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クリプシュに惚れちゃった

2007年02月10日 | Audio
昔々あるところに「クリプッシュホーン」という名スピーカーが鎮座しているお宅がありました。このお宅にお邪魔させていただいて、クラシックとジャズを聴かせていただいたのですが、これが驚くほどの美音でした。
当然ながら現代のハイエンドスピーカーに適うような音ではありません。しかし、その馥郁たる音の香りは今に至るも忘れられないものでした。そう、まさに音楽好きな方がとても好む音と言っていいかもしれません。このスピーカーを聴かせていただいた頃は、ジャズ喫茶通いの真っ直中でした。当時吉祥寺の『アウトバック』や中野の『ビアズレー』といったジャズ喫茶の、ギンギンに鳴る音に慣れた耳には「な、な、なんだ?」というものでしたが、その落ち着きのある佇まいの音にはやはり痺れたものです。
さて、そんなクリプッシュのスピーカーはヤマハが代理店をしているというのはつい最近知りました。そしてたまたま逸品館のHPを覗いていたら、クリプッシュの新作がリファインされて出ていてその音質評価テストの記事が載っているではありませんか。思わず熟読してしまいました。
今回のシリーズの日本での上位機種「Klipsch RF-82」というスピーカーを見て、最初に思ったのは「値段、安!」でした。なんたってクリプッシュホーンは90万円也ですから、その10分の1の値段(93,450円)です。で、写真で見てもなかなか凝った作りなんですねぇ。ましてやウーハーが2本のトールボーイとくれば、私の頭の中では、すでに音が鳴り始めていました。ウーハーの色も本当に堪りません。
私のSP履歴からすると、やっぱりホーンスピーカーというのが「好み」ですから、このクリプッシュのホーン形状を見ているとゾクゾクするわけです。ましてや能率が良くて(98dB)、そして30kgという重さ。僕にとっては理想的ではあります。またバスレフポートが裏というのも、高得点です。ちょっと聴いてみたくなったスピーカー。マイ・ブームです。明らかに。
米国のクリプッシュのHPを見ていると、な、な、なんとこのRF-82の上位機種(RF-83)というのがあるではないですか。クロスオーバーも低めに取ってあるし、自重も45kgもある。ましてやウーハーが3本!ですので、これは本当に堪りません。高さも125cm。ちょっとだけRF-82より大きいし。まぁ能率が良すぎるのも逆に問題もありますが・・・。ただし日本でヤマハはいまだにこれを発売発表していないのです。というわけで、これが日本発売されたら、考えることにしましょう。そう書いておかないとかみさんに怒られそうだしね。


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3 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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私も読みました~ (MESSA)
2007-02-23 15:54:30
 sugarさん、こんにちわ。逸品館のレポート私も読みました。私が興味を持ったのは、一番小型のブックシェルタイプ。アレ読むと一度聴いてみたくなっちゃいますね(^^)/
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安い、美味いだといいのですが (Sugar)
2007-02-24 10:40:09
MESSAさん、どうもです。
明日ハンコックさん宅訪問予定(^^ゞ
さて、このクリプシュ、見目麗しいんですよね。
輸入元がヤマハというのは驚きですが、とにかくジャズを軽く綺麗に鳴らすのは、間違いない(断言)。僕は、トールボーイ大好き人間ですので、82がいいです。ハイ。でもこの上に83というのがあって、ウーハー3発なのですよ。重量も・・・。
というわけで、ヤマハがこの上位機種を発表してくれたら欲しいです。
なんたって値段が安い。いいんだろうかと思ってしまいます。
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値段的にもひかれますね~ (MESSA)
2007-02-24 12:24:27
 おおっ。ハンコック亭訪問ですか!私もラック等の変化で音がどうなっているのか興味津々です。
 実は、SugarさんのHPやオフ会での影響を受けて、少しジャズ(女性ボーカル物だけですが(^_^;)も聴き始めたので、落ち着いたらサブシステムで使ってみたいなぁと妄想中です(^^)/
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