦連れ2組
母娘コンビ1組
に、あたし。。。の計9人でした。
時期も時期だけど、日本人少ないよー!!景気の所為ですかね(涙)

Staatsoperは今年の5月25日に140歳のお誕生日を迎えたそうです。
上の写真はお誕生日記念の砂糖菓子(多分 マジパンだと思われます)
Gerstner製。

ロビーやらホワイエやら、爆撃で壊れなかったところと壊れて修復されたところの差やら
いろいろ説明して頂きました。
面白かったです。(解説、わかったほうが、当然だけど絶対楽しいですよ)

舞台の上は今夜の演目 Faust の仕込み中。
故に舞台には上がらせてもらえず(ちと残念)
客席で更に説明&質問コーナー、で解散でした。

解説の中でも言ってましたが、Wienの劇場のすごいところは毎晩演目が違うことだなぁって思います。
年間単位で取り上げる作品が決まって、でも、昨日と今日は絶対かぶらないように組んでるんですよね。
「そうじゃないとお客さんが、もうこれは見たって言って来なくなるので」ってさすが、公費を使っての運営ですよね。
ぜーったい経済的じゃないもん。セットの組み立て毎日ですよ!
お金と時間考えたら、一週間同じ演目とかの方が楽だしお金かかろいませんよね?
因みにスポンサーもついてますが、それは年間予算の9%って言ってたと思う。

日本公演、高いわけだよなー。
日本政府が呼んでお金出してくれるわけじゃないもんね(><)

と、渋い話は置いといて。
ガイドツアーの料金で Staatsopermuseumも見られるので、見学してみる~!
ちょっと離れた中庭のようなところにありまして、ガイドさん曰く
5分ぐらいで済みますので折角だから見てください…とのこと。

1フロアでもしかするとドイツ語読めたらすっごい面白いのかもしれませんが!
衣装とか舞台装置のスケッチとかお手紙とか、資料がちょこちょこっと置いてありました。
それなりに面白かったですよぉ、ええ。


さあ、一度帰って着替えてオペレッタを見に行かなきゃ!
と、駅に向かう途中で、Sacherの前にザッハートルテの写真が付いたトラックが。
あたしはどーもザッハートルテが好きではない&あんまりイメージが良くない(好きな人&関係者さんがもし見たらごめんなさい)ので
ザッハーのカフェに座ったことがないのです。。。
(お土産で買って帰ったことはあるので食べてないわけじゃない)
いつかは入ってみたい、と思うんですけどね。

ダッシュで帰ったつもりが。。。鍵が開かない!
うわぁ、時間はどんどんなくなるし。
とりあえずチケットは持ってるので、行けないわけじゃないけど
黒のデニムのパンツで行くのは個人的に厭なんですよ。
朝、試して鍵が動くのは分かってるんだから、とだいぶ苦戦して
なんとか入れたので、もうもうもう、とりあえず着替え!!
市電待つ時間も惜しくて走っちゃった。

今回のホテル、一番の選択ポイントはVolksoperが徒歩15分ぐらい
ってことだったんです。
ホテル出て、Volksoper側の市電の停留所に立つと建物が見えるんですよね。
乗ったら一駅でちょっと戻る…みたいな位置関係なのでした。

時間、ぎりぎり開演10分前に到着。

Volksoper

本日の演目は Das Land des Laechelns=微笑みの国

レハールの作曲したたくさんのオペレッタの中でも、有名どころ…ですよね???
(ルクセンブルク伯爵とどっちが知られてますかね?
 あたしはどーもルクセンはあんまり話が好きじゃないんですけど。
 微笑みもオペラのように、馬鹿どもめー!な話で、ものすごい好きなわけじゃないけどさ)

Elisabeth Attl指揮で(去年、日本でMarthaを振ってるのを見てます)確か悪くないはず。
と思ってたら、思いっきり溜め溜めな振りでした!
わははー、すっごい好き。
くどい!って思う人も居るのかもしれませんが、あたしは揺れって言うか緩急ついてるほうが
拍通りの指揮より、絶対面白いと思う。
だって、レハールだし!(あんまり根拠はないけど)

というわけで、音楽の作り方は好みでしたが
セットが微妙ー!
大昔、やっぱりここで微笑みを見たのですが、あのほうが良かったなー。
変なピアノの使いかたとか、どーなんだかって感じ。
(旧演出が誰だったか、資料がすぐ出てこないのですが)
ついでに、その時は♪Dein ist mein ganzes Herzで泣けたんだけどなー。
終わったあとボロボロ泣いちゃったんだけどな。
その時のSouはLAWRENCE VINCENTって言う人だったみたい、上手だった!!

今回もちょこっとMiが可哀相で泣きそうだったけどね。
感性が鈍っちゃいましたかね?


あたしなんかはモンゴロイドだから、SouとかMiとか可哀相だなーっ!
Lisaは考えが甘かったよな!!って思っちゃうんだけど

現地の皆様はどうご覧になってるのか、ちょっと気になるなー
と考えてしまった夜でした。

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