「幸せはシャンソニア劇場から」を見ました

2009-09-18 16:50:42 | 映画2009
ノスタルジー色の強い劇場モノ…ツボなんですよねぇ。

借金のカタに差し押さえられ閉鎖しちゃった劇場を、子供の養育権が欲しいために再建しようと頑張るお父さんの話…が基本的な筋っちゃ筋かなぁ。
否、それもそーだけど、父親の同僚の諸々や劇場の持ち主や新人歌手や、エピソードがこれでもか、これでもか~っとてんこ盛りです。
1936年の不穏な時代背景を絡めた話なんかもあって、単純にワクワク出来ないんですけれど
後半の劇中劇になってるミュージカルシーンはとっても素敵。
文句無しに楽しいです。

結末も、苦いものを残しつつも、ハッピーエンドなので、見終わったあとの気分もよし!
案外、アタリでした♪

おまけ1:邦題のセンス悪いよな~。
なんであんなタイトルなんですか?

おまけ2:あの歌手の女の子が、肩で息するような歌い方をするのが気になる~。
ま、確かに鳴りの悪そうな体だと思ったけどさ。
綺麗な子だから、その辺はどーでもいっか。

おまけ3:プログラムで見つけたんだけど、製作者のジャック・ペランって「ろばと王女」の王子サマなんですね!
ちょっとびっくり~。



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「プール」を見ました

2009-09-18 13:13:51 | 映画2009
あのCMは詐欺だろう。。。
「かもめ食堂」と「めがね」のスタッフが云々ってヤツのことです。

事実なんだろうけど、あれ見てたら期待しちゃうじゃん。
「かもめ」と「めがね」みたいなえーがなんだなぁって。
でも。
あの路線を求めて、見に行っちゃ駄目。


すっきりきっぱり言いましょう。

つまらん!!

お腹空かないし(担当されてる方は前のと一緒なのに!
同じフードコーディネーターさんが付いてる「南極料理人」とは大違いです。
美味しいものが見たかったら、今は南極…をお薦めしますよ、マジで。
パンはPascoのみたいですね、あの朝食のトーストは美味しそうだった)

変に理屈っぽい台詞がある割りに、空気で解決しちゃってるっぽくて
納得行かないし(私だけだったらごめん)

タイの風景は綺麗だったけど、もともとそんなに好きじゃないしなー
行きたくなったりもしませんでした。


んで。
私は「荻上監督の映画」が好きなんだなぁ、と改めて思いましたよ。
「バーバー吉野」の時から、あの、ちょっと不思議な展開が、たまらん~。
不条理でも、くすくす笑いながら、ま、いっかって言えちゃうような楽しい作品でした。

ああ、そうだ。
プールには笑えるシーンも殆どなかったんですよねぇ。
因みに、隣りは寝てた。。。
(否、私も、かもめ食堂を2回目に見たとき爆睡したから、それを責めるわけではありません)

というわけで。
私は次の荻上作品に期待しますね。
今、何をされてるのかなぁ。。。

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「南極料理人」を見ました

2009-09-09 23:59:45 | 映画2009
これ、多分。
好き嫌いが、とってもわかれそーな気がします。
淡々とエピソードが出てくるんだけど、伏線で繋がってるのも、放りっ放しなのもあって
別段大きな山もなく、変な間合いがあったりして、人によっては退屈しちゃうかもよ?
(と思ったのは、隣りの人が殆ど反応なく見てたから)

私は好きですけどね。

ちっちゃな言葉や表情のやり取りが、とてもとても面白かったので
大笑い、じゃなく、くすくすと笑い続けておりましたー!

そーして勿論ごはんが美味しそうなのでございますよ。
特に、おにぎりが!
ああ、もう。どーしても、おにぎりにスイッチが入らずには居られないのですが
私が握ってもあの形にはならない~!!!
あのきゅっと三角に握られてるおにぎり、めちゃめちゃ綺麗で魅惑的ではないですか。
映画の中で、大好評だったのはラーメンでしたけどね。
(観測放ってまで食べ続けたい…って、そんなんで良いのか・笑)

というわけで
お腹が空いてる時に見てはいけない映画ですねぇ。


映画に出てくる南極は、実際は南極ロケじゃないのですが~、
青と白のコントラストがとても綺麗で、ちょっと行ってみたくなっちゃったよ。
まあ、でも。ペンギンもアザラシもウィルスすら居ない、極寒の地に
一年以上も居るのはつらいかなぁ。
あんなに美味しいご飯が出るとは限らないしねぇ。


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「サブウェイ123 激突」 を見ました

2009-09-09 23:17:45 | 映画2009
南極料理人を見ようと思ったら、時間を間違えてて、その前に1本見ちゃえ~っていう穴埋め観賞でしたが!

