菅井の東工大ブログ

東工大工学部に長岡高専から編入した菅井直人のブログ。そして博士3年に。

近代文学

2008-07-25 23:01:15 | 東工大生活
研究に必要な知識を得る専門科目の講義も大事ですが、
単純に知的好奇心を満たしてくれる趣味の講義も
同じくらい僕にとっては重要で面白いです。

今期、趣味の講義として「近代文学」を受講しました。
明治の二葉亭四迷から昭和の三島由紀夫あたりまで
日本の近代文学、特に私小説について学ぶ講義です。


まず、その日の講義で取り上げる作品が配られ、
その作品を先生が音読します。
そして作品の背景や、その作品に対する評論家や
作家の評価を比較していく、という流れです。

名前だけは知っていたけれど読んだことが無かった
作品はもちろんのこと、作家も作品名も知らなかった
作品にも触れることができました。


これからは、岩波文庫を手に取る機会が増えそうです。
高専時代に先生から教えて頂いた読書の意味が、
少しずつ分かってきたような気がする今日この頃です。

出向講師

2008-07-25 22:18:12 | 東工大生活
東工大はもう夏休み間近です。

クリエイティブ・ライティングでは、英語書籍で有名な
研究者で編集者をしている方が講師をしています。

先日、最後の講義があったのですが、その際、
「私は研究社から出向という形になっているので、
 お金は会社の方に支払われて
 交通費190円しか支給されていませんが~」
とおっしゃっていました。

後で出向手当とか出るのかな…と思いながら、
社会の厳しさと会社のシステムに驚きを隠せませんでした。


でも、それに続く言葉は
「それでもこの講義を担当して本当に良かったです」
でした。
この講義では十数名の学生の英訳の添削をするので、
かなり面倒な仕事なはずなのに、この言葉。
企業人の器の大きさと学ぶ意欲を感じました。

生命理工学部合格発表

2008-07-17 20:02:35 | 東工大生活
生命理工学部の推薦編入試験は、
例年7月初めに行われます。

今日は、その合格発表の日でした。
生命理工学部は神奈川県のすずかけ台キャンパスにあるのに、
合格発表は東京都目黒区の大岡山キャンパスで行われました。


編入試験を受験していた長岡高専の後輩がいて、
頼まれていた合格速報を送りました。
写メールはこういうときに使うのだな、と実感。
合格したそうです。おめでたい!

大学での掲示から1時間後に大学のホームページでも
合格発表が行われるので、見に来ている人はいませんでした。
おそらく、その後輩が合格をいちばん先に知った受験生でしょう。


工学部と生命理工学部の学力試験は、
8月末に試験、9月初めに合格発表なので、
その際にはこのブログでも写真を載せて
合格速報を出そうかな、なんて考えています。

ベルギー絵葉書

2008-07-15 19:53:46 | 東工大生活
研究室に、ベルギーから絵葉書が届きました。
差出人は、研究室の教授。

僕の所属する研究室の教授は
ベルギーに留学していたことがあり、
そのつながりもあってか、現在ベルギー出張中です。

ビール好き(特にエビス)の教授らしく、ビールの絵葉書でした。
絵葉書を送ってくるなんて、意外におちゃめ…。
文面からは出張をエンジョイしている様子が伝わってきました。


先週のアメリカ出張ではお土産がなかったので、
ベルギー土産を楽しみに待ちたいと思います。

有機vs永田研

2008-07-15 00:39:49 | 東工大生活
以前から書いているように、
有機材料工学科の学生で金属工学科の
ソフトボール大会に参加しています。

大会の最終戦で、全敗チーム同士の対戦となりました。
有機vs永田研。

スコアはうろ覚えですが、14-8くらいで
有機チームの勝利となりました。
二枚看板のピッチャー、堅い守備、シュアな打撃と、
大会を通じてチーム力が上がっていった感じです。
ちゃんと練習をしていればもっと
勝てていたのでは…と思える内容でした。

この試合、菅井は足を引っ張りまくり、
チームに迷惑をかけまくりました。
日頃から時間を作って運動しないとです…。

おわび

2008-07-15 00:32:58 | 東工大生活
週2回更新を宣言したばかりなのに
早速先週は無更新となってしまいました…。

決して忘れていたわけではなく、
先週新潟に帰省したのでどたばたしていたため
更新の機会を逃してしまいました。

久しぶりに緑に囲まれてゆっくりして、
しっかり充電してきました。
学部1~3年生は夏休み間近ですが、
学部4年生は研究&院試シーズンです。
ブログの更新もがんばります。

専攻説明会で見学

2008-07-04 14:22:21 | 東工大生活
僕が所属している手塚研究室は、
有機・高分子物質専攻に所属しています。

その、有機・高分子物質専攻の説明会が
主に外部の学部4学生に対して行われました。
説明会後、研究室見学が行われ、
手塚研にも15名ほどの学生さんが見学に来ました。


まずはじめに教授のお話がありました。
その後はポスターを使って研究内容を紹介し、
研究室の中や測定機器を実際に見てもらい、
質疑応答をした30分となりました。

質疑応答の時間に逆質問で
「手塚研に来たい人はいますか?」
と聞いたところ、
「まだここを受けるかどうかも分かりません」
との答えが。
やはり進路を決めることなので、難しいようです。


写真は、教授のお話を聞く見学にきた学生さんたちです。
※専攻説明会が行われたのは5月17日です。

夜の本館屋上

2008-07-02 22:26:56 | 東工大生活
先日、研究を終えて帰宅したところ、
「いま屋上にいるからすぐに来い!」
との電話が。

こんな時間に…と思いつつも
お茶とお菓子を持って再び学校へ。
このとき既に23時を過ぎていました。


本館の入ったこともないような場所を通り、
誰も使っていなそうな階段を上って初めて屋上へ。

屋上は寒かったものの、目の前には
なかなかの夜景が広がっていました。

でも、校舎のいくつもの部屋では
実験中のようで明かりがついていました。
ある意味不夜城、東工大。


途中、警備員さんが屋上まで見回りに来て
怒られるのかなと思ったものの、
「あんまり騒いじゃだめだよ」
と優しく注意されただけでした。