松本人志の投稿とその反応について:これが「イワシの頭も信心」てヤツか

2024-03-29 16:45:23 | 日記

 

 

 

週刊誌が報道したからって真実じゃないのは当たり前だし、被害者が発言したからって都合のいいことしか話してない可能性はもちろんある(ついでに言えば、週刊誌報道なんてものが告発のツールとして期待されるようになった背景は、テレビや新聞といった大手メディアがジャニーズ問題などを通じ散々自分の堕落っぷりを世に晒し続けてきたからで、その不信感と空隙を理解せずに週刊誌報道へのリテラシーの低さだけ問題視しても、ほとんど無意味だ)。

 

それはまあ鵜呑みにしないという意味で当然としても、松本の側は効いてないことをアピールしたいのか(まあこの時点で問題へのスタンスは透けて見える訳だが)、文春の記事が出てもふざけた調子の投稿をいくつかするだけでロクに記者会見すらしなかったのに、「自分の主張はかき消され」などと発言するのは始めから完全に矛盾しているし、まともな見識でできる発言ではないと思われる。

 

ただ、この稚拙な犬笛に群がる連中がそれなりにいるのを見ていると、なるほど「鰯の頭も信心」とはよう言ったものだなと、感心する次第である(逆にこういったところの反応が、リトマス試験紙のような役割を果たしているのは実に興味深いとも言える)。

 

 

 

 

本来この件は、裁判である程度情報がオフィシャルに出てくるまであえて何も書かないつもりでいたが、さすがにちょっと印象的だったのでここに記しておきたい。


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