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日本人の宗教的帰属意識に関する視座:思想史よりも「社会史」として考察すべき

2023-05-18 11:56:25 | 宗教分析
前回の記事では、「潜伏キリシタンは表向きに仏教や神道の儀礼を行っていたからといって彼らを仏教徒や氏子と言う人はいない」という話から、「現代の我々も仏式の葬儀や初詣に参加しているからといって、『実は仏教徒なのだ』『実は氏子なのだ』といった評価をすることはできない」と述べた。   要するに、宗教儀礼を行うのにはその宗派・教団への信仰心・帰属意識だけでなく、「コミュニティへの帰属」や「個人 . . . 本文を読む
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