ひぐらしPS2版の感想など~暇つぶし編まで~

2007-10-14 18:01:03 | ひぐらし
ひぐらしPS2版暇つぶし編が終了。ここでは、全体に関して抱いた二つの印象と、暇つぶし編で気付いた(気になった)いくつかの点を書いておく。


(二つの印象)

・プレイ時間が出てくる
PS2版にはプレイ時間が表示されるが、それは個々の物語(~編)ごとにではなく、トータルのものだ。これがどのような意図によって導入されたのかはわからないが、少なくとも私は「全体で一つの物語」という印象を(原作より)強く感じた。これについては、傑作YU-NOが「ブリンダーの樹」(リフレクターデバイスによって表示される分岐表)とプレイ時間によって世界をひと繋がりのものとして意識させていることも想起したい。

・TIPSが出るシーンについて
原作においては、物語の節目でSAVE/LOAD画面になるとともにTIPSが与えられる。このとき物語は一端中断した形になるが、PS2版ではただTIPSが追加されるだけだ。中断がないためテンポがよい反面、一息ついたり考えたりする時間がなくせわしないとも感じる。一言で言うと、「読まされる、あるいは読むのをせかされている感じがする」のである。まあ自分が原作の形式に慣れ親しみすぎているというのも原因であって、PS2版は原作に比べ分量がずっと多いことも考慮に入れる必要はある。


(暇つぶし編で気付いたことなど)

園崎天皇→園崎明王
まあ「天皇」って呼び名は人によっては過剰に反応するわけで…w

・TIPS「トランクの雛」「順調」
「本家に惨い仕打ちはせんぎゃあちゅわっとる」と言うセリフがあるが、皆編・祭編に「本家」なる表現出てきただろうか?ミスリードを狙いすぎての矛盾?

・犬養孫の心理描写は「誘拐によって主張を通すのはいけない」というメッセージの役割も果たしている。批判や模倣に対する予防線。

・赤坂が来たこと、そして生還したことが珍しい→サイの目6→「予言」をする気になった

・綿流しの日に孫発見&解放
綿流しの日=「予言」をするにはおあつらえ向き、「誘拐=鬼隠し」の逆?

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