菅井の東工大ブログ

東工大工学部に長岡高専から編入した菅井直人のブログ。そして博士3年に。

国公立二次入試

2009-02-26 14:38:43 | 東工大生活
昨日・今日と二次入試が行われています。
一昨日から受験生らしき人が受験会場の下見に来ていました。

ちなみに、入試期間は、学生は許可を貰った人しか
大学に立ち入れなくなります。

今朝、受験生の行列に遭遇したのですが、
数十人いる受験生中、女子学生は4人しか見ませんでした。
なんかもうこれはこれでスゴイ。
本当に東工大は共学校なのか。


今日はそれほど寒くもなく、受験生の方が
実力を発揮しやすい環境にあるのではないでしょうか。
受験生の皆様、グッドラックです。

修論発表余話

2009-02-21 22:02:37 | 東工大生活
東工大大学院の有機・高分子物質専攻は、
学部組織の有機材料工学科と高分子工学科が
合わさって大学院となっています。

そのため、多くの学生は
有機材料工学科か高分子工学科出身です。


全ての修論発表が終わった後、有機材料のT先生が
「高分子の学生は発表の後に『審査ありがとうございました』
 って、挨拶に来るんだね!」
と、高分子のU教授とおしゃべりしてました。
U教授はにやりと笑って
「高分子は、礼儀がいいからね」
だそうです。

修論発表終了

2009-02-20 21:54:14 | 東工大生活
今日で、有機・高分子物質専攻の修論発表会が終わりました。
いくつかの研究室では、リフレッシュルームで
お疲れ様飲み会をしているようで、笑い声が聞こえてきます。


2日間、2教室で朝から夕方まで発表だらけでした。
20分発表、10分質疑応答(または30分/15分)という
短い時間に修士過程の2年間分が詰まっているわけです。

完璧に発表して、審査の先生に
「ちゃんとやってあるから質問のしようがないけど~」
なんて言われている方がいたり、
何もそこまで、と思ってしまうほど
先生方に研究の不備を指摘され続けている方もいました。
中には頬がこけている方も…。


他の研究室の研究内容を聞く機会はそうそうないので、
研究の内容からプレゼンのスタイルまで、
いろいろと刺激を受けた2日間でした。

と言いつつ、卒論がまだ終わっていない菅井。

酸っぱかったり苦かったり

2009-02-14 16:39:31 | 東工大生活
ここのところ、卒業研究の内容を論文にしよう
という話を教授としていたので、
先日、先生と研究内容のチェックをしました。

結果。
今の内容では、投稿予定の学術誌のレベルに達していないため、
もう一つ新しいものを合成してから論文にすることになりました。


うぉぉぉ。
去年から論文の話をしていたのでその気になっていた…。
少しレベルの高い学術誌を目指しているので仕方ない
ことなのですが、やっぱり研究は甘くないです。
うぉぉぉ。

台湾派遣と美術検定

2009-02-05 18:20:43 | 東工大生活
昨年6月に台湾中央大学の学生が訪問したことを受け、
東工大高分子基礎センターが今年3月に
台湾へ学生を1週間だけですが、派遣します。
で、菅井も行けることになりました。嬉!

アジア圏で佐渡ヶ島より遠くに行くのは初めてです。
英語でのプレゼン等、不安はありますが今から楽しみです。


また、私事ですが、
昨年秋に受験した美術検定3級に合格しました。
「意外とそういう専門外のことが将来役に立ったりするんだよね。
 スティーブ・ジョブズにとっての文字芸術(calligraphy)
みたいなことになるかも知れないよ」
とは、高専のずっと上のOBの方の言葉。

美術検定をもとにsugaiPodを発売する日も遠くはない…!
それは冗談ですが、研究や仕事に直接の関係はなくとも、
人生が豊かになるんじゃないかな、なんて思っています。

ちなみに、3月には新潟清酒達人検定も受検します。

再び山形大の褌で相撲を取る

2009-02-04 18:16:25 | 東工大生活
山形大学機能高分子工学科のホームページに、
科学研究費補助金から見る全国大学総合ランキング
掲載されています。

1998-2002年度と、少し古いデータを基にしていますが、
東工大は高分子合成分野で1位、高分子構造・物性分野で2位でした。


東工大は高分子だけに強い訳ではないようで、
合成化学分野と無機工業化学分野はそれぞれ2位、
工業物理化学分野は5位でした。


山形大さんには、一方的に借りを作った気分です。

山形大の褌で相撲を取る

2009-02-03 17:35:37 | 東工大生活
山形大学機能高分子工学科のホームページで、
基礎高分子科学分野における大学(学科・専攻)ランキング
掲載されていました。
山形大学が4位にランキングされたそうです。


東工大はというと。
我らが有機材料工学科と高分子工学科が、
基礎高分子科学分野で3位、
機能性高分子分野で1位となっていました。
すげえ。

どちらの分野でも自由な雰囲気であることが指摘されていました。
こういうことは、内部にいると気付かないものです。

ちなみに、同じ東工大からは生命理工学部の
生命工学科が機能性高分子分野で8位にランクイン。


ランキングが全てというわけではありませんが、
改めてスゴい環境で勉強・研究できているんだな、
と感じた次第です。


このランキングは、
「学問前線2006理科系100分野の大学・学科・専攻ランキング」
(河合塾編/著、角川書店発売)からそのままスキャンしたようです。
こういうのは著作権とか問題ないのだろうか。

タイトルには時事ネタを入れてみようかと…。