水産業界事件記録

水産業界で発生した事件の報道記録

仁田事件「通常の議員活動の範囲内」仁田容疑者50万円の授受認めるも“口利き見返り”は否定

2022-10-09 22:31:39 | 日記

 

2022年10月07日 tbc東北放送
[「通常の議員活動の範囲内」仁田容疑者50万円の授受認めるも“口利き見返り”は否定] 
被災企業への補助金の交付をめぐる口利き事件で、口利きの見返りに現金50万円を受け取った疑いで逮捕された宮城県議が、現金を受け取ったことを認める一方、「口利きの報酬として受け取ったものではない」などと供述していることが分かりました。
この事件は県議の仁田和廣容疑者が、去年2月の地震で被災したカネヨ山野辺水産の社長 山野辺文幹容疑者から依頼され、グループ補助金が交付されるよう県職員に口利きし、報酬として50万円を受け取った、あっせん利得処罰法違反の疑いで逮捕されたものです。その後の関係者への取材で、仁田容疑者が山野辺容疑者から現金50万円を受け取ったことを認める一方で、受け取った現金については後援会費や寄付といった名目もので口利きの報酬ではないと話していることがわかりました。その上で、県職員への口利き行為については「通常の議員活動の範囲内」などと供述しているということで、警察は現金が口利きの見返りとして渡されたものであるとの裏付けを進めています。

 

 

2022年10月07日 NHK宮城
[逮捕された仁田県議“働きかけは通常の議員活動の認識” 一部否認]
宮城県議会の自民党会派に所属する議員が地震関連の補助金の交付をめぐって逮捕された事件で、議員が県職員への働きかけについて、通常の議員活動の認識だったという趣旨の供述をし、一部否認していることが捜査関係者への取材でわかりました。
現金を受け取ったことは認めているということで、警察が詳しいいきさつを調べています。
宮城県議会の自民党会派に所属する議員、仁田和廣容疑者(72)は、去年2月の福島県沖地震で被災した中小企業などを支援する「グループ補助金」が塩釜市の水産加工会社に交付されるよう審査を担当していた県の職員に働きかけ、その報酬として50万円を受け取ったとして水産加工会社の社長、山野辺文幹容疑者(61)とともにあっせん利得処罰法違反の疑いで逮捕されました。
警察のその後の調べに対し、仁田議員が職員への働きかけについて通常の議員活動の認識だったという趣旨の供述をし、一部否認していることが、捜査関係者への取材でわかりました。
山野辺社長から50万円を受け取ったことは認めているということです。
一方、山野辺社長は「補助金が交付されるよう働きかけてもらうため金を渡した」などと供述し、容疑を認めているということです。
警察が、議員の活動の実態や働きかけのいきさつなどを詳しく調べています。