焼肉がはいっていたら「焼肉弁当」で、とんかつなら「とんかつ弁当」は誰でも判るお決まりのパターンだが、「のり弁」とは何ぞや? これは「ほっかほっか亭」の創業者が作ったメニューで、それが全国に広がってメジャーになったようだ。最初は本当にシンプルな「海苔」の弁当だったが、改良に改良をかさねた結果「白身魚フライ」と「ちくわ天麩羅」になったと言うことだ。
今回は、少し変化させて「のり弁風丼」に挑戦することに・・・・これって仲良しブロガーの「ようこそクッキー 中山本店さん」も挑戦していたと思いきや、探すと直ぐに見つかったのでリンクさせて頂く。ワシのは少々変り種なので、以下レシピに記すこととした。
■のり弁レシピ
・白ご飯に現役焼き鳥屋さんの仕込みダレをかける(このままでも常連はタレ丼と呼んで上から刻みネギで戴く)。
・海苔と言うくらいなので、食べる邪魔にならないよう刻み海苔を乗せる。
・上からナイルパーチ(業務スーパーの冷凍食品)の白身フライを揚げて乗せる。
・更にちくわの天麩羅を乗せ、青海苔をパラパラ。
・漬物を添えて出来上がり。
本家ほっかほっか亭の「のり弁」にお話は戻るが、こちらは弁当箱に「ご飯」を詰め、その上に醤油などで味付けした板海苔を敷き詰めたものが基本形である。さらに上からご飯を詰めて海苔が内層部になるようなアイデアや、ご飯と海苔がそれぞれミルフィーユ状態を形成するお店もある。また、海苔を敷く前に、「味付けした鰹節」や、「昆布の佃煮」をご飯の上にまぶすのが王道となって来た歴史を持つようだ。左が「ほっともっと」で右が「ほっかほっか亭」の「のり弁」。
「のり弁当」が、市民権を得た時期は定かではないが、構成・内容物に関して言えば「安土桃山時代」に現代と同じ形状の弁当箱が登場した事実と、江戸時代中期に板海苔が作られるようになった史実が大きく左右する。更に庶民が、海産物を安価で手に入れられるようになってからは、各家庭でも作られるようになったと考えられる。「山本五十六」を執筆した「阿川弘之」は著書において「海苔弁当」同様の食事を「かつぶし飯」として記述しており、この頃が起源と言えそうだ。
但しトッピングは後世になってからである。温ったかい出来たての持ち帰り弁当・・・・・それを販売する業者として草分け的存在である「ほっかほっか亭」が、その創業時に、白身魚のフライとちくわの天ぷらを乗せた「のり弁当」をメニューに加えたことで庶民的な弁当として定着したのだ。現在では、多くの弁当販売業者やコンビニが販売しており、「のり弁」という略語で親しまれている。
・のり弁当 720kcal
・のり弁(大盛り)720+140kcal
・シャケ弁当 822kcal
・から揚弁当・おろしチキン竜田弁当・かつ重・豚カツ弁当など約950kcal
白身魚フライの変遷も面白い。当初は「スケソウダラ」だったようだが、次々と魚種が変わってきたようで、スケソウダラ→メルルーサ→ナイルパーチ→東南アジア産ナマズで落ち着いたようだ。ナイルパーチは名前から判るようにアフリカ原産の淡水魚で、ブラックバスみたいで、顔は口が尖った魚だが、近年ナイルパーチもビクトリア湖の水質汚染で漁獲量が減り、最終的に東南アジア産の養殖ナマズの一種になったようだ。その証拠に白身魚フライの衣を取ると、黒いナマズの皮が残っていることもあるようだ。気持ち悪いと言ったら・・・それまでだが、これが企業努力と言うものかも知れない。
【クイズの回答】 サザンの桑田さんが正解。ワシが「管直人さん」って言ったものだから、皆さん困惑されたようで、しじみちゃん大正解で、クッキーさんの長門裕之さんも同じ顔だから正解でもいいかな・・・・。
■本日のクイズ
この日も、温泉に行って身体を休めて来たが、シャンプー&リンスが季節のものになっていた。さてこれらの原材料は何でしょう? かつては「柚子」や「椿」の時もあったが「牛乳」や「馬油」の時もある。
今回は、少し変化させて「のり弁風丼」に挑戦することに・・・・これって仲良しブロガーの「ようこそクッキー 中山本店さん」も挑戦していたと思いきや、探すと直ぐに見つかったのでリンクさせて頂く。ワシのは少々変り種なので、以下レシピに記すこととした。
