水産業界事件記録

水産業界で発生した事件の報道記録

逮捕された仁田容疑者の議員活動の実態

2022-10-08 07:18:39 | 日記

2022年10月08日 tbs 東北放送
[逮捕された仁田容疑者の議員活動の実態]
去年2月の地震で被災した企業への補助金の交付で便宜を図った見返りに、水産加工会社の社長から現金を受け取ったとして、宮城県議の仁田和廣容疑者が逮捕された事件。県議会議員8期目と期数を重ねたベテラン議員だった仁田容疑者。応接室を日常的に占有するなど、日頃の議員活動の一端が関係者の話などから次第に明らかになってきました。
県議会棟1階の応接室、通称「中(なか)応接」です。

仁田容疑者は県議会に登庁すると、4階の自民党・県民会議の会派室の自席にいることはほぼなく、たいてい、扉を閉めれば密室となるこの部屋を使用していました。

仁田容疑者が陣取るのは、テレビ前の上座のソファ。向かって左側に支援者ら自らを頼って訪れた客を座らせ、その客の要望を右側に座らせた県の担当職員につないできたといいます。

議会事務局の管理日誌によれば、県職員に働きかけたとされる今年1月上旬の、仁田容疑者の中応接の使用実績は5日で、いずれも仁田容疑者1人ではなく、本人も含め3人から9人で使用していたといいます。
仁田容疑者が得意としたのは、河川や港湾などの土木分野。県議会一般質問でも毎回のように取り上げてきました。その際、仁田容疑者は原稿を携えるのではなく空で朗々と質問を繰り出していました。