なかなか時間が取れないと、合間に短めの動画を見たりすることが多くなる。そこで見つけたのが上の動画である。動画内での周りの反応からするとおそらくこれは「ロボット五木」を初めて披露した時のものだと思われるが、だとしたらその完成度の高さに思わず感嘆せずにはいられない。もちろん、後年の
もすばらしいが、こちらはよりわかりやすい(笑いやすい)ように過剰にカリカチュアライズしている感がある。その最たるものは表情で、後者の動画では五木ひろしのトレードマーク(?)である細目をもちろん真似しているがいささか大げさであるのに対し、前者は画面に映るコロッケの顔が時折五木ひろしそのものにしか(少なくとも私には)見えないレベルまで模倣、というより同一化しきっている。ゆえに、~がロボットだったらどうか?というネタ的要素の強いはずの物真似にもかかわらず(あるいはそれゆえに)、繰り返しになるがそのあまりの完成度の高さに感動のため息すら禁じえないのである。
ちなみにロボットと完成度の高さと言えば
なども私のお気に入りの動画だが、これについてはまた機を改めて書くことにしたい。
1個目の動画の頃は、「ロボット+五木ひろし」というネタをより「浸透」させるために、「より丁寧・リアルに」演じていたのかもしれんねwww
で、2個めの頃には「モノマネファンなら誰でも知っている」と言っても過言ではないほどのネタ(コロッケの代表的なネタの1つ)になっていたため、「リアリティー」よりも「飽きられないような面白さ」に重きを置いたから、やや「大げさ」になったのかもwww
まあ後者ではしれっと「ムーンウォーク」してたり、志村けんをぶっこんだりと、かなり贅沢に仕上がっている訳だが・・・
ロボットダンスとはちと違うが、須藤元気の「World Order」なんかも凄いですな・・・
ちなみに俺は「World Order」を見てもそこまで凄いと思わないかな。あくまでDUBSTEPに比べればだけど、関節の動きとか明らかにレベルが違うしね。
しかし、「ロボットダンス」はロボットの「ぎこちない」感のある動きを再現するところに凄さがあるわけだが・・・
近未来のロボットが「ぎこちなくない」動きもするようになったら、この芸の妙も失われていくのだろうか・・・
「モノマネ」という点では、自分もプロ野球選手のモノマネとかよく動画で見るんだが、気持ち悪い位似てる人もいるんだよな(笑)
「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」とか最近人気だしね(^^)
ただ、似ているのはある種「当たり前」で、さらにそれをロボット化してみたり早送りにまでするコロッケの芸はやはり図抜けていると思うけども。コロッケ自身が形態模写で最初注目されたんだけど、2~3年で限界が来たってインタビューで言っとったから、研鑽の長さと精度が違うということなんだろうが。