■のり弁レシピ
・白ご飯に現役焼き鳥屋さんの仕込みダレをかける(このままでも常連はタレ丼と呼んで上から刻みネギで戴く)。
・海苔と言うくらいなので、食べる邪魔にならないよう刻み海苔を乗せる。
・上からナイルパーチ(業務スーパーの冷凍食品)の白身フライを揚げて乗せる。
・更にちくわの天麩羅を乗せ、青海苔をパラパラ。
・漬物を添えて出来上がり。
本家ほっかほっか亭の「のり弁」にお話は戻るが、こちらは弁当箱に「ご飯」を詰め、その上に醤油などで味付けした板海苔を敷き詰めたものが基本形である。さらに上からご飯を詰めて海苔が内層部になるようなアイデアや、ご飯と海苔がそれぞれミルフィーユ状態を形成するお店もある。また、海苔を敷く前に、「味付けした鰹節」や、「昆布の佃煮」をご飯の上にまぶすのが王道となって来た歴史を持つようだ。左が「ほっともっと」で右が「ほっかほっか亭」の「のり弁」。
「のり弁当」が、市民権を得た時期は定かではないが、構成・内容物に関して言えば「安土桃山時代」に現代と同じ形状の弁当箱が登場した事実と、江戸時代中期に板海苔が作られるようになった史実が大きく左右する。更に庶民が、海産物を安価で手に入れられるようになってからは、各家庭でも作られるようになったと考えられる。「山本五十六」を執筆した「阿川弘之」は著書において「海苔弁当」同様の食事を「かつぶし飯」として記述しており、この頃が起源と言えそうだ。
但しトッピングは後世になってからである。温ったかい出来たての持ち帰り弁当・・・・・それを販売する業者として草分け的存在である「ほっかほっか亭」が、その創業時に、白身魚のフライとちくわの天ぷらを乗せた「のり弁当」をメニューに加えたことで庶民的な弁当として定着したのだ。現在では、多くの弁当販売業者やコンビニが販売しており、「のり弁」という略語で親しまれている。
・のり弁当 720kcal
・のり弁(大盛り)720+140kcal
・シャケ弁当 822kcal
・から揚弁当・おろしチキン竜田弁当・かつ重・豚カツ弁当など約950kcal
白身魚フライの変遷も面白い。当初は「スケソウダラ」だったようだが、次々と魚種が変わってきたようで、スケソウダラ→メルルーサ→ナイルパーチ→東南アジア産ナマズで落ち着いたようだ。ナイルパーチは名前から判るようにアフリカ原産の淡水魚で、ブラックバスみたいで、顔は口が尖った魚だが、近年ナイルパーチもビクトリア湖の水質汚染で漁獲量が減り、最終的に東南アジア産の養殖ナマズの一種になったようだ。その証拠に白身魚フライの衣を取ると、黒いナマズの皮が残っていることもあるようだ。気持ち悪いと言ったら・・・それまでだが、これが企業努力と言うものかも知れない。
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今回は「CANON一眼」と「CANON IXY」と「iPad」での撮影です。
ここを訪問してくださってありがとうです。
どなたさまでも、お気軽にコメント戴けると嬉しいです。
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■本日のクイズ
この日も、温泉に行って身体を休めて来たが、シャンプー&リンスが季節のものになっていた。さてこれらの原材料は何でしょう? かつては「柚子」や「椿」の時もあったが「牛乳」や「馬油」の時もある。
おしゃれな海苔弁つくちゃっただすね
のりはこの方が食べやすいだす
シャンプーが季節によってかわるって
楽しいだすね 今の時期は、お茶だすね
ぷっちんだす
なんせ私海苔弁の大ファンなんで^^
刻み海苔の下には、焼き鶏のたれなんですねー
なかなかナイスアイディアですねー
これ食べてみたいです~^^
炎クリさん、やりますねーーーー
ポチです。
いつもありがとうです。
こんちは。(*⌒ー⌒*)ゞ
焼き鳥屋さんのタレだけで十分美味しいんですが、
あの、鰻屋さんのタレだけと類似品ですね?
刻み海苔は、一枚ものよりも食べやすいので、
ええ感じに仕上がってましたよ。
「茶」の新芽の時期ですか?
いい香りが漂ってきそうですね。
ぷっちん(^_-)-☆ありがとうです。
>>tomatoさん
こんちは。(*⌒ー⌒*)ゞ
タレだけって言うのは、白ご飯を注文して、
タレだけをかけてもらうんですよね。
なかなか、鶏の出汁も充分で、
刻み海苔だけで最高になりますよ。
白身に関しては、お魚の姿をみると、
ヒクものも混ざってますが、安価第一主義・・・・・分からないでもないですよ。
応援(^_-)-☆ありがとうです。
のり弁美味しそうですね!
私もたまーに作ります!
炎クリさんのとってもおしゃれで美味しそう☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
あれ?
桑田さんでしたか?
米ぬかのシャンプーが置いてあるとこもありますねえ
白身魚フライに使う魚の変遷も、なんだか、炎クリさんてなんでも知ってて、凄すぎて、溜息が出てきます。
ご自身でのり弁風丼を作るのも、知識を提供するのも、自然な感じでやってるところがすごい!
こんばんは。(*⌒ー⌒*)
あっ!にゃん太♪ママさんも作られますか。
材料からやると結構高くつくのが弱点で、
買ったほうが有利ですよね?
桑田さんで、地元のしじみちゃんが正解されました。
そう言えば「米ぬか美人」とかがあって、
肌が綺麗になるようですね。
いつも(^_-)-☆ありがとうです。
>>ベージュさん
こんばんは。(*⌒ー⌒*)
「のり弁」されど「のり弁」と昔から言いまして(聞いたことねぇよ)、
白身魚の種類は調べましたよ・・・・もちろん。
作るのは、アレンジもしていますので、
のり弁三原則を無視しない程度に自分で考えましたよ。
いつも(^_-)-☆ありがとうです。
白身のおさかなの実体って気にしたこと
なかったし、衣をはがしてみようとも
思わなかっただす 海苔弁2度くらい食べたこと
あるだす カロリー結構あるだすね^^;
ぷっちんだす
こんちは。(*⌒ー⌒*)ゞ
カロリーが唐揚げなんかと、
そう変わらないのがビックリですね?
この白身魚のフライに根元がありそうですよ。
フィレオフィッシュも高いように・・・・・
業務スーパーで見ていたら、白身の変遷が良く解りますよ。
銀ムツとかも、黒ムツ→メロウから、もっと安いのに変わりつつありますよ。
応援ぷっちん(^_-)-☆ありがとうです。
白身魚のフライって、どうして魚の名前がないんだろうって不思議だったんです。
白身魚、確かに白身魚ですもんねー
食感はたらとかかなーって思ってましたけど、へーーー
ナマズですか(笑。
まあね、白身魚ですよね^^
私は嫌いではありませんけどね。
シャンプー、駄目ですー
解らないです。
季節のものって、やっぱりしじみちゃんが正解かなーって気がします^^
ポチです。
いつもありがとうです。
こんばんは。(*⌒ー⌒*)ゞ
ナマズ料理も、わざわざ食べに出向くこともある訳ですから、
ナマズやギギの蒲焼とかが最高に美味しいですよ。
琵琶湖産なんですけどね。
しじみちゃんって、クイズクイーンって呼べるくらいですもんね。
ワシも脱帽ですよ。
いつも(^_-)-☆ありがとうです。
tomatoさん、あと暫く嬉しい忙しさを満喫してくださいね。