思ってたより面白かったですよ~

1974年製作の「サブウェイ・パニック」のリメイクだそーですが、
私は見てないので~、前と比べてどうこうはわかりません。

ただ、冒頭からサクサク進むテンポ感に引き込まれて
そのまま突っ走っていく感じがとっても気持ちよかったです。

途中に、うわぁ!なシーンもあるんですけど
(あの人はあそこで死亡フラグ立っちゃったよな~とかさ)
そんなことは置いてっちゃうドライな展開も、映画だから許す。

&こんな杜撰で良いのか~?と突っ込みたい場面も映画だからOK!

だーっと駆け抜けて、すっきり出来ました。

個人的には。
地下鉄の運行指令室がかっちょいー!
のもポイント高かったかな。

あ、そうそう!
プログラムのSTORY、注意書きの通り、結末がきっちりホントに書いてあるので
ドキドキハラハラしたい人は絶対読んじゃ駄目です~!



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イジー・バルタ短編集(B)を見ました

2009-08-27 00:32:21 | 映画2009
屋根裏のポムネンカの監督=イジー・バルタの作品6本。
先週Aプログラム4本の上映があったのですが、風邪引いてたし、合唱の本番があったし、で
諦めたのでした

バルタはポヤル(だけじゃないけど)と違って、大人向け作品のイメージですよね。
期待通り。。。というべきかな。


★謎かけと飴玉:1978年/8分
本を開くと、木で出来たような立体のお人形さん(これもイロイロに変化する)が線描きのキャンディを求めて
謎々に答えるお話。
なんですが!
謎々の意味がわかりませんよ。
何故にその答えが出てくるの?!

でも、これはまだ、可愛さもあって、結構楽しく見られました~!

★プロジェクト:1981年/6分
シャカシャカっと線が引かれ、何かと思ったら団地で
更に(意味がわかんないんだけど)封筒に入ってる、家財道具や家族を、一部屋ごとに貼っていきます。
最終的にはその上から、外から見た団地の絵が置かれ、ローラーで擦って、上の紙をはがすと
全部同じ内装&家族になってる。。。んでそんな団地が山ほど建ってる~という
微妙に何か風刺なんですかね?なお話。

封筒の中の家族をちまちまっと置いていく手順は結構可愛いんですけど。
この辺から、子供向きじゃないよな~って思ったり。

★手袋の失われた世界:1982年/17分
ゴミ処理場から出てきた映画のフィルムと破れたり焦げたりした手袋。
フィルムを再生してみると~、手袋が演じた映画のパロディが!
という作品。

合間合間に、フィルムを見てる男の人の手が写るんですけど
タバコを吸ったりしてる仕草が、なんか動揺してるみたいで面白い!
個人的には若い奥さんの不倫話のが好きかも。
未知との遭遇とかも悪くないけど。

★最後の盗み:1987年/21分
これ、怖かったですよ~!!
ある屋敷に盗みに入った泥棒が、見つかっちゃうんだけどサイコロ賭博に誘われて大勝、
ずるずると居座ってると、お風呂に入れてもらったり、もてなされちゃったりして~
で、実は。
という話なのですが。

実写のフィルムに色が塗られてまして、変な世界なんですよー。
もう、絶対これ、最後危ないから!!ってハラハラしながら見ました~。
魘されそうです。

★見捨てられたクラブ:1989年/25分
ああ、でも。こっちのほうが夢に出たら怖いかな。
古びた家に置かれた古い(壊れたりしてる)マネキンが動いて、勝手気ままな生活をしてる…ところだけで
既に怖い。。。のですが、ある日新しいタイプのマネキン達が運び込まれて、古い方はゴミ箱行きになっちゃうんだけどさ~。

いやぁ、もう。ちょっと想像できない結末ですよ。
そー来る?!って、感覚的に不思議な感じ。

映画とは全然関係ないのですが、
路面電車が通るチェコの街は、いかにも中欧、の街並で、ちょっと嬉しかったり。
やっぱり東側なんだよな~な寂れた風情も悪くない。
内容は怖い…っていうか、なんとなく不気味なんですけどね。


★セルフポートレート:1988年/2分
イジー・バルタ、パヴェル・コウツキー、ヤン・シュヴァンクマイエルのセルフポートレートがちょこちょこっとしたアニメーションで描かれてます。
面白かった。

バルタが使ってるBGMは何の歌なのかなぁ?
好きな感じの歌だったんだけど、あっという間だったので、分かりませんでした、残念。


残念と言えば、やはりAプログラムも見てみたかったー!
健康管理は大事ですねぇ。